接待疲れ
2011年 09月 17日
先週日曜日の昼にP社が恵州に入った。昼食を一緒に食べるべく、昼前からチェックイン予定のホテルで、スタッフと到着を待った。チェックイン予定のホテルは「金華悦国際大酒店」という。12時ちょっと前に、P社2名が到着、昼食は、このホテルの3階の飲茶の店でとることにした。
スタッフのK君に個室を確保してもらった。ところが、個室を使用するには最低300元を消費することが条件とのこと。飲茶のみでは、5名でやっと100元そこそこ。とても300元は消費できない。やむなく、魚やら肉やらの料理を追加し、しめて400元ちょっと。日本円では5000円程度。日本でお客様を接待すれば、とても5000円では始まらないのだから、安いものなのだが、ここ恵州ではべらぼうに高い昼食であった。
いったん別れて、夕方再度今度は夕食。夕方、日系の商社スタッフが3名加わり、当社スタッフも3名となって、総勢8名の大夕食。しかも、日本食。これは大変なことになると予感がした。が、接待する私にも面子がある。えいっ、と、黒むつの活造りやら、頼んでしまった。勘定するとき公開したが始まらない。しめて1600元なり。私がこの会社に入ってからの接待費では、2番目に高い。とは言っても一人200元(ほぼ2400円)なのだが。
P社および商社メンバーは水曜日の朝、引き上げていった。今回のP社関連の接待は月曜、火曜の昼食、夕食、そしてそのあとのカラオケや足裏マッサージなど総額は5000元以上になった。私が準備した5000元はすでになく、あわてて会社から至急清算してもらった。
木曜日には日本からC社、金曜から土曜にかけては中国広州からF社が来社し、それぞれ接待につき合わされた。仕事でお客様にご来社いただくのは、わが社のような中小のローカルメーカーにとっては、まことに有難いことである。が、連日、接待料理を食べ、酒やビール、挙句の果ては白酒(中国の焼酎)で乾杯し、深夜まで飲んで歌ってとはしゃぐのは、私のような年配者にとっては、まことにつらいものがある。
今週は木曜日から金曜日にかけて一社、日本のお客さんがある。また、火曜日か水曜日にラオパンのお客さんの接待につき合わされる予定。休日にはしっかり眠り、休肝日にしなくてはいけない。この年になって、仕事は依然として体力勝負である。