中部国際空港 「セントレア」
2007年 08月 14日
愛知県岡崎市にある客先の工場から仙台に帰るのに、時間の節約と言うこともあり、中部空港から仙台空港への直行便を利用することにしました。これだと、飛行時間70分程度で仙台に着きますし、家まででも、さらに一時間ほどでたどり着きます。
名鉄東岡崎から、名鉄特急を利用し、神宮前経由中部空港まで約一時間で到着します。私は過去にはかなり多く、日本国内便を利用したことがありますが、この「中部国際空港 “セントレア”」は最近開港したばかりという事もあり、利用するのは初めてです。
ところが、空港についてみると仙台行きJAL便は約一時間半の遅れで、7時40分出発が9時15分発に変更になっていました。そして、JALでは全搭乗客に対し、1000円のミールクーポンを配っていました。折角なので、この空港で、食事をとる事にしたのです。
ところで、開港当時メディアでも大分騒がれましたが、この空港のコンセプトのひとつに空港としての機能以外に、観光スポットあるいはくつろぎスペースの機能を持つことがあったように記憶しています。特に、スカイタウンは、一時期、開港当時メディアでも取り上げられ、全国的に紹介されました。
そのことを思い出し、食事の前に散歩がてら、スカイタウンの探検をしてみることにしました。チェックインカウンターのある3Fの中央にあるエスカレータを4Fに上ると、スカイタウンの入り口です。
右側が“ちょうちん横丁”、左側に“レンガ通り”というブロックがあります。
まずは、ちょうちん横丁から入ってみました。早速目にしたのが、ドでかいちょうちん。
さすが、ちょうちん横丁と言うだけあります。ちょうちん横丁は全体に和風の雰囲気でまとめてあるようで、それぞれの店は瓦屋根に屋根看板、格子戸などが共通デザインとなっているようです。
また、内側は細い横丁を連想させるような通路で、雰囲気がありました。このなかの店は、ほとんどが飲食店ですが、みやげ物店、郷土の産物の店なども有りました。また、銭湯に似せた、お風呂もあり、今度着たときに一度入ってみようと思わずに入られませんでした。
また、散髪屋もありました。成田空港にも散髪屋はありますが、こちらの散髪屋は、どちらかと言えば日本的な風情をかもし出しています。価格も、結構安く、カットだけですが2000円、所要時間は20分との事でした。
一方、こちらはレンガ通り。何か横浜か神戸あたりを歩いている雰囲気ですが、ここは名古屋の近郊、中部空港の中なのです。
その証拠に、国際線、国内線の出発案内がところどころにあり、時間の確認などが出来ます。
私のようなスモーカーにも便利なようにおしゃれな喫煙所も設置されています。
レンガ通りを細い通路を通って内側に入ってみると、ドーム型のアーチがあったり、ちょっとヨーロッパ調の雰囲気です。
確かに、この空港はテーマパークのような錯覚が起こるくらいに、魅力的な空港でした。