中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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「海外営業兼日本語通訳 募集中」その後

4月6日に投稿した「海外営業兼日本語通訳 募集中」という記事で紹介した、黒龍江省出身の女性が入社することになった。

彼女はわが社で唯一の朝鮮族で、顔つきは、やはりどこか異なっている。漢民族の人に比べ、全体に丸く、おとなしそうな感じがする。母親の言葉は朝鮮語だそうで、小学校から日本語学習をやってきたらしく、もっとも難しいと思われるニュアンス的な部分の表現もそれなりにできるようだ。無論、確認はするのだが。

ただ、通訳的な仕事を10年近くやってきたせいか、通訳をやらせると、上手いのだが、自分の考えをなかなか表現してくれない。ま、慣れればできるのかもしれないが。営業と言う仕事は自分を売り込むこともその技術のうちと思う部分もある。早く通訳の感覚から脱却して欲しい。また、技術通訳や品質管理通訳、購買通訳などを経験してきているせいか、技術用語や品質管理用語などの専門語にめっぽう強く、驚かされた。

配属は業務部、日本で言うところの「セールス」である。仕事内容は、お客様のところに行き、仕様の打ち合わせを行い、注文をもらい出荷の手配をし、代金の回収をする。担当市場は無論広東省にある日系の会社である。

そういった客先に対しては、当社はすでに中国人の担当セールスがいて、営業活動をやっている。が、客先の意思決定者は中国人ではなく、ほとんどのケースは日本人である。従って同業のほとんどの会社が日本人のセールスを中国に出張または駐在と言う形で配置し、営業活動を行っている。これでは当社が、いくら中国人の購買担当者にアプローチしても埒が明かない。少量の注文、不定期の注文はあるのだが、急場しのぎで便宜的に注文をもらっている感じである。従って販売は伸びない。

日本人セールスを配置することも老板は何度か検討したようだ。採用をしたことも有るらしい。しかしながら、長続きせず、退社して行ったという。原因はいろいろ有ろう。しかし一口で言うならば、企業文化の問題が背景にあるのではないだろうか、と思える。

今回、思い切って中国人でかなり日本語のレベルが高い社員を入れることにした。日本人の意思決定者と話をするために。しかも、従来は当社ではやったことのない、女性営業マンである。給料体系も、コミッション制ではなく、固定給制度とした。老板にしてもかなりの冒険をしているのだと思う。今までにやったことのないやり方を、たかだか入社5ヶ月にしかならない私の提言を受け入れて、実施するのであるから。

早速、今日は広州にあるF電気を訪れた。日本人の責任者に対して、営業として彼女を紹介し、従来のセールスと一緒にやっていく旨を伝えた。無論、時々は私が直接F社に出向き、また問題がある場合も私はじめ当社総動員で対応することを伝えた。彼女の日本語の印象は彼にとって悪くはなかった様子だったが、普段から通訳の女性を使っているのであろうから、彼女の日本語がどこまで通用するのかは未知数である。

まずはこの、F電気、そして深圳にあるU社を従来セールスと一緒に対応させることとし、様子を見ることとした。
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by wata1150 | 2007-04-24 22:36 | ちょっと仕事