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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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漂流 業務部一泊旅行(3)

観光船はその目的地、飛来古寺に到着しました。船を下りると、バケツに大きな鳥の卵を入れた人が、卵を売りに来ました。(写真は撮りそこないましたが)これは、「ガチョウの卵」と観光ガイドの女性が英語で教えてくれました。

いよいよ、飛来古寺です。船を下りるとき、ガイドさんが、お寺の中ではいろいろ売っているけど、皆非常に高いから買わないように・・・との案内がありました。私は、高くともそれなりの価値があるものならば購入しても悪くはないかな?とは思いましたが、ガイドさんには黙って頷いて見せました。

さて、ここは北江に面した入り口で、石作りのゲートになっています。
漂流 業務部一泊旅行(3)_e0026744_10184124.jpg

この寺は、川に面した山の斜面に建てられており、従って、ゲートは低いところにありますが、次々と階段を登らないと本殿までたどり着くことが出来ない仕組みです。ゲートをくぐって石段を登ると寺の入り口があります。この入り口には「天王殿」と書かれています。ここから中は有料になっていて、チケットを買わないとは入れません。ただし、この観光船で来る客は観光船の降り口でカードを貰い、このカードを見せれば、無料で入れるようです。
漂流 業務部一泊旅行(3)_e0026744_1019113.jpg

さらに奥に進むとすぐに本殿が見えます。
漂流 業務部一泊旅行(3)_e0026744_1020446.jpg
本殿の中は撮影禁止と書かれており、いかにももったいぶっているような感じですが、寺の案内人の説明を受けながら本殿の中に足を踏み入れると、お参りの仕方などを教えていただき、本尊「観音菩薩」にお参りが出来ます。そして、お参りが終わると、宝石入れのような小さな小袋が配られ、本殿の地下へと案内されます。するとそこでは、和尚が一人一人参拝者のいろいろな情報を聞き、適当なお守り用の石を推奨してくれて、それを買わされる仕組みになっているようでした。私はそれにすぐに気が付き、皆に教えました。個人で参拝をし、寺のガイドの人にいろいろ説明されながら順次参拝しているうちに、暗示が掛かって、高いお守り石を買わされる羽目になるのかもしれませんが、私は幸い(?)にして中国語が分からないので、暗示にかけようが無くその分早めに気が付いたのだろうと思います。ま、誰も被害者(?)はなく、無事に船まで戻ってきました。

飛来古寺はどこにもその由来などを書いた看板などは無く、一体どこにそのいわれがあるのかは全く分かりません。ただ、建物や中の観音菩薩像などは、それほど古いものではなさそうです。古くからあった地元の古寺を改築し、大きな金色に輝く観音像を安置して、観光客用に作り直したのではないかと言うのは、私の勝手な推測です。

さて、船に戻ると、昼食が待っていました。川風に吹かれ、もと来た川を戻りながら昼食を摂ると言うわけです。

昼食メニューは蒸した魚が2種、蒸海老、南瓜、豆腐、鶏(清遠鶏か?)など。それに冬瓜のスープ、そしてライスです。味は悪くはないような気もしますが、多分に古寺を歩いたのでお腹が空いていたのと、川風に吹かれて気持ちが良かったせいかもしれません。
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ちょうど食べ終わって一息ついた頃、来た時乗船した桟橋に到着です。但し、来た時にはなかった土産物屋が開店していました。商品は・・・川で取ったと思われる魚の日干しが中心です。他に近郊で取れたと思われる果物などが売られていました。
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つぎはいよいよ「漂流」です。
by wata1150 | 2007-09-27 10:22 | 中国国内旅行・出張