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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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中国語の先生

以前に紹介しましたが、10月末から中国語のレッスンを始めました。
毎週水曜日の夜6時から8時、日曜日の朝9時から11時の2回です。
先生は上海浦東地区にある大学の4年生の女性、Yさんです。彼女は江蘇省出身で、大学の寮に住んでいるとのこと。
彼女の日本語レベルは大学2年のときに2級をとり、日本人との日常会話はほぼ問題無い程度。かなり難しい形容詞なども理解できているようです。ま、固有名詞や専門語はまだまだですが。現在は日本語の”古文”の文法を勉強中とか。私は高校のときに古文を勉強したのですがそれ以来やってませんので、古文の話をすると”ちんぷんかんぷん”で、どっちが日本人だか分からないくらい。現在は実力的にはあ読解と、ヒアリングは日本語の一級レベルなのだが、会話が日本人との会話に慣れていないため、今一歩なのだそうです。私の家庭教師を半年もやれば、会話力もレベルアップするだろう、卒業までには一級レベルになるかも、と思います。大学では英語も勉強しているようで、英語で話しても、かなりたどたどしいながら何とか付いてきます。
彼女は学費は家から仕送りを受けており、生活費は月600元(8400円程度)の仕送りを受けているのだそうです。飲食費、被服費、学用品費などを600元でまかなっているのです。中国の生活物価を日本の1/8とすると、日本での生活感覚では約70000円弱程度になります。中国の中でも、もっとも生活レベルの高い上海では、かなりつつましい生活をしなければやっていけないレベルです。私の家庭教師は、非常に良いアルバイトです。一回2時間80元、週2回ですから、月8回とすると640元位の収入になります。
彼女にはボーイフレンドがいます。水曜日のレッスンの時にはいつも家の下まで付いて来て、2時間のレッスン時間中、外で待っているようです。彼女に言わせると、夜遅くなるので、安全のため、それは当然のこととしているようです。寒くなってきた最近では、2時間も外で待っているのは辛いだろうな、私だったら、そんなことはしないかもしれないと思うのですが、彼女たちは平気なようです。中国でも、女性は強いのでしょうね。昨日、レッスンが終わってから、冷蔵庫に残っていたりんごを2個上げました。彼女は彼と一緒に食べながら帰るといっていました。二人が一緒にりんごを食べる姿を想像して、ほのぼのとした気分でした。

会社にHさんという女性がいます。彼女は日本語一級だそうで、アルバイトに時々日本人駐在員の中国語教師をしているようです。やはり、一時間当たり40元だそうで、日本語の資格を持っている人は、その程度のアルバイトをする人は結構多いのだそうです。
同僚の、F氏は、先週まで中国語の先生をしてもらった人がやめたので、新しい先生を募集中です。自宅から少し遠い浦東地区のホテルに就職されたため、定期的にレッスンをするのが困難になったのだそうです。

中国語は他の言語と違い、ピンインという発音記号と4声というイントネーションをマスターしなければ、会話が成り立ちません。ですので、日本語や英語のレベルが高い人にとって、中国語教師というアルバイトは結構人気で、大きな市場があるのです。
by wata1150 | 2005-11-03 12:21 | 上海