中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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中国茶

日本から持ってきたドリップ式のコーヒーの在庫が無くなった。一時は結構たくさんの在庫を抱えて、全部飲みきることが有るだろうかなどと思ったこともあった。しかし、気がついてみるとすべて飲み尽くしていた。

恵州で手に入るのはネッスルやUCCのインスタントコーヒーしかなく、ドリップ式のコーヒー豆をひいたものは深圳や香港まで出かけてしか買えない。しかも日本に比べてかなり高価である。仕方が無く、最近はインスタントコーヒーを飲んでいた。最近、恵州にJUSCOがオープンし、その中で深圳や香港で購入できる程度のものは、置いてあるのだが、何せ高価である。日本の3倍ほどはする。

そこで、最近飲み始めたものが中国茶。きっかけは、有る知人に教えてもらったお茶屋さん、「鳳凰茶荘」。鳳凰茶というウーロン茶の一種の販売元の支店である。
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この鳳凰茶荘の女主人は、この店を出してから20数年になるそうで、お茶の生き字引みたいな人である。中国茶のことを良く知っており、いろいろと解説してくれる。鳳凰茶と言うのは、その店の女主人に寄れば、広東省潮州市鳳凰鎮に源を発するウーロン茶であるとのこと。潮州市鳳凰鎮には古くから畲族という少数民族が住み、この民族が古い茶の木を守り育て、その茶葉から作ったウーロン茶のことを鳳凰茶と言うのだそうである。現在はその茶の木を増やし、茶畑が存在し、また、福建省から浙江省、安徽省などに拡大していったとされる。
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まあ、お茶の薀蓄は専門家に任せるとして、この店の女主人が淹れてくれるお茶は美味しい。しかも、お茶を買う買わないにかかわらず、誰にでも気さくにお茶を入れてくれるのでいろいろな人が、この店に立ち寄り世間話をしたり、お茶の話をしたりしてひと時をすごす。
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私も時々仲間に入れてもらって、お茶を飲ませてもらえるようになった。言葉もよく分からない日本人の私でも、仲間に入れてもらえて感激である。

この店では鳳凰茶以外にも鉄観音茶とか、その他いろいろなお茶を置いてあり、希望により淹れて味見をさせてくれる。最近の私のお気に入りはプーアル(普洱茶)だ。普洱茶にも多くの種類が有り、一概にどれが美味しいとか、どれが良いとかは言えないのだが、長い時間熟成したものほど良いのだそうだ。
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普洱茶は通常のお茶と違い、茶葉がばらばらとなってはいない。茶餅と呼ばれる、円盤型に固められている。円盤型以外にも、四角のブロック型、キノコ型、円錐型などさまざまな形に固められている。長時間の熟成のためにこのような形にするのだそうだ。お茶を入れるときには、このブロックを壊すためのナイフを使って茶葉の形にする。そして急須に入れる。

普洱茶はいわゆる「黒茶」である。お茶の色は、非常に暗い“こげ茶色”である。コーヒーの色に近い。味は・・・表現できない。日本茶の渋さは・・・ない。鉄観音茶の香りも無い。ウーロン茶の味でもない。不思議な味である。長く熟成し、発酵度が高いのだが、そんな感じもしない。しかし、私個人としては、味わいのある、何かほっとする味である。良いものは値段がとても高いので、いつも買うわけには行かないのだが、今度はその淹れ方を学んで、自分でも淹れて飲んでみようと思う。

何かの本で読んだのだが、普洱茶は胃腸に刺激して活性化し、また食べた油脂成分を洗い流す効果があり、そして血糖値を下げたり、ダイエットの効果もあるらしい。どの程度の効果かは知らないが、それで血糖値が下がるのであれば、安いものかもしれない。

しばらくは、この「鳳凰茶荘」に時間が有れば行っていろいろと話しを聞いてみたいと思う。
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by wata1150 | 2009-01-06 22:51