バドミントン(羽毛球)
2007年 05月 05日
よくわからなかったのだが、市内のバトミントン練習用コートに行くらしい。えー?本格的なやつ?これはやばいかも。本格的バトミントンは、私のつたない知識でも、結構体力の必要とされる、しかもフットワーク勝負の競技である。これはまずいかも、10分と持たないかも・・・などと思いながら、しかしここは男の子、腹をくくってついてゆくことにした。彼女、では着替えてきますと言って、寮の部屋に戻り、やがて戻ってきた。バドミントンラケットと、練習用の羽毛球をもって。どこに行くか、と付いてゆくと、やがてバスに乗った。着いた所は、市内の外れで、TCLが開発したマンションの裏手の一角、確かに「羽毛球練習場」と書いてある。
私はラケットが無いので、練習場に併設しているプロショップのレンタルラケットを借りることにした。靴は、そんなこともあろうかと、普段ははかない、取って置きのテニスシューズを持ってきたのでそれを使うことにした。
ただ、運動量の激しいスポーツなので、半パンが欲しいところなのだが、それは無い。今度日本に帰ったら持ってくることにして、今回はトレーニング用の長いパンツを使用することにした。これで、準備完了。
この練習場、ビルの4階を全面使用して、バトミントンコートにしてある。コートは全部で10面以上はあった。すべてのコートは板張り、というか、なにかクッションの上に板を張り詰めた感じで、なかなか感じが良い。中国に来てから石の床やコンクリートの床ばっかりで、板張りの床は無かったので、足への負担が極端に少ない感じで具合が良い。
彼女はいかにもスポーツウーマンと言う感じで、上背もあるし、腕っ節もしっかりしている。下半身もしっかりしていて、崩れにくい感じ。会社の中の一般の女子社員のような華奢な感じはまるで無い。
早速、ラリーをやってみる。30本や50本は平気で続けられる。室内なので風の影響がないせいもあるが、球筋が安定しており、結構楽に打ち返せる。しかしこれだけ続けると、さすがにへばってくるし、汗も相当に出てくる。まさにスポーツをしている感じではなはだ気持ちが良い。足や腕はへばっているのに、体がもっとやれと指示してくる。
一時間はあっという間だった。彼女にとっては一時間では不十分だったであろう。私にとっては結構な運動量だったが。彼女は毎週日曜日の朝にやろうと誘ってくれた。私にとって、当面運動不足解消の良い方法が見つかった、と言う感じで、ありがたい申し出である。今後、できる限り、続けてみようと思う。
余談だが、夕方から、右手の手首間接が痛くて動かなくなってきてしまった。これは、慣れない運動で必要以上に手首のスナップを使いすぎたからに他ならない。たまたま持っていた湿布薬をはり、包帯で固定して、痛みが取れるのを待つことにした。やはり、年には勝てないか、と苦笑しつつも、今週の週末が待ち遠しい。