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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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恵州の日本人

恵州には数百人の日本人が居留するという。恵州は、百万人ぐらいの都市であり、上海、北京、重慶、広州といった数千万人もの人口を有する大都会とは比較にならない田舎の小都市である。しかもその中の数百人というのは、ほぼ存在を意識できないほどの人数でしかない。

しかもその、数百人の半分以上はS社、B社といった日系大手会社の駐在員及びその家族である。むしろSU社、LG社という大企業やいくつかの中小企業がある韓国系の人たちのほうが多く、それでも数千人程度という。

週末、何をするまでも無く、いつものように鳳凰茶荘をおとずれた。ラオパンととりとめの無い話をし、わずかばかりのお茶を購入し、時間をつぶすためである。が、異変が起こった。店員の女の子が、私以外に日本人の客が来るというのである。しかも、若くて中国語もしっかり出来るのだという。

私は、ブログで紹介したことが効いて、それを見た人が来店したのかな?と思った。何せ数百人しかいない恵州で日本人を見かけることはほとんど無い。日本食のレストランでお客さんが話す日本語で、「ああ、日本人だな!」と思う程度である。それが、なんと若い日本人が、恵州で仕事をしているという。すこし、感動してしまった。

しばらくラオパンと日本茶と中国茶の違いの話をしていると、なんと件の男性が店の表を通りかかり、女店員の招きで店の中に入ってきた。まだ30歳にはなっていないと思われる。女店員が私を彼に紹介してくれて、私は自分の名前を名乗り、日本語でお互いの仕事の話、会社の話、恵州での生活などを話した。彼はIさんと言い、千葉県の会社から恵州の子会社に出向駐在しているとのことだった。

駐在してから10ヶ月になるとのことだったが、なかなかの中国語を話している。TS社という会社で営業をしているとのことだった。明るく朗らかな、そして人懐こい感じの、なかなかの好青年である。
また、時間が有れば一緒に食事をしたり、お茶の話をしたり、交流を続けて行きたいと思う。また、我が社にいる何人かの日本人スタッフにも紹介し、一緒に交流が出来ればいいと思っている。
by wata1150 | 2009-08-24 21:17