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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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上海の日本人向けクリニック

9月にも風邪を引き、やっと治ったと思ったら、また風邪を引いてしまいました。
夜遅くまでお客さんの接待で日本料理を食べ、そのあと帰宅したのですが、どうも、会食前から調子が悪くなり、会食中は必死の思いで鼻水をハンカチで押さえていました。家に戻ってから”柴胡散”という、漢方薬を飲み、あわせて、日本から持ってきた”感冒薬”を飲みました。が朝、出社間際に検温すると、37度2分、これでは仕事にならないと、近くにある日本人向けクリニックに出かけました。
近くにある”太陽広場”というビルの一階にあります。入ってみると、こぎれいで、日本にあるクリニックよりも清潔そうです。入ると、受付カウンターがあり、初めてなのですが、風邪を引いたようなので・・・、と伝えると、カルテと問診票に記入してください、とのこと。なんと非常に上手な日本語を話す、中国人の女性です。
心配な支払いの件を聞いてみました。日本の健康保険適用可能。この場合は診断書を日本で健保に提出すれば、お金が戻ってくる。但し、3割は本人負担。
クレジットカード付帯の海外損害保険、障害保険なども適用可能。同じく診断書を日本で提出すれば、お金は戻ってくる。一番簡単なのは、日本を出るときに障害保険や損害保険に入ってから出国すること。その保険証券を持参すれば、あとは何もいらない。傷害保険や損害保険は全額保険会社で負担するから、個人負担はなし。但し、私のように、以前から病気治療を受けていた場合は、その病気の治療費はでません。健康保険で処理できるとの事。
上海の日本人向けクリニック_e0026744_21161757.jpg

さて、カルテと問診票を書き終わって、提出すると、再度問診しますとの事。問診カウンターがあり、なんと日本人の女性が、症状、既往症などを事細かく聞き、書き入れていきます。で、診察券が発行され、あと、30分くらいで、診察できますのでお待ちください、と説明を受け待合室のベンチへ。
診察室は5室ほどあったでしょうか。ひとつを除いて、全て日本人のドクターの名前が書いてあります。30分と言われましたが15分も待たずして、名前を呼ばれ、診察室の一室へ。通常の日本のクリニックと同じ手順で聴診器をあて、呼吸音を聞き、のどを調べ、”風邪でしょう”とのこと。私は糖尿なので、免疫力が弱いので、抗生物質の点滴をしていただけますか?と聞くと、ここでも点滴はできますのでどうぞ、と、看護婦さんの後について処置室の奥の点滴室へ。
これまた、日本語がすごく上手な中国人の看護婦さんが、慣れた手つきで”ちょっとチクッとしますよ”と言いながら点滴の針をいれ、30分で終わりますので、ゆっくりしてください、と言って戻っていきました。点滴の機材は、完全に使い捨てで、日本と同じ清潔度ですから心配は無いとの事。
30分をちょっとすぎたところで、点滴終了。待合室に戻り、待つこと2-3分、名前を呼ばれ、薬局で薬をもらう。抗生物質、消炎剤、咳止め、総合感冒薬を一週間分もらって、会計へ。
金額を聞いて”ガーン”。1700元(約24000円)なり。初診料580元、治療代と薬代で1120元ということ。ま、日本で医者にかかれば初診料込みで、健康保険で、5000円から6000円程度か。ま、そんなもんだろう。クレジットカードでの支払い可能とのことで、一安心。
で、診断書(別に100元必要)は自宅に2-3日で郵送するとの事。
上海の日本人向けクリニック_e0026744_21171073.jpg

で、一旦ベンチに座ると、薬をチェック。な、なんと。全て中国の製薬会社製で、薬の名前も漢字表記。アチャー。どんな薬なのか、調べられないかも。ま、仕方が無い。ここは中国。
by wata1150 | 2005-10-28 21:16 | 上海