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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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カテゴリ:恵州の事( 68 )

恵州の東北料理

現在住んでいるのは、広東省恵州市。でも、普段一緒に仕事をしているのは、黒龍江省出身が2名、湖南省1名、河南省1名、四川省3名、台湾人1名、ほかに香港人や江西省などいろいろなところから恵州に来て仕事をしている人たちである。河南省出身のZ君、会社の近くで東北料理を見つけたと言って報告に来た。東北料理といえば、大体北京から北方の地方料理をさすようで、一口に東北料理といっても、地方によって異なるらしい。

毎日の夕食時、何を食べようかと迷う日々である。毎日高価な日本食を食べに出かけるわけには行かない。そんな私にとって、耳寄り情報である。早速Z君を伴って出かけてみた。場所は恵州市恵台工業団地の入り口近く、スーパー大栄の道路を挟んだ反対側にある。
店の外観
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50~60人を収容できそうなテーブル席と、10数名が利用できる個室が2部屋ほど。さほど大きな店ではない。
東北料理の代表格は何といっても餃子。餃子メニューだけでも十数種類ある。基本は水餃子。だが、今回は焼き餃子をオーダーしてみた。今までに中国で何度か食べた餃子に比べて形はやや小ぶりだが、味は悪くない。やはりラー油の入った酢醤油をつけて食べる。
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一口に東北料理の餃子と言っても、実際には地方によって異なるらしく、黒竜江省風味とか具体的な地名をつけたものもある。

もうひとつの名物料理は、名前は忘れてしまったが、多分豚の背骨部分を砂糖醤油みりんなどで味付けをしてやわらかく煮込んだものと思われるものである。これが美味しい。なかなかワイルドな食べ方で、手づかみで(大概、ビニールか何かで出来た手袋の形をしたものでカバーするのだが)骨付き肉をむしゃぶり食べる。
食べる前はこんな雰囲気
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食べた後は骨だけが残る。
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そのほかにも、たくさんの東北地方独特の食べ物があり、中には朝鮮料理に近いものなどもある。地理的に近いため、食文化も近いのであろう。

私の感じでは、この店の料理は、(多分東北料理は大概そうだと思うのだが)広東料理などに比べて油っぽくなく、日本人にしてみれば食べやすいのではないかと思う。さほど高くも無く、今後の夕食の選択肢が広がったように思う。
by wata1150 | 2007-05-11 14:36 | 恵州の事

突然の停電

連休中の今朝、起きたら、洗面所の電灯が付かない。あれっ?と思って、室内灯を付けてみるが、やはり付かない。

一昨年、上海に住み始めてまもなくの頃に停電を経験した。許容量以上の電源を使ったせいでヒューズが切れたのだった。従って停電は我が家だけで、他の家はなんとも無かった。しかし、夜だったため、また、上海に着たばかりの頃で、言葉の問題が重なって復旧まで非常に苦労をした。

上海の経験が頭をよぎった。私の住んでいるところは、会社の構内にある、幹部社員寮である。が、住んでいるのはほとんど香港人で、今はほとんどの人が、香港に帰っている。従って、現在寮にいるのは私と、もう一人の住人だけである。が、彼も多分昨日から外出しているはず。つまり実質この寮にいるのは私一人と言うわけである。

部屋の廊下に出てみた。非常灯が付いている。つまり、この建物全体が、停電しているわけである。食堂に下りてみた。冷蔵庫を開けると、水はまだ冷えたままになって入っていた。停電してから間もないと言うわけである。がトースターは使えない。コーヒーを沸かすことも無論のこと出来ないのである。

部屋に戻って水道の栓をひねってみた。水は出るがお湯は出ない。電力を使用するボイラーだからお湯は止まってしまうのである。コンピュータはバッテリーだから使えるがインターネットは使えない。モデムの電源が切れているのである。また、エアコンが入らない上に、今日はあいにくの(?)好天気。室内の温度は上がりだしている。

携帯の充電をして置いてよかった。携帯は使える。いざとなれば、T小姐かZ君かを呼んで助けてもらえばいい。少し待ってみるか・・・と、本を読み始めた。が、15分くらい待っても回復しない。会社のガードマンのところに行って聞いてみるか・・・と、思ったが、まずはZ君に電話してみようと、電話をかけてみた。ん?「電源が入っていないため、つながりません」ははーん!さては夕べ充電せずに寝てしまったな?とおもい、今度はT小姐にかけてみた。事情を話して調べてもらうことにした。程なくして、彼女から「一時間くらいで復旧するそうです。」との連絡があった。

どうも工業団地全体が停電しているらしい。何か工事でもやるのか?はたまた、事故の影響で倒れた電柱の修理か。どうも予告なしに停電されたらかなわない。ま、私の場合は予告されても意味がわからないけど・・・と一人で苦笑をしてしまった。

ともかく、これで、どうやら何とかなると、朝から昼寝をすることに。11時過ぎに再度起きだしてみると、すべて何事も無かったかの様に復旧していた。恵州は中国の田舎町・・・などと言っているが、やはり電気が止まると何も出来なくなってしまう。そういった意味では、やはり現代の科学技術の恩恵を常に受けて活動している町だということを知らされた。
by wata1150 | 2007-05-02 23:59 | 恵州の事
恵州市内にある5星クラスのホテル。出来てからまだ一年位か?会社のコーポレートで約45%引きの料金で泊まれると言う事で、会社に来ていただくお客さんには、大概このホテルに泊まっていただいている。

明日から労働節の4連休という今日、夕食がてらでかけてみた。お相手は秘書兼通訳のT小姐。何でも同棲中の彼氏が珠海に日帰り観光旅行とかで、夜遅くに帰ってくるのだそうで時間が有るからと言うことで付き合ってくれた。

以前、ブログで知り合った、同じく恵州のどこかにお勤めの“よっき”さんからの推薦もあり、ホテルの2階にあるイタリア料理はやや高めだが美味しいとの事で、ちょっと奮発してみることにした。何せ普段は、値段は安いが、油べっとりの広東料理や客家料理しか食べていないのだから、久しぶりに本格的イタリア料理だったら、いいかもしれないと思ったのである。

前回の投稿のときに紹介したが、会社の前に来る一元バスはもう無い。27番のバスで恵州市内に行き、それからタクシーで康帝国際ホテルまで行くしかない。明日から連休と言うこともあり、一元バスは運行禁止と言うことで27番のバスは満員の混み様だった。恵州市内まで2.5元、約30分で市内に到着。そこからタクシーで5元、基本料金内で康帝国際ホテルに到着する。

康帝国際ホテルは恵州西湖のほとりにたたずむホテルで、ホテルの上層階からは恵州西湖の湖面が見渡せ、夜にはライトアップされた西湖に浮かぶ島々や、塔が見えて、なかなかの景観である。
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ホテルの一階にはロビーと軽食とピアノバー、コーヒーショップがある。そしてロビーの奥まったところにはSPAがある。このSPAにはサウナのほかにお風呂があり、過日我が社の老板に付き合って行った事がある。マッサージなどの追加サービスが無ければ一回70元くらいで利用できる。恵州にはほかにもサウナやマッサージのサービスをやってくれるところはあり、何箇所かは行ってみた。が、お風呂のあるところは・・・無いのである。シャワーだけで、後はサウナで汗を流し、中国名物の足裏マッサージや全身マッサージ、タイ式マッサージなどでリラックスする。が、ここ康帝国際ホテルにはサウナ以外にも大きな浴槽があり、泡風呂もある。やはり、日本人は浴槽の中でお湯に浸かり、のんびりするのがリラックスには一番であると思う。

ホテルの2階には日本料理のレストランとイタリア料理のレストランがある。
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今日はお風呂に入るわけには行かないが、イタリアレストランで、ちょっとだけ豪華な夕食をとることにした。ところでT小姐、イタリア料理は食べたことが無いと言う。美味しくはなさそうだとか、いろいろ言い訳をしながら、やはり安心できる中国料理系のレストランに行きたがっているようである。

レストランに入ってT小姐の緊張はピークに達する。安心して任せておきなさい、と言いながらガーデンテラスのそばに席を取り、メニューを頼んだ。イタリア料理といえば、パスタとピザが定番。特にパスタは中国では“意達利麺”と呼ばれ、それほどなじみが無いわけでもない。ピザとて、ピザハットなどは上海などでは食べることが出来る。もっとも、恵州ではお目にかかることはほとんど無いのだが。

白ワインとイタリアンサラダ、スープはクリームスープとトマトスープ、パスタとピザ、そしてデザートにフルーツとアイスクリームをオーダーした。ウエートレスに聞いてみると、ビュッフェ形式の食べ放題のメニューが有ると言う。一人128元。たくさん食べる人ならば、かえって安いのかもしれない。もっともワインは別だとのこと。

ステーキとか魚料理を頼めば、良いのだが、Tさんが、怖がって“食べれない”と拒否するので、次回チャンスがあるときにしようと、今回はあきらめた。

白ワインから口にしたTさん、思わずにっこり。美味しいと言う。で、サラダは?一口食べてドレッシングが美味しいと言う。うんうん。で、恐る恐るクリームスープ。「おいしい、おいしい」最初は大きなボールに入っている白っぽい液体に少々ビビッていたTさんだったが。トマトスープは?「おいしい」やっと来たパスタとピザ、一口ずつ味見をしては、「おいしい」を連発。

よかったねえ、誘った私のほうがうれしくなってしまった。さっきまであれほどビビッていたのが嘘の様である。すっかり気に入ってくれたらしく、話もそこそこに一生懸命に食べてくれた。

久しぶりに、美味しくて、豪華な(とまでは行かないが、恵州ではめったに無い)夕食をとり、ご機嫌で会社に戻ってきた。内心、これは一ヶ月か2ヶ月に一度は、風呂に入ってイタ飯をたべて・・・などと思いながら、リラックスをして食べた夕食だった。
by wata1150 | 2007-05-01 11:23 | 恵州の事

交通事故

昨日、老板に誘われ、恵州市内に食事に行こうとしたら、工業団地の入り口が大渋滞である。どうも事故らしい。やむを得ず、急遽遠回りをして恵州市内に行った。

今朝、出勤してみると女子社員がワイワイガヤガヤ、何かを話している。T小姐とP小姐に聞いてみると、どうも昨日の事故の話題。で、その内容は・・・?

砂利を満載したダンプがカーブを曲がりきれず横転し、ちょうど通りかかった一元バスを押しつぶしたらしい。一元バスには週末の夕方で、近郊のスーパーに買出しに出かけたりする近在の工業団地に勤務する若い女子社員達が乗っており、そのうち8名が死亡したとのこと。悲惨な事故だったらしい。話によれば、私が勤務する会社の隣の欧州系の会社の女子社員も2名亡くなったとか。我が社の従業員の被害は幸いにも無かったとのこと。

この工業団地にはたくさんの、外資系、中国系、香港系の企業が進出しており、また、いまだに団地造成工事は継続している。その関係で大型の工事関係車両も日中から夜間にいたるまで団地内の幹線道路を、砂埃を上げて走っている。しかし、こういった工事用車両には整備不良車も少なくないと言う。

確かに運転席のドアが外れたまま走っているダンプカー、後輪4輪のうち一本がパンクしたまま走っているトラック、磨り減ってタイヤの溝がなくなってもまだ走っている車などは普通に見かける。ブレーキパッドが磨耗してキーキーと言う音を出して走っていたり、クラッチ板が磨耗して上手くギヤーが入らない状態だったりしているのはざらで、オイル交換をしていないため、エンジンが磨耗して煙を出していたりしながら走っている、いわゆる整備不良車も多い。

また、運転マナーも非常に悪く、方向指示器を出さないで右折や左折をしているのは良い方で、進行方向を逆走したり、道路を直角に横切ろうとして、他の車両の進路を妨げたりしているのを良く見かける。
クラクションを鳴らして、反対車線にはみ出して強引に追い越しをしたり、ともかくそのマナーの悪さは目に余るものがある。従って、接触事故や衝突事故は車で道路を走っていれば頻繁にお目にかかる。

昨日の事故は、どういう状況で発生したのかはわからないが、多分整備不良か、マナーの悪さかまたはその両方が原因であったと想像される。

一元バスは、どうも無認可の個人営業であったらしく、どうも災害保険などにも入ってはいなかったらしい。従って、警察は一元バスの営業を禁止にしたらしく、今日は会社の付近に一元バスを見ることはできない。また、一元バスは少なくとも10台くらいはあったと思われるのだが、うわさによれば、その会社の老板は責任追及を恐れてか、または膨大(?)な罰金を恐れてか、昨夜のうちに夜逃げ(?)をしたらしい。死亡した、あるいは死亡にはいたらなくとも、怪我をした被災者に対する保証はどうなるのか?

一方、昨日までこの一元バスで仕事をしていた人は、その仕事を奪われた。しかし誰も保証をしてはくれない。今日からの生活も難しくなるのだろう。また、被災にあった人が勤務していた会社とて、影響は少なくないであろう。どのような仕事をしていたのかはわからないが、今日からの仕事には、すぐには代わりの人を見つけるのは難しいかもしれない。

我が社の従業員にとっても影響は皆無では無い。一元バスに乗って通勤していた人はたくさん居る。路線バスが頻繁に通る幹線道路まで出るにも、徒歩で行かなければならず、不便である。バイクタクシーもあるが、危険だし、無許可営業なので、事故のときの補償もないため、会社としては使用禁止にしている。毎日の通勤に支障をきたす人は一人や二人ではないだろう。今後、どのような対策をしてゆくのか、総経理や人事担当副総経理にとっては頭の痛い問題である。

私は、2月のスリの被害にあった以降、老板が気を使って、いつでも社用車を使用できるように配慮してくれた。従って、当面大きな被害は無いのだが、休日の昼間に私の個人的用件に社用車を使うのは気が引ける。運転手にとっても休日は欲しいであろうし、いろいろ個人的用件もあるだろうから。が、安全性を考えれば、整備の行き届いた(と、思われる)社用車の利用が現在のところ、もっとも安全な気がする。当面は運転手には気の毒だが、できるだけ社用車を使うようにしようと思う。
by wata1150 | 2007-04-29 15:22 | 恵州の事

労働節の休み

中国の長い休みには、春節(旧正月)、労働節(5月)そして国慶節(10月)である。日本と違い休みは少ない。それだけに労働者にとって貴重な休みを如何に過ごすかは大切なのである。

今年のわが社の労働節休暇は4月30日から5月3日までの4日間である。本来は5月1日から3日までなのだが、4月29日の日曜を出勤し、30日を代休とすることで連休が一日伸びたと言うわけである。

C君は桂林へのグループ観光を皆に誘っていた。飛行機で往復し、3泊4日で2000元強。まあ、リーズナブルか。しかし、本給が1000元強、手当てをもらってやっと2000元強にしかならないローカルスタッフにとって、結構つらいものがあり、この案は断念したらしい。

彼と、彼の彼女はこの界隈で大手のS社のメンバーが主宰する桂林へのグループ旅行に参加することにしたらしい。往復貸し切りバスで、片道10数時間、3泊4日だそうで、5月3日に帰ってくるらしい。私にも誘いがかかったが、このような大勢での、しかも強行日程の旅行は私のような年配者にはつらいし、言葉がろくに通じないのだから、C君と彼女に迷惑がかかる。それでお断りをした。

秘書のT小姐、彼氏の会社の珠海旅行に誘われたらしいが、日程が合わず断念。代わって近郊の海岸リゾートに行くことにしたらしい。

業務部の親分格のY小姐、同じ業務部のR経理に旅行費用のカンパの交渉をして、上手く500元をせしめてきたらしく、何人かの女性で近郊の観光地に遊びに行くらしい。

5月の労働節は3日ないし4日しかないので、故郷に帰る人は少ないらしく、近郊のリゾート地や観光地に1~2泊の小旅行をして過ごすのが慣例らしい。

この季節、日本は4月29日頃から5月5日頃まで一週間前後の休暇がある。私も、以前の会社ではこの一週間の休みを使って、家族旅行をしたり、温泉に行ったりと結構楽しみにしていた。ちょうど初夏にかかる頃なので遊びに出かけるには気候的にちょうど良いのである。

恵州では、多少日本よりは暑いかもしれないが、まだ凌げないほどではない。この時期がもっとも遊ぶにはいい時期なのかもしれない。

私は・・・?現在のところ、予定なし。当初は帰国しようかとも考えていたが、日本で採用する連絡員が5月はじめから恵州に来て研修をすることになっており、5月末に日本に戻り、日本顧客向けの対応に当たる予定なので、そのときに一緒に日本に行き、ついでに少し休暇をとって、家に帰ってこようかと思っている。

ということで、連休にはどこにも行かず、恵州でじっとしているか、深圳辺りに買い物にでも行くかなどと考えている。
by wata1150 | 2007-04-22 21:50 | 恵州の事

恵州におけるお金事情

過日、飲料水を購入するため、近所の小さな商店に行った。500ccのペットボトルの飲料水一本1元2角であった。お店のおばさんにコインで1元を一個と1角を2個渡した。ところが、お金を受け取るのを嫌がっている様子。

あいにく、一人で行ったので通訳さんはいない。多分偽物のお金と思って、受け取ってくれないのかもしれないと思った。そこでポケットから全部のコインを取り出し、好きコインを取ってくれ、というつもりで提示した。ところが、いやだという。なぜなのかわからない。仕方がないので、財布を取り出し、5元札を一枚渡すと、にっこり笑って受け取ってくれた。そして、くしゃくしゃの手垢で汚れたお札で3元8角のおつりをくれた。

あまりにも汚いお札なので、身振り手振りで、コインでくれませんか?とたずねてみた。ところがコインはないらしい。少しでもましなお札を選んで、返してくれた。どうも、私はきれいではないお金は好きではないことを理解してくれたらしい。

最近、深圳では、地下鉄が走り、地下鉄の切符は自動販売機なので、コインかきれいなお札でないと使えないようになっている。シワシワの汚れたお札は自動券売機で認識できないからである。わずか車で一時間ちょっとの距離でも、こんなに違うのかと、不思議なくらいである。

なぜ、くしゃくしゃのお札なのか、不思議でならない。私は習慣的に財布を使う。会社の香港人や台湾人も大概財布を使っている。財布を使っている限り、お金はくしゃくしゃにはならない、ハズ。ところが若いOL連中は財布を持たずに、お札をくしゃくしゃにしてGパンのポケットに突っ込んでいる。秘書のT小姐に聞いてみた。彼女も財布は持っているが、100元札を数枚入れており、その財布はハンドバックに入れて、大事に保管されている。で、50元札以下の小さいお金はGパンのポケットにしわくちゃなまま、まさに“突っ込んでいる”のである。町を歩くときはポケットに手を突っ込みながら。多分、お札を握り締めているのであろう。だとすれば、くちゃくちゃで、手垢に汚れたお札になるのはうなずける。

T小姐に聞いてみた。彼女、明快に答えて曰く、これはスリによる被害防止なのだそうだ。財布をズボンのポケットに入れておくと、狙われやすい。だから、財布を見えないようにハンドバックの底に忍ばせておき、必要な小銭はできる限り、くちゃくちゃにして、Gパンのポケット、しかも前ポケットに入れておく。できれば手を突っ込んで握り締めておく。これだったらまず取られることはない、ということなのだそうだ。私も、以前、ブログで紹介したように、香港や恵州でスリの被害に遭った。それだけ、この近所では治安が悪いということである。

では、なぜ恵州ではコインではなく、お札なのか?これにも理由はあった。偽札、偽コインである。大分前に書いたことがあるが、中国では依然として偽札が多いらしい。コインは使い慣れていないため、判別しにくい。また、中国では短期間でコインのデザインが変わったという経歴があり、お店では両方とも、偽者という扱いをして、受け取らないのである。初代のコインは、なおさら、ほとんどの店で受け取ってくれない。銀行に持っていって交換すればできないことはないのだが、一元だけ交換するのも面倒である。従って受け取らないのがベストというわけである。更に、新札は疑ってかかるのが常識だそうで、使い古したくしゃくしゃのものは、今までに皆の手を渡っているから、という理由で偽札ではないから使える、というのである。確かに多くのお店に、何はなくとも100元札の偽札判別機が置いてある。これで2~3回通し、問題ないならば受け取ってくれるというのである。が偽札判別機は100元札用が有るだけで、50元札以下にはない。だからしわくちゃ札なのである。

なんとも、恐れ入った話であるが、事実なのである。最近、私も、必要以上のお金は持たず、裸のお金をズボンのポケットに突っ込んで持ち歩くようになってきた。生活の知恵なのか、その地域の文化になじんできたのか。
by wata1150 | 2007-04-18 21:07 | 恵州の事

続 厚切りのパン

私が、厚切りのトースト用のパンを探し回っていたことを、老板が誰かから聞いたらしい。「たまたま香港のオフィスの近所で見つけた」とか言って、老板が厚切り・・・とは言っても6枚切り程度なのだが・・・私のオフィスのデスクに置いていってくれた。

彼は、自分が老板であるにもかかわらず、結構細かいところに良く気が付く人のようである。もう少し、大きく構えて、どっしりしていればいいのに、と思わないでもない。

ところで、折角パンがあっても、トーストして、マーガリンかバターを塗り、またはジャムかママレードが無ければ始まらない。トーストを焼くには・・・これも老板が気を使ってくれて、幹部社員寮の食堂にトースターを買ってくれ、4枚切りは入らないが、6枚切りは焼けるようになった。

マーガリンは以前、深圳のJUSCOで見つけて買い置きしていたものが残っていて、時折それを使っていた。また、ジャムもJUSCOでストロベリーやブルーベリーなどを見つけて買っておいた。ところが、最近、厚切りのパンを恵州で見つけたので、頻繁にトーストを食べていたせいか、買い置きをすっかり使い切ってしまった。

今日、夕方久しぶりに早めに仕事を切り上げ、秘書嬢と共に恵州市内のデパートに行き、マーガリンかバターと、ジャムを買いに出かけた。恵州市内にはいくつかの大きなデパートがあり、超級市場と呼ばれるスーパーマーケットを併設していることが多い。香港系のとあるスーパー、ここならあるだろう、と中に入り2階の超級市場に。輸入食材売り場や、乳製品売り場などを捜し歩いた。マーガリンもジャムも置いていない。牛乳とヨーグルトはあったが、チーズもバターも無い。

10分ほど歩いたところにある、別の大きなスーパーに行った。中を一回りした。輸入品売り場でブルーベリーとストロベリーのジャムを見つけた。おおー!いいぞー!と勢い込んでバターを探した。やはり見つからない。店員に聞いてみると、どうも無いらしい。売り切れたのではなく、はじめから置いてないのである。大体、秘書嬢に、店員に聞いてみるように頼み、聞いてもらうと、ジャムとか、バターとかマーガリンとか言う単語が、店員さんに通じないのだという。

さらに別のデパートの2階にある食品スーパーに行ってみた。もう、歩き回ることはせず、いきなり店員さんを捕まえて、聞いてみる。バターとかチーズとかマーガリンというものを知らないようだった。それ、何ですか?と逆に聞かれる始末。

上海ではカルフールに行けばいろいろな種類の、バター、マーガリン、チーズが簡単に手に入る。ジャムも、日本製でも、ブルガリア製でも置いている。深圳ではジャスコに行けば手に入る。ところがここ恵州では、単語すらわからない始末なのである。

あさっては日曜日、深圳に買出しに行くか・・・と思いながら、マーガリンを恵州で入手することをあきらめて、秘書と、簡単な夕食を取って会社の寮に戻ってきてしまった。今更ながらに、恵州とはなんと田舎なのか、というよりはパンを食べるという食習慣がまだあまり無い・・・ということを実感させられた買い物だった。
by wata1150 | 2007-04-15 07:55 | 恵州の事

コーヒー (咖啡)

オフィスにて欠かせないのが、中国茶とともにコーヒーである。以前、中国茶は美味しいく、またその香りもすばらしいという話を投稿した。
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中国茶は確かにいい。が、今まで長い時間コーヒーを身近にしながら生きてきただけに、コーヒーもまたなかなか手放せない。

大分以前に中国で美味しいコーヒーを飲むことはなかなか難しいことをブログで紹介したことがある。その理由は(1)中国にまだコーヒー文化がまだ十分行き渡っていない事、(2)中国茶を飲む文化が独自に存在すること、(3)コーヒーに適した水がなかなか無いこと、(4)そして、何といっても価格的に高くつくこと、などが挙げられる。

そして、上島コーヒーや、いくつかの地元資本のコーヒーショップがあり、ミルクと砂糖がたっぷりと入っているコーヒーを提供しており、コーヒー(咖啡)という名前だけは十分にいきわたっていること、など、コーヒー文化を展開する下地だけは十分にできてきていると思われる。藍山(ブルーマウンテン)、摩加(モカ)、巴西(ブラジル)などというブランドも知られてきている。

そして、最近はスターバックスなど、海外ブランドのコーヒーショップが中国国内でかなり強力にチェーン展開を始めており、ここ恵州でもスタバのコーヒーは飲むことができるようになってきている。また、KFCやマクドナルドの店も多々あり、アメリカンコーヒーを飲むことができる。

さて、私がオフィスでコーヒーを飲むときは、というと、(1)インスタントコーヒー、(2)簡易ドリップ式、(3)ドリップコーヒーの3種類からそのときの状況でチョイスしている。

インスタントコーヒーは、近所のスーパーでも簡単に入手できるので、切らしてもすぐ補充できる。が、価格的には日本の1.5倍くらいの値段はするだろうか。
時間が無いとき、会議の合間などには便利である。
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簡易ドリップ式や、ドリップ式コーヒーのコーヒー豆は恵州では入手できない。深圳や香港などに出かけたときに多めに仕入れてくるしかない。特に簡易コーヒードリップは、現状では日本に帰ったときに仕入れてくるしかないようだ。
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只、挽いたコーヒー豆にお湯を注ぎ、辺りにコーヒー独特のにおいを充満させたときには、至福の思いがする。インスタントコーヒーではなかなかこのようなことはできない。心を落ち着け、物事を考えたいときなどは、やはりドリップ式のコーヒーに限ると思う。
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やっと、最近はオフィスの一隅にある個室にもなじんできて、朝は秘書がコーヒーやお茶を入れてくれ、仕事に集中できる環境ができてきている。うれしいことである。
by wata1150 | 2007-04-10 14:34 | 恵州の事

ドライクリーニング

私は、普段オフィスで仕事をするときには、綿パンかGパンにポロシャツか、綿のシャツ、寒いときにはその上にセーターをきるか、パーカーを羽織っている。靴はスニーカーか運動靴である。ビジネスシューズなどはめったに履かない。洗濯できるし、しかも洗濯は寮のおばさんに出しておけば、勝手にやってくれて、きれいに折りたたんだものを、部屋に置いておいてくれる。楽なものである。

めったには着ないのだが、時々客先を訪問するときにスーツを着る。スーツは以前に勤務していたときから、妻が、これだけはと、いいものをあつらえてくれていた。私が体型的に肩の高さが左右で異なっており、既製服を着ると、すぐ崩れてしまうという理由もあったが、スーツは男が仕事をするときの戦闘服だから、ということで、ほかのものには余りお金をかけなかったが、スーツだけは・・・と思っていてくれたようである。

私が、現在の会社にお世話になりだしてから、何度か客先を訪問する機会があり、そのたびに、スーツを取り出して着ていた。無論カジュアルな衣類でもかまわないのであろうが、私でも、スーツを着れば多少は緊張し、いわば戦闘モードに切り替わったような気がするのである。

それで、何度か着ているうちに、やはり、ほこりを吸ったり、雨にぬれたりしてくるし、ズボンの折り目も緩んでくる。クリーニングをするのに、日本に帰国するたびに持って帰って、やっていたのではたまらないし、荷物も多くなる。

老板に相談した。どこか信頼できるクリーニングショップは無いかと。

私の会社の老板は20年前に恵州に工場を作ってから、営業を主に担当しながら会社を現在まで維持し、発展させてきた人なので、香港人でありながら、そういったことを良く知っている。彼は、会社の車のドライバーに手配させるから、彼に渡すようにとのことであった。

冬物のスーツ3着を彼に預けた。多少の不安はあった。せっかく妻が無理をしてあつらえてくれたスーツを台無しにしてしまうのではないか・・・と。老板の手配だから、どうにかなるだろうと、彼に任せることにした。

2~3日後、会社の私の部屋に洗濯物が届けられた。
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日本のクリーニングとほとんど変わらない仕上がりと思えた。料金は約120元。一着40元(約600円ほど)。日本よりは安いが、思ったよりは高い。クリーニング設備は高価なものを使っているためか。人件費分だけが安いという感じである。

これで、一安心。今後、ワイシャツやネクタイなども時々は洗濯に出せる。日本にいちいち持ち帰る必要は無い。
by wata1150 | 2007-04-09 09:19 | 恵州の事

厚切りの食パン

中国に来て、毎日3食、中華料理を食べ続けるのはさすがにつらいものがある。決して嫌いなわけではないのだが。中華料理とはいっても、広東料理、湖南料理、上海料理、東北料理、客家料理などさまざまなものをとっかえひっかえ食べるのであるが、総じて油が多く、食後に口の中がねっとりする。それで、中国茶をガバガバ飲み、また口に含んでクチュクチュと行儀悪く口中を洗う羽目になるのである。

たまには、イタリア料理のパスタが食べたいとかピザが食べたいとか思うし、何といっても日本料理を食べたいと思う。が、日本料理は高い。一食で200元程度はする。一週間に一度か2度食べることができればいいほうである。

そういう食生活の中、たまにはトーストが食べたくなる。厚切りの食パンを焼き、外はカリカリ、中はもっちりしたトーストなぞ、思っただけでつばが出てくる。日本にいれば、ごく日常的に厚さ約1cm程度の厚切りの食パンは入手でき、トーストとして食べることができる。

中国のどこのスーパーに行っても食パンは大概売っているようだ。ここ恵州においても、ほとんどのスーパーで買うことができる。価格的にも3元から5元と日本よりは割安。だが、全部薄切り。いわゆるサンドイッチサイズに薄いのである。これではトーストを焼いたら、全部が硬くなってしまう。中のモチモチがなくなる。

上海にいたとき、地下鉄中山公園駅にある、カルフールの脇にあったパン屋さんで、切っていないパンを売っていて、4枚切りを作ってもらっていた。また、静安寺わきのSOGO地下のスーパーでは日本式の厚切り食パンが買えた。また、深圳には大きな店舗を持つJUSCOがある。ここの食パン売り場では6枚切りは買うことができる。しかし、食パンを買うために上海や深圳には出かけられない。何とか恵州で・・・と思って、探していた。

恵州市内にある、香港系スーパーのPARKSON、ここならあるだろうと食料品売り場を捜し歩いた。無かった。ほかにもいくつかのスーパーを探したが・・・無い。捜し歩いては見つからず、いつも、薄切りを買って、寮のトースターで焼いて食べていた。

ある日、市内の比較的静かな雰囲気で、上海で言えば衡山路的雰囲気のある道路を歩いていたとき、一軒のパン屋さんがあった。何気なく、引き寄せられるように中に入ってゆくと、あった!6枚切り厚のパン。店においてあった厚切りパンを全部買い占めた。といってもトーストにして6枚分だけ。6枚切りを2枚ずつにして包装してある。あまり売れないのだろう。私が買うのをみていた店員が不思議そうにしていたくらいだから。

その話を会社で、秘書のT小姐にした。彼女、確か家の近所にもパン屋さんがあり、そこで、見たような気がする・・・と。じゃあ、あったら買ってきてください、とお願いした。先週、彼女が嬉々として私の部屋に入ってきた。ほら、といって6枚切り厚のパンが2枚組包装されたものを渡してくれた。が、一個しかなかったのだという。また、見つけたときに買ってきてくれるように頼んだ。

ともかく、6枚切りは時々では有るが、入手できるめどが立ったので、今後不自由することは無いだろうが、買いに行くのが多少遠くて面倒くさい。

上海にいたときに使っていたオーブントースターは誰かに上げてしまって、無い。今度は時間を見つけてオーブントースターを買い、4枚切りくらいの分厚いパンを焼いて食べたいと思う。
by wata1150 | 2007-04-08 12:00 | 恵州の事