英語での商談
2005年 11月 17日
昨日、今日(ん?もう、昨日か?まあいいか。)とサプライヤー、ユーザー訪問しました。話は全て英語です。
昨日(もう、一昨日ですね。)は中国人で、数年前に上海で仕事上での付き合いがあった人です。が、そのときは英語はへたくそで、話していることの意味がわからず、一緒にいた女性スタッフに通訳(中国語→英語)を頼んで、ディスカッションをしたものでした。そのとき、彼はアメリカ系の会社に勤務しており、良くぞこの英語力で会社が採用した物だと思っていたほどでした。それが今回は通訳なしで英語100%で、しっかりコミュニケーションできるほどに、彼は英語が上達しており、難しい言い回しをして、私を苦しめてくれました。まだ、40歳にならない若い男性で、毎日英語を勉強しているとのことでした。やはり努力していることが、現在報われているらしいと思われます。彼はすでにもっと収入の良い別の会社に転職しており、少し、旧交を温めました。ま、仕事が上手く行くかどうかは判りませんが。
今日、もとい、昨日はT社というインド系の商社に行きました。AWという若い女性で、弊社に電話をかけてきたので、会いに行ったのです。AWさんは独身かどうかは判りませんが若いシンガポール国籍の人で、今までに、香港、日本、ロシア、チェコ、オーストラリアなどに駐在したことがあるそうです。少しシンガポールなまりのある、しかし正しい英語で話します。聞けば中国の普通語、広東語、英語、ロシア語などは使えるそうです。私が過去にシンガポール市場を担当したときに、あるインド系のユーザをたびたび訪問しまして、そのときの相手先だったACという女性担当者とは同僚だそうです。その頃のことが懐かしく、仕事以外の話、シンガポールの話などを長々おしゃべりしてしまいました。AWさんも通常英語を話す機会は少ないらしく、久しぶりの英語で、リラックスしているように見えました。
私の業務環境、生活環境において、最近はほとんど英語を話す機会はなくなっており、下手な中国語と日本語の世界で、少しさびしく思っていたのですが、久しぶりに英語を話し、なんとなく肩の荷が下りたような、楽な気持ちで商談を進められました。逆に、中国語という見えない壁が自分にとってすごい重圧、ストレスになっていたことを思い知らされました。
昨夜、いつもの中国語レッスンがありましたが、その少し前まで英語をずっと話していたせいか、中国語が新鮮で、いつもより進み方が良かったように思えました。
今後もこの二人とは仕事での付き合いが続く予定ですので、次回の訪問を楽しみにしています。