久しぶりの我が家
2007年 07月 01日
早速夕飯に行ったのは、回転寿司。マグロを食べ狂いました。赤身、中トロ、大トロは無論の事、あぶりトロや、醤油あぶりなどマグロオンパレードです。何せ、中国にいては、特に恵州ではマグロの刺身が5切れくらいで、60元(おおよそ1000円)位しますから、日本料理店に行っても、マグロはなかなか食べれません。まして最近は品薄気味。高価なのを覚悟しても、なかなか口には入らないのです。しかしさすがは日本、しかも魚の宝庫、宮城県とあっては、マグロはいつでも食べることが出来ます。
今日は、昼から久しぶりの日帰り温泉に出かけました。私はやはり日本人。お風呂に入らないと疲れが取れない感じがします。恵州では普段はシャワーだけ。たまに、市内にあるホテルのSPAに行きますが、いまいち落ち着かない感じで、温泉に入りたいといつも思っていました。
今日の行く先は「青根温泉」と「遠刈田温泉」。昨年失業中にも、かなりいろいろな温泉に行きましたが、その中でも、”お気に入り”の温泉のひとつでした。家から車で一時間程度で行ける、手軽さもあってよく行きました。青根温泉では「じゃっぽの湯」は新しい過ぎの木の香りが漂う、共同浴場で、料金も300円と手軽。遠刈田温泉でも、新しい共同浴場である「神の湯」。やはり入浴料金は300円。
今日は日曜日で、なおかつ天気が良かったせいも有り、蔵王の山歩きをしてきた人などが、その帰りにと、大勢押し寄せ、じゃっぽの湯は満員で、すぐには入れない状況でした。そこで、遠刈田の入り口近くにある、民宿兼蕎麦屋さんに行ってみました。遅い昼食を先に食べて、改めてお風呂にと思ったのです。「民宿 飛鳥」それがその蕎麦屋さんの名前。蔵王エコーラインへの道路からは少し中に入っているため、緑に囲まれ、静かな民宿です。腰の強いざるそばと、山菜のてんぷらを食べました。恵州では、日本そばを食べるチャンスはほとんどありません。
それで、そばを食べたいと強く感じたのでした。
そばを食べ、緑の中でくつろいで、ゆったりしたところで、再びじゃっぽの湯へ。ところが、しばらく温泉に入っていなかったせいか、お風呂そのものが久しぶりだったせいか、一時間くらいは入ることが出来たはずなのに、わずか30分で湯疲れを覚え、上がってしまいました。やはり、恵州と言う異国の知らないところで、何ヶ月もの間、働くと言うことは、それなりにストレスがあり、知らない間に疲労が蓄積されていたのかもしれません。
青根のじゃっぽの湯から、車で10分ほどのところに、遠刈田温泉神の湯はあります。湯疲れのせいか、直接再度温泉につかる元気は無く、一時間ほど喫茶店でコーヒーを飲みながら、ゆっくりして、それから温泉に入りました。
帰りは妻が車を運転し、私は助手席でぐったりしながら帰宅したのですが、疲れているにもかかわらず、なんともすっきりした気分で帰ってきました。やはり、私は日本人。お風呂が、これほど疲れた身体や心を癒してくれる。そう感じました。今度から、帰宅するたびに温泉に来ようと思いました。