アンパンマン列車
2010年 10月 27日
そして、岡山から乗った特急しおかぜ号がその「アンパンマン列車」なのであった。
新幹線ホームから、在来線ホームに移動するとなにやら異様な列車がホームに止まっている。以前、しおかぜ号には乗ったことがあったのだが、そのときには普通の在来線特急のイメージで特に変ったことは何も無かった。列車とホームの案内表示を見ると、どうもこの異様なプリントがされた列車がしおかぜ号のようである。
おまけに、指定座席に行って見ると、天井から椅子からありとあらゆる部分にアンパンマンキャラクターがデザインされている。
思わずあたりを見渡すと、親子連れがやたら多い。どうも親子連れを対象にしたイベント列車に乗ってしまったらしい。私と、同行のZ君はニヤニヤしたり、きまりの悪い思いで、しかし腹を据えてこれで松山まで3時間半乗り続けてしまった。
乗ってきた親子連れはほとんどが途中駅で降りたらしく、松山まで乗っていたのは私とZ君だけであった。JRも結構いろいろな企画をするものだと、半ば感心したり、あきれたりしながらの3時間半であった。