中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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厦门xiamen出張

福建省厦门は日本ではアモイという名前で知られているところです。アモイとは福建語の発音だそうで、最初は“シャーメン”という普通語の発音を聞いても、どうもピンと来ませんでした。太平洋側に面した複雑な入り江のあるところで、港町として発展し、現在は中国の5大経済特区に指定されている都市です。

恵州に戻って、日本出張の整理をしたと思ったら、今度は厦门から香港出張をしてきました。結構忙しい出張で恵州→深圳→厦门→深圳→香港→深圳→恵州の行程を一泊2日でやりました。

初日は朝6時に会社の車で恵州から深圳空港まで移動、深圳空港から厦门まで飛行機で、厦门には午前11時ころに到着です。深圳から厦门は航空便が一日6便あるのですが、昼頃につくのはこの一便しかない為、朝早く出かける羽目になったのです。厦门の客先のアポは午後2時ですので朝食兼昼食をとるべく市内に行って見ました。厦门の観光地としては鼓浪屿Gu Lang Yuというところがあります。この鼓浪屿を少し見て周り、食事をしてから客先のところに行くことにしました。鼓浪屿は厦门の海岸沿いに浮かぶ小さな島でここに渡るにはフェリーを使うしかないのです。
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このフェリーは面白くて、厦门から鼓浪屿に渡る時は無料ですが、鼓浪屿から厦门に戻るときには8元を払います。要は、片道4元なのでしょうが、2回料金徴収するよりは、島に渡れば帰る方法は他にないのですから、帰りに一回で徴収する方が合理的で簡単、と言うことなのでしょう。また、フェリーは2階建てなのですが、見晴らしの良いアッパーデッキは追加で片道一元を取られます。この一元は、船に乗り込んでいる女性の方が、徴収に来てその場で払うのです。観光客はアッパーデッキに、一般の市民は下の階にと、分かれるようでなかなか面白いのです。幅1kmもない海峡を渡るのですが、潮の流れは結構速く、フェリーは接岸するのに結構位置合わせが大変なようです。

さて、10分も掛かるか掛からないくらいの短時間で対岸の鼓浪屿に渡ると、厦门側と同じように船着場があります。鼓浪屿と書いてあります。ここが唯一この島と厦门を結ぶ窓口になるのです。
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島に渡ると、すぐ右手には公園があり、一面に花が咲き乱れていました。
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中国ではどこの観光地に行っても、その季節の花を栽培し、公園などに飾っているようで、綺麗に整備された公園、カラフルな花が観光客の目を楽しませてくれるようです。

正面には島内観光地図がありました。
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これでおおよその内容が把握でき、時間的制約のある人でも、観光がしやすいように配慮されているようです。数年前の中国とはイメージがすっかり変わってきています。私は海岸沿いに左手に進むと見える、岬の先端にある鄭成功像に行って見ることにしました。

鄭成功は台湾の父とも呼ばれ、中国でも民族の英雄と称えられている、1600年代に活躍した人です。海賊の頭目だった人を父に持ち、九州生まれの日本人女性を妻とし、台湾を中国のものとするため、当時台湾を占領していたオランダと戦った人です。
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鄭成功の像を正面から見るためには、フェリー乗り場から出ている観光船に乗らなければいけないのですが、今回は時間の関係で断念しました。鄭成功像は、方角的には台湾を望む方向に向って立っているようなのですが、台湾を望む方向には、金門島があり、直接は見えないのではないかと思いました。鄭成功像が立っているのは晧月園と名付けられている、いわば鄭成功記念公園の中で、岬になっている先端です。そこまで約15分、海岸沿いの道をのんびりと歩きます。道沿いには熱帯、亜熱帯に生息するような樹木が並木として植えられており、爽やかな風が吹き、なんとも至福の時間を感じるときです。
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鄭成功像まで行くと、対岸に厦门の市街が一望できます。
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さて、この鼓浪屿におけるタクシーの役割を果たすのが、この電気乗り合いバスです。バッテリーで走ります。この島には通常のガソリンで走る自動車は存在しないようです。また、私が滞在した1時間半くらいの間、中国の街中の代表的な光景でもある自転車も一台も見ませんでした。乗り合いバスは10元程度から距離により、コースにより30元くらいまであるようです。ちなみにこのバスでフェリー乗り場から晧月園までは10元だそうです。せっかく鼓浪屿に来たのに、バスで走ってはもったいないので、私は歩いたのですが、観光目的で来て時間を短縮して回るのには便利だと思いました。
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この鼓浪屿を歩くと、建物がいわゆる中国風ではないことにすぐに気がつきます。いわゆる「洋館」風なのです。
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そのほとんどは1900年代の初期に建設されたものであるようで、主だった建物の壁にはプレートがかけられ、由緒が記載されています。
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フェリー乗り場に戻ってきたところに数件の海鮮料理の店がありました。生簀で泳いでいる魚貝や、エビ、かになどを指定し、その場で調理してくれるタイプの店です。次回来る機会があれば食べてみたいと思います。
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鼓浪屿に限らず、厦门市内でも道は綺麗に掃除されており、ほとんどごみや吸殻は落ちていません。とても綺麗なのです。このように綺麗だと、さすがに歩行喫煙はしにくく、この島にいる間、ほとんど煙草は吸いませんでした。周りを見ても、煙草を咥えている人は見当たりません。これが中国?と、思わず疑ってしまいたくなるような街でした。
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by wata1150 | 2006-12-23 15:39 | 中国国内旅行・出張