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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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二人目の日本人が本日入社

先日、日本人を募集し、何度か面接をした話を投稿しました。そして、ついに我が社にとっては、私に次いで二人目の日本人が本日入社しました。Tさんといいます。日本の大手電気メーカーV社に35年も勤務された方で、特に製造畑に長く勤務された方です。V社広州工場にも5年ほど勤務され、中国経験も十分です。中国語も、履歴書には挨拶程度と書いてありましたが、なんのなんの、日常会話についてはかなりのレベルで、私など足元にも及びません。

BN人材紹介会社から、履歴書と職歴書をE-Mailで受け取ったとき、直感的に、”この人だ”と感じた気がします。何故にそう感じたかはわかりませんが。履歴書と職歴書をプリントして、すぐに老板のところに行き、私の直感をストレートに告げました。早速面接を手配する許可をもらいました。BM社に普段はE-Mailで行う連絡を、担当者Fさんの携帯に電話で連絡しました。

面接は、深圳の福田保税区にあるシェラトン深圳。老板が香港から皇崗経由で駆けつけ、私は恵州から社用車で。TさんとFさんはホテルで合流です。我々が10分ほど定刻より先着し、TさんとFさんはほぼ定刻に到着しました。Tさんはかなり緊張している感じでしたが、それは仕方が無いと思います。

私は表面的なことを一通り質問し、会社の概況について説明、さらに何故日本人を必要としているか、給料や勤務時間など、雇用条件などを説明しました。その上で、いくつかの事例についての対処方法などを質問しました。その後、それまでは何も口にしなかった老板が、若干心理テスト的というか、哲学的ともいえる質問をいくつかしました。私も若干緊張しましたが、Tさんはほぼ予想通りの応え方をしたので、一安心。これで老板はOKしてくれると思えたからです。

案の定、老板はこれから社用車で恵州の我が社工場を見てくれないかと依頼し、Tさんは受けてくれました。そして、恵州の市内で昼食の後、工場に来ていただきました。老板から指示を受けていた総経理が出迎えてくれ、歓談後工場を見ていただきました。総経理もOKと判断したようです。そして、Tさんが来てくれた場合のポストとして、どこかの部門の経理(マネージャー)ではなく、総経理助理として、製造、品管、工場技術、金型、治具製作などの各部門をオーバーオールに見て欲しいという話になったのです。

Tさんはほかに数社面接を予定しており、その結果を見てから慎重に判断したいと言うことで入社の即答は避けられました。Tさんが深圳に戻られてから約一週間後に結果を連絡いただくことになりました。

今週初め、TさんからE-Mailにて、またBN社からも電話で当社に来てくれることが決定したとの連絡をいただきました。そして、昨日恵州に来てくれたのです。昨夜は、彼の歓迎パーティを老板、総経理と私が参加して行いました。今日が初勤務。総経理自ら関連部門の幹部社員にTさんを紹介して回ってくれました。私はもう彼についてのことで、表面に出ることは無いと思います。しかし彼は、私や老板が期待していることをしっかりと理解し、一歩ずつ進めてくれると思います。
by wata1150 | 2007-08-26 00:34 | ちょっと仕事