中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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長い夜

私が勤務する会社の営業メンバーの勤務時間は夕方5時半で終わる。6時頃までには殆どのメンバーが退室し、営業部の部屋は無人になる。私は営業部の部屋の一隅にある個室に机を置いているが、部屋には時計が無いので、気がつくと6時を回っていて、営業メンバーは誰もいなかったりする。仕方が無いので、机上を片付けて歩いて2分の寮まで引き上げざるを得ない。が、部屋に戻ったところで、これと言ってやることは無い。

食事に行こうと思えば、一人で近所の中国料理店に出かけるほかはない。最近はZ君(私は彼を“小張”と呼んでいる)を誘うことにしている。中華料理は一人で食べるのはなんとも味気ないからだ。スープと野菜と肉類くらいを頼んでも、一人ではもてあます。金額的には20元(約300円)程度であるから、決して高くは無いのだが、小張と一緒に食べても、20元程度で済む。

だが、二人で食事をし、会社に戻ると、さあ大変。することが無くなる。スーパーへの買出しも毎日はできない。散歩するにも暗くなれば、治安が悪くなる。小張君とて同じこと。彼は同じ会社の男子寮に住んでおり、部屋は最大10人まで住めるようになっており、彼のスペースは2段ベッドの下の段だけ。本を読むか、洗濯をするか、MP3で音楽を聴きながらごろ寝するしかない。誰も相手がいないときには、近所のインターネットカフェに出かけることもあるそうだが、さりとて毎日出かけるわけにも行かない。幹部社員寮には大きな液晶テレビが供えてある。が、日本のTVは入らない。恵州では日本のTVは入らないのだそうで、幾つかの日本料理店では月数百元を払って、深圳のTV配給会社から信号を配給してもらっているのだそうである。我々の寮に日本の衛星放送を引いてくれとは、さすがに言えない。

私はまだ良い。会社の好意で、インターネットを寮の部屋にも引いてもらった。することが無くなればパソコンでネットサーフィンしたり、ブログやメールを覗いたりすることは出来る。が、例によって、日本のHPへのアクセスはかなり遅く、また接続できない場合も多々ある。イライラしながら、やらざるを得ない。

会社の周辺に何か無いかと、いろいろな人に聞いてみた。何か小規模なディスコがあり、会社の若い従業員達は時々出かけることもあるという。が、60歳を目前にした“オッサン”がのこのこ行くところではなさそうだ。日本人向けのナイトクラブも恵州市内には何件か有るようだが、お酒を極力控えている私としては、出かけたくは無い。たまに、日本食レストランには出かけるが、夕食ともなれば、ビールなど飲まなくとも、一人100元程度はする。そうそういけるものではない。サウナ、マッサージ、足マッサージの店なども近所に有った。一度マッサージに出かけてみた。若い女性のマッサージ師がやってくれるのだが、マッサージの技能はへたくそで、もっぱら別のサービスを誘ってくる。それで、マッサージ店に行くのもやめてしまった。

そうなってみると、会社が終わってから寝るまで、とても長い時間を何とか潰さなければいけなくなり、これが結構苦痛になってきている。今日、小張と夕食後、会社の中庭で、「さあ、これから4時間何をしようか」と散々悩み、結局それぞれ自室に戻って、パソコンをするなり本を読むなりすることにしてしまった。明るければテニスでも何でもまだ方法があるのだが・・・と、ぶつぶつつぶやきながら。

明日の夜は、何をしようか。頭の痛い“長い夜”である。
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by wata1150 | 2007-01-16 22:35 | 恵州の事