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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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ライチ(茘枝)

雨季に入って、連日豪雨に見舞われているかと思うと、かんかんと照りつける真夏日もある。気温も連日30度を超える日が続いていて、35度くらいになる日もある。外にでれば、すぐに全身がジトっと汗ばんでくる。

広東省は果物の宝庫でもあり、今はライチの季節である。
ライチ(茘枝)_e0026744_11525521.jpg

ライチについては、以下のような説明がWikipediaに書いてあった。
「レイシ(茘枝、学名:Litchi chinensis)ムクロジ科の常緑高木の果樹。ライチとも呼ばれる。中華人民共和国南部原産で熱帯亜熱帯地方で栽培される。」「花は黄緑色で春に咲く。果実は夏に熟し、表面は赤くうろこ状(新鮮な物ほどトゲが鋭い)、果皮をむくと食用になる白色半透明で多汁の果肉があり、その中に大きい種子が1個ある。上品な甘さと香りから中国では古代より珍重され、楊貴妃が華南から都長安まで早馬で運ばせた話が有名である。」

また、会社の誰かが話していたが、ライチには血糖降下作用があるとのことで、空腹時にライチを食べると低血糖障害が起こる可能性があるとのこと。これが正しいかどうかは知らない。でも、血糖降下作用があるとすれば、私にとってはとてもありがたいこと。せめてこの季節には大いに食べようと思っている。


会社の近所のマーケットでも、露天を出し、取れたばかりのライチを山のように積んで売っている。
ライチ(茘枝)_e0026744_11535416.jpg

ライチ(茘枝)_e0026744_11543412.jpg

価格は一キロ6元から7元(おおよそ日本円で100円程度)といったところらしい。

昨年も出かけたが、今年もまた会社のメンバーの誘いに乗ってライチ狩りに出かけた。会社から車でわずか10分ほどのところに、ライチ畑はある。おまけにそれは、我が社の技術のメンバーの一人の実家でもある。開発メンバーの彼に案内してもらって、数人の子供も含め総勢20人ほどで、乗り込んだ。

果樹園の入り口のすぐ近くに大きなライチの木が何本も植えられており、枝は大きなライチが実って垂れ下がっている。一個つまみ、川を指で半分ほどむいて、口に放り込んでみると、とても甘くかつ芳醇である。次から次へとつまんでは食べ、つまんでは食べ、気が付くとお腹一杯になっていた。20~30個ほども食べたのであろうか。

暑さと湿気のせいもあろう、またライチの水分を多く摂取したせいでもあろう、体からは汗が噴出していた。それでも、私はせっせと食べ、皆はせっせとライチ狩りをし、ほんの2時間ほどの時間を楽しんだ。ライチ狩りの成果のライチは竹篭で十数籠ほどになったか。会社に持って帰り、皆で分配して持ち帰った。

しばらくは、毎日ライチが楽しめそうである。
by wata1150 | 2009-06-22 11:58