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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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私の愛用品 車・・・エスティマとカローラ

以前に紹介したが、我が家には車は2台ある。我が家は丘の上の高台にある団地の中にあるため、約1kmほどある坂道を登ってこなければならない。冬場は凍結したり、圧雪になった道路になるので、4WD車を購入することにしている。

一台は、3リッターのエスティマ、私が遠出をするときに載っている。私がいないときは息子が通学に使ったり、友達を乗せてドライブに行ったりしているらしい。3リッターのエンジンを積んで、更に4WDで走ることもあるだけに、燃費は良くない。高速を走れば10km/L強、市内を走ると6km/L程度である。2000年の2月に購入したので現在7年目、総走行距離は6万キロ。その間これといった故障は記憶に無い。

もう一台は1500ccのカローラセダン。主に妻が通勤や買い物に使っている。フルタイム4WDなので、2WDに比べると多少燃費は悪いがそれでも13km~14km/Lは走る。エスティ間に比べると約2倍。エスティ間と同じ年、200年の9月に購入しやっと満6年を過ぎた。総走行距離は12万キロに達した。年間平均2万キロである。
私の愛用品 車・・・エスティマとカローラ_e0026744_2485517.jpg


つまり、2台あわせると年間3万キロ走っており、ガソリン代は馬鹿にならない。最近はガソリン価格が高騰しているので、私も上海から戻ってから、費用削減の意味もあり、もっぱらカローラに乗っている。

先日カローラに乗っていたときに、タイヤの空気圧とABS(アンチロックブレーキングシステム)の警告灯が点灯し、平地の一般道でABSが作動した。雪道の下り坂とかであれば何度かABSが作動したことがあるが、普段は作動しないはずのところでの作動である。ブレーキの故障は最悪危険な事態を招きかねないので、近所のカローラ販売店に持って行き、点検してもらうことにした。

一時間ほどで、結果は出た。故障の現象再現はしていないので、不具合の部署の特定はできないが、過去の事例から、ABSを作動させる為のセンサーを交換したいということだった。もし、それでも駄目なら、センサーからの信号を処理するコンピューターを交換したいという。更に、ブレーキにつながるアクチュエータまで交換すれば現象は出ないであろうとのこと。費用は全部で16万円ほどになるとのこと。これには驚いた。天下のトヨタのサービス会社で故障診断するのに、故障現象の再現確認もほとんど行わず、故障部品の特定もせず、関係部品をごっそり入れ替えて修理したいとは、何事ぞ。

私は少しサービスを取り次いだ社員の人に文句をいい、カローラを購入した時の営業マンに電話をし、事情説明した。すると彼は、車は家に持ち帰り、家で待て、という。家で待機しているとまもなく彼は我が家に来て、2~3日入院させてくれという。我が家には車はもう一台あるから、不自由だが何とかなると思い、十分検査して故障をはっきりしてくれるように頼んだ。15万円や16万円ものお金を、12万キロも走り、査定金額が既にゼロ円になっている車に修理代金として払うには、すこし検討を要すると思ったからである。何せ、来年の秋の車検時までには買い替えしなければ・・・と思っていたくらいなのである。

昨日、営業マンから連絡が入った。現象は再現できたが安定して再現はせず、解析に時間が掛かっているという。しかし、故障していない部品まで交換するのはもったいないのであと一週間ほど預からせて欲しいとのことだった。彼は昨日夕方、赤い色の代車を持って詳細説明に来た。全ての部品を交換すると、やはり部品代だけでも10万円弱はするという。それで故障箇所をはっきりさせ、必要な部品だけを交換したいとのこと。

代車といって持ってきたのは、営業マンの私用車だった。故障修理で代車を準備する場合、代車費用は客の負担になるので、費用を掛けない為に、自分の車を預けていったのである。私は苦笑した。これで、修理したとして、来年秋に購入する車は再度彼から購入するしかなくなったな・・・、と。

昔は車には電装品は少なく、サービスマンのことを”メカニック”と呼んだりするくらい、機械物という印象が強かった。ところが今の車はまさに電気製品とも呼べるくらいになっているのである。いろいろなセンサーが、見えないところにたくさんついている。明るさを検知してライトを点灯させたり、雨滴を検知してワイパーを作動させたり、TVカメラを備えて後ろ側をモニターさせたり、前後の車を検地して、自動的にブレーキをかけたり、アクセルを離しても速度を一定に走行させたり。安全、快適、自動等を目指して日々改良した結果である。車の中を巡っている電線だけでもおおよそ200kgくらい有るとのこと。まさに電気製品そのものだ。

おかげで、故障しても、”メカニック”では故障診断解析や修理が出来ないものが多くなってしまった。複雑なコンピューターを積んだ電気製品なのであるから、電気屋さんがいないと修理できないのである。いや、電気屋さんでも修理できず、コンピュータ屋さんの領域になってきているのである。

さて、何時カローラは修理を終えて帰って来ることやら。営業マンは一週間くらいと言っていたが。
by wata1150 | 2006-11-21 02:49 | 雑感