中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

<   2010年 03月 ( 11 )   > この月の画像一覧

グーグルが中国から撤退?というタイトルで投稿してから、数日たったある日、同じインターネット朝日新聞にこんな記事を見つけた。

中国、18分野の報道禁止 グーグル撤退直前に通達

そして、18分野について
〈報道規制の対象〉
■人民元切り上げ問題      ■官僚の腐敗    ■高額な医療費   ■食品安全問題・事件
■新疆ウイグル騒乱     ■チベット騒乱   ■貧富の格差     ■戸籍制度改革
■食用油の価格高騰    ■党幹部の人事予想    ■大学の自治権拡大   ■大学生の就職難
■四川大地震の学校倒壊問題や復興の遅れ     ■山西省の不良ワクチン注射事件
■吉林省の製鉄所社長の殴殺事件     ■重慶の警察と暴力団の癒着
■不動産価格の上昇と住宅難        ■地価高騰をあおる不動産開発業者


としている。
なるほど、これらの項目に関する新聞やTV報道は全くといっていいほど、中国国内では見られない。日本では普段に報道される記事は、ご当地中国では見られないのである。

その朝日新聞記事には更にこんなことが書いてあった。
特に重要な事項として、米国が中国への圧力を強めている人民元の対ドルレート切り上げ問題を挙げた。米議員らによる中国批判の発言などを報じることを禁止。グーグル問題と同様、基本的に新華社通信の記事だけを使うよう定め、評論記事を書く場合は「米国の対応を批判する内容にするように」と強調した。

これらは、以前から行われていたのだが、このようにその規制が明らかになるのは珍しい。
そして更に、
大手新聞社関係者は「読者の関心が高い内容がほとんど禁止され、何を報道すればいいのかわからない」と話す。インターネットニュース幹部は「グーグル問題が中国のメディア規制を結果として強めてしまった」とみている。
としている。

まさに言論の自由、表現の自由などの権利を規制している、あるいは禁止しているという事実を政府筋が公に認めてしまっていることに他ならない。世界の批判を浴びる結果になってしまっても。

これから先、私のブログが規制が解け、中国で見られるようになる時期は遠くなってしまったような気がしてならない。まことに残念では有るが。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-26 14:38

日本は祝祭日で休み。

今日は月曜日、今日からまた、一週間が始まった。我が社は週の勤務日が世間に逆行し、5日間勤務から6日間勤務になった。その為今朝は一日だけの休みで疲れが取れきっていないスタッフの面々がオフィスに集まった。皆けだるそうな顔をしている。まあ、2年前までは週6日勤務が当たり前で、私がむしろ辛かったのだが。慣れというのは恐ろしいものである。

朝のグループミーティングを終え、パソコンを覗いて見ると、日本からのコンタクトがない。まあ、そのうち来るだろう、とたかをくくっていてもいっこうにメールが飛んでこない。日本営業グループのT小姐までが、おかしいと言い出した。

で、日本連絡事務所のZ君の予定は?と、予定表を見ると何もなし。では、今週の予定表を送ってもらおうと、SKYPEを接続してみたが、接続されてない。要はコンピューターを開いていないのである。「はて?」と思い電話をしてみた。

「おい、今日の予定は?今何処?」すると彼の返事「今日は日本全国休日、仕事は明日から、今家にいる。これから朝飯」。「あちゃー、今日は祝祭日か~」なんとも気合の抜けた一瞬であった。朝のミーティングで「今日からの一週間、頑張りましょう。」と、中国のスタッフに気合を入れたばかりなのに。

中国の年間休日は実に少ない。おまけに土曜日も勤務と来るので、休日なんかないに等しいとさえ思えてくる。僅かな日曜日さえ、休日出勤、生産出勤ということでつぶされてしまうのだから。春節、国慶節以外には休みは無いとさえ思えてくる。

それに比べ日本はなんと休日の多いことか。正月休み、5月のゴールデンウィーク、夏のお盆休み、秋のゴールデンウィーク、月に一度は最低でもある国民の休日、そして会社では年休取得とか、リフレッシュ休暇とか、何やらかんやらめったやたらに休日がある。一体、いつ仕事するんだ?

と、まあ嘆いても始まらない。中国で仕事をすることを選んでしまったのだから。こんなときにこそ、日本人たるを見せなきゃー、と意気込んでみるが、体力が付いてこない。なんとも情けない限りである。

まあ、明日からじわじわ仕事をするかーと、早めに退社したTADAでした。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-22 20:22
今朝の朝日新聞インターネット版"asahi.com"にこんな記事が出ていました。
”グーグル、中国との交渉決裂 近く撤退発表か”  

私は、個人的にこの記事を興味を持って読みました。なぜかというと、普段日本の情報を得るため、また日本の知人友人家族とのコミュニケーションをとるために積極的にインターネットを活用しており、常々中国国内における、インターネット規制には閉口させられているからです。事実、この私のブログでも、自分自身ではまともに見ることが出来ず、裏技的手法で見ている始末です。

この記事の本文はこんな内容でした。
 【北京=峯村健司】中国市場からの撤退の検討を1月に表明した米インターネット検索最大手のグーグルと、中国政府の関係部門が2度にわたって接触し、事態の打開に向けて協議していたことがわかった。中国筋によると、グーグル側は検索結果への検閲を中止するよう求めたが、中国側は拒否。交渉は決裂した。グーグルは月内にも、中国でのネット検索事業からの撤退を発表する可能性がある。

 中国筋によると、ネットを管理する工業情報省や国務院新聞弁公室の担当者とグーグルの幹部が、1月末と2月中旬に接触した。グーグル側は「検索結果に対する自主検閲には応じることはできない。ネット監視を緩和すべきだ」と要求。中国側は「社会の安定のために有害情報を排除する必要がある。グーグルは中国の法令を守るべきだ」と応じず、議論は平行線のまま終わったという。

 中国政府はこれまで「グーグル側とは正式な協議をしていない」(工業情報省次官)としていたが、水面下で打開策を探っていた。

 この問題では、米オバマ政権が中国当局のネット規制に対する批判を強めていた。グーグルが撤退を決断すれば、米政府高官が世界貿易機関(WTO)への提訴を検討すると発言していることなどから、両政府の対立が外交問題に発展する可能性もある。

 しかし、ネット規制や検閲問題について、中国政府当局者は「特定企業のネット検閲だけを解除すれば、他社にも影響を及ぼしかねず、現行のネット管理体制が崩れる」と打ち明ける。

 同社現地法人関係者によると、グーグル側は撤退を視野に入れた準備を始めている。グーグル中国と取引がある複数の広告会社は、撤退に伴う契約金や従業員の補償金を求める書簡を出しており、一部では交渉にも着手。撤退に向け、転職活動をしている職員もいるという。

19日付の中国紙の第一財経日報は、グーグルが22日に撤退問題について今後の方針を公表する可能性があると報じた。しかし、グーグル中国の広報担当者は20日、「コメントできない」と回答した。
  

この問題で、私のブログが中国ですぐに見れるようになるとは思っていません。しかし、少なくとも世界中で中国のネット規制に関する議論が起こることは期待出来ます。その結果がどうなるかはわかりませんが、少なくとも、中国の情報規制に関しては、何らかの影響が出てきて欲しいものだと思うのです。

私のブログも開始してから4年半が経過し、途中からネット規制に遭遇して自分で見ることもままならなくなり、しかしそれでもどうにかこうにか続けてきました。あと何年中国にいるかは自分でもわかりませんが、気力と体力が続く限り、このブログを続けて行きたいと思うのです。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-21 11:21

中国人とお茶

私は大のコーヒー党である。日本に帰国したときにはドリップ用に挽いたコーヒー豆を大量に購入して、会社のオフィスにストックしてある。そして、毎朝庶務の女性に、入れてもらい飲んでいる。一日にマグカップで4杯~5杯は飲んでいる。糖尿病であるため、砂糖もミルクも使わずブラックで飲む。従って、多少は薄めに作ってもらうのだが。

オフィスには鉄観音茶やプーアル茶、ジャスミン茶、紅茶、そして日本茶なども備えてあり、私のオフィスにお客さんが来たりすると、女性スタッフに入れてもらって、お客さんに出すためである。私自身が飲むことはめったに無い。

以前、このブログで紹介したお茶屋さん、鳳凰茶荘には時々顔を出し、そのときだけはさすがにお茶を飲む。私の好みは鉄観音茶であるが、構えてお茶を飲むときは、プーアル茶のほうがお茶らしい。味わって飲む感じなのである。

最近は、恵州市内でも、コーヒーショップと呼ばれる「珈琲店」が何件かあり、珈琲をサイフォンで沸かして飲める店がある。以前はサービスのつもりなのか、砂糖とミルクをたっぶり入れた“あま~い”コーヒーを出され、閉口したものだが、今はブラックコーヒーの意味がわかり、彼らは「黒珈琲」と呼んで、出してくれる。もっとも、珈琲ショップの店員さん自身、珈琲など普段は決して飲まないだろうから、その味のよしあしなどわかるはずもないのだが。しかし、「黒珈琲」を注文する客は決して多くはない。

中国人のほとんどはお茶を飲む。会社に来るお客さんの多くは中国人であり、スタッフが「お茶が良いですか、コーヒーが良いですか?」と、尋ねると「コーヒー」と答える人はほとんどいない。お客さんが日本人である場合は、ほとんどの人が「どちらでも。」とか、「それではコーヒーを。」とか、答える。日本人はお茶でもコーヒーでもかまわないが、しいて言えばコーヒーが好き、ということだろうか。

中国人がお茶を飲むにしても、普段飲むお茶は鉄観音茶とかプーアル茶を飲むわけではない。名前がなんと言うのかはわからないが、コップに茶葉をいれ、それにお湯をたっぷり注ぎ、茶葉は入れ替えることはないが、お湯を継ぎ足して一日中飲んである。水分補給法なのであろう。会社のスタッフも、その多くがデスクの上にマグカップ様の蓋付きコップをおき、お茶を飲みつつ仕事をしている。確かに、空気は乾燥している場合が多いので、水分補給は必要であろう。

日本なら水道の水を含むような意味で、中国人は出がらしたお茶を含むのかもしれない。中国では水道の水は飲めないから、沸かした水を飲まざるを得ず、それでは味気ないので、出がらし茶になったのかもしれない。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-19 08:25

Nさんの経験

少し、ホットな話であるがある中国での事件を経験した日本人を紹介する。彼は仮にNさんとしよう。Nさんはまだ30台後半の若さである。彼の両親は日本で中小企業を経営している。大手会社の下請けで、部品組み立て検査の仕事をしている。

彼はその中小企業の経営者の家で育ち、アメリカに留学し、そしてその両親の仕事を通じての知人である数名の中小企業の経営者と資金を出し合い、中国の広東省に自動車部品の組み立てや成型をする会社を立ち上げた。

それからすでに数年の時間が過ぎ、彼はその会社のラオパンとして、中国と日本との文化の壁、言葉の壁、そして国家が異なることでの法律や制度、税金などの壁に苦労しながらこの会社を運営してきた。僅かながらも毎年利益が出るようになり、香港に家を買い、週末には香港に戻って家族とともに過ごし、さながら香港の実業家のような生活も出来るようになってきていた。

その彼が、ある日税関の呼び出しを受け、何らかの調査を受けたようである。そのとき彼はまだ余裕が有った様で、税関のユニフォームを来て写真を撮り、「税関に就職しました」と言って、私にその写真を送ってきたりしていた。従って、そのときは私もさほど深刻には考えず、定期的な抜き打ち査察くらいかな、などと考えていた。

しかし、翌日には「税関に軟禁状態になりました」というメッセージを送ってきた。事態は深刻化してきた様子である。スタッフや秘書など数人が税関に赴き、通訳や支援をしているという。つまり、まだ容疑が固まっていないということなのであろう。そして、彼からの連絡は途絶えてしまった。彼の秘書やスタッフも、口を閉ざし、何も言わない。

税関ということから、輸出入に絡む脱税容疑とか、不正輸出入とかという容疑なのであろうが、如何せん全く情報が入ってこない。我が社のラオパンがこれを聞きつけ、恵州税関から手を伸ばして、せめて情報を入試してみようとか言ってくれるが、逆効果になってはと思い、実行しないでいるまま、春節休みに入った。

噂では刑務所にいるとか、税関で拉致されたままだとか、聞こえてくるがどれもはっきりしない。私は、春節時期を利用し、日本に一時帰国をし、ついでに彼の実家によって様子を聞いてみた。彼の母親は「多分2月末には釈放されるでしょう。」とか、「疑われている金額については、支払ったので、問題ない」とかいう。が、詳しいことは話したがらない。そして、挙句の果ては「息子は死刑になって、永久には生きて帰ってこないかもしれない」などと言い、不安を募らせていた。

3月の始め、突然彼から電話がかかってきた。「来週の〇日に、夕食パーティを開きたいので参加してくれ」というものだった。“拉致された経緯”などを皆に報告し、“今後とも支援をよろしく”という意味のパーティらしい。私とラオパンが出席することにした。何はともあれ、無事復帰してきたことは喜ばしいことであった。

そして、〇日当日、長安のとある中華料理店に行き、彼の説明を聞いた。それによれば、彼の会社の退職した元従業員が税関に「不正」を通告したらしい。が、どうもそれは結果的には、中国と日本の商習慣の違いから起こったものらしい。ある設備を輸入するに当たって、設備代金を分割払いにしたことが発端であり、税関は設備の総額に対しての輸入税を支払わなければならないとしたのに対し、Nさんは代金支払い都度税金を払うこととしたのだが、誤解が有ったらしい。不正をするつもりはなかったのだったが。

それで、未払いの輸入税を払い、罰として一ヶ月監獄暮らしをしていたということである。それでも、彼は監獄の様子、監獄内での日々の様子などを離してくれた。日本国内での犯罪者の扱いとはかけ離れたことが多く、興味半分で聞かせてもらった。中国国内で監獄に入るなどという経験はなかなか聞かない話であるし、また、そんな経験はしたくはないが、経験者の話しとなると、結構面白い。

その経験談は省くが、この話には後日談がある。この容疑を税関にタレこんだ元従業員さん、どんな容疑かは知らないが、同じく監獄に拘留されてしまい、Nさんが出てきた後もまだ拘留が続いているということだった。そして、彼の釈放するため、Nさんは改めて税関に赴き説明やら資料の提供を続けているということであった。何か褒美がもらえるかもしれないと思っていたであろう、元従業員にとってはなんとも予想外の結末になってしまったようである。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-16 23:11

CYJ君の赤ちゃん

以前、私がこの会社に入社するときに、強くかかわったCYJ君に子供が生まれた。

彼は3年前、私が仕事を失い、家でゴロゴロしていた時に、中国から電話をしてくれた人である。そして、結果的に個の会社に入社し、今では副総経理の職にいる。彼はその後、私との意見の食い違いから、辞表を出して、退社していった。

彼は恵州にマンションを購入し、朝鮮族の可愛い女性と結婚し、家庭的には良い家庭を作っている様子だったが、仕事は我が社を退職してから、日系の会社を転々としてあまり恵まれてはいなかった様子である。そんな中、待望の子供が生まれた。男の子の双生児である。
e0026744_1042221.jpg

すっかり自信をなくしていたかのような感じであったろう彼に自信が蘇った様子である。そして、この間の土曜日に披露パーティがあって、私も招待され出席してきた。恵州市内の中心に程近いあるホテルの中のレストランの一角を貸切にしたところであった。総参加者は100名程度か。我が社からも、総経理を含め10名ほどが参加した。
e0026744_105267.jpg

中国人にとって出産は非常に大切である。一人っ子政策が継続している現在、女性の生涯出産は一人である。従って、妊娠してから周辺の人たちの妊婦に対する気の使い方は大変なものである。アレを食べてはダメ、これをしてはダメ、とうるさいこと、うるさいこと。先人の経験から来ることなのであろうが、大変なものである。

私のスタッフの女性が昨年3人も妊娠出産した。3人とも無事出産したので周りの人たちはほっと一安心しているようである。そして、3人とも子供の世話は老親や親族に任せ、自身は会社の業務に復帰している。が、毎日定時には飛ぶように帰宅する。一生で最初で最後の、最も重要な仕事を成し遂げたかのように、自信に満ち溢れながら。

CYJ君のパーティには両家の両親、親族までもが集まった。CYJ君は奥さん共々黒龍江省の出身であり、両親は遠い広東省まではるばる孫の顔を見るために出かけてきたのである。友人や会社の同僚にとっても喜ばしいことで、会社にいたときの様々な軋轢や屈託を忘れ、おめでとう、可愛いを連発している。

パーティが終わりかけたとき、CYJ君が寄ってきて、私の抱きついてきた。「私は若かった。会社を辞めたことは決して正しい判断ではなかった。他社を転々としてみて、良くわかった。あの時、Wさん(TADAのことです。)の言ったことは正しかった。今では、C社(我が社のこと)のOBとして、今後も外から支援してゆきたい。」
そんなことを繰り返し、繰り返し話してくれた。

彼が、再び我が社のスタッフになることは無いのだが、一回り成長し、社会に飛び立っていった息子を見るような気持ちで、うれしかった。今後とも奥さんとともに、子育てと仕事に頑張って欲しいと、心から思ったものである。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-15 10:05

一日だけの週末

週休1日、週6日勤務になって、最初の日曜日である。週休1日の場合の日曜日は結構苦痛である。明日が月曜日で友情勤務とあれば、思い切って疲れるような遊びは出来ない。山を歩くとかでも、私くらいの年齢では結構疲れが翌日に残るからである。かと言って、疲れないような遊びが何かできるかというと、それもない。
部屋をざっと片付ける程度は1時間程度で終わってしまう。後はすることもなく、寝てしまうか、パソコンでゲームをするか。

オフィスに行ってみる。工場は今日も稼動していて、多くの若い工場スタッフがいつもの平日と変わりなく生産を続けている。工場スタッフが少ないため、注文に生産が追いつかず、休日生産を強いられているためである。若い人は良い。疲労も短時間で回復できるからだ。事務関連のオフィスは人影はまったくない。従来2日休日だったのが一日になってしまい、家庭の中の雑務を一日で片付けなければならないため、皆家の中で奮闘しているのであろう。子供の世話、掃除や片付け、一週間の必要品の買い物などなど。あるいはまた家庭サービスの時間が少なくなって、必死にやっている人もいるかもしれない。

恵州は少しずつ暖かくなってきて、今日は市街地では半袖姿で歩く若い人たちも見かけた。同僚のS君がガールフレンドを連れて、一人で何をするでもなくすごしていた私を慰問に来てくれた。餃子とカレーを作って、食べさせてくれるという。わびしい私ひとりの生活を少しでもやわらげてくれるという気持ちであろう。うれしい限りである。

オーナーや総経理はガールフレンドを見つけて一緒に住んだらどうだ?と、声をかけてくれる。が、この年でそのような重たい存在をいまさら持つのも大変だし、第一お金が掛かる。そして、言葉が通じにくく、コミュニケーションが不自由な状態では逆に疲れてしまうかもしれない。総経理に言わせると、言語を早く覚えるには、それが一番の早道だ!と、言ってくれるが。

日本にいてはそんな文化はほとんどないが、中国では普通に存在する。大学生の女の子は学費を稼ぐために、学生時代のみの期間限定でお金持ちのおじさんの愛人になるなどということも有るそうだ。愛人業も立派なアルバイトということか。もっとも、私にとっては遠い世界だが。

明日は月曜日。頭の中で課題の整理をしながら、シャワーを浴びて早めに休むに限るということかもしれない。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-14 19:55

土曜日勤務再開

まだ寒さが残る恵州です。私はハイネックのTシャツの上にオープンシャツを着て、その上にセーターを着込み、更にジャケットを羽織っています。まるで真冬並みの装備です。

会社は従業員の収入を増やすことで離職率の低下を図り、新規工場労働者の獲得に向けて動き出しました。これが上手くいかなければ会社は非常に危険になります。全従業員の給料がアップするわけですから、販売が増えなければ会社の固定比率が上昇します。赤字になることも想定しなければなりません。従業員の収入を増やすため、土曜日の勤務を再会したわけです。

土曜日は全部残業扱いです。従って時間当たりの給料は2倍になります。月に4回土曜日に出勤すれば工場労働者にとっては平均でひとり300元ほど収入アップするのです。また、前回の投稿で述べたように、240元ほどの食堂負担を全額会社負担としましたので、合計で540元ほどの収入アップになります。月の給料が2000元程度の、工場作業者にとっては30%弱の収入アップにつながるわけですから、結構なことです。

しかし、このような手段は会社の痛みを加速します。赤字企業がやれば、時間とともに倒産の危機が早まります。会社としては販売収入を是が非でも上げなければいけないのです。30%以上の販売収入アップは決して容易ではありません。高価格製品、高付加価値製品の販売を増やし、低価格商品、低付加価値商品の販売を減らし、なおかつ販売金額で30%アップを目指さなければいけません。連日販売会議を開催し、販売戦略を作り活動する、こういった日々が続くことになります。

この作戦が失敗したら後がない、そんな気持ち、いわゆる背水の陣で今後仕事にもぞま無ければなりません。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-13 12:45

会社の苦境は続く

今日の午後から、寒さがやや和らいできました。それでも家の外では夜になると、皆冬用のコートを羽織って寒そうに歩いています。武漢にいる友達に聞いてみると、向こうでも、昨日までは夜の気温が零度近くまで下がっていたのが、今日の夜は外聞暖かくなってきているそうです。まさに3寒4温のような気配です。

会社の運営はいよいよ厳しくなってきています。例年であれば数百人の工場作業者はすぐにも集まってきたのでしたが、今年は様子が一変しています。まず、女性が少ない。私達の工場は細かい作業が多いので、弾性では辛い仕事が多いので、若い女性を中心に人員編成しています。しかし、今年は若い女性の応募者が毎日せいぜい10人程度と、とても少ないのです。その代わり、若い男性の応募が目立っています。今は、女性を優先的に採用し、男性の採用は絞っているため、工場の人数があまり増えてゆかないのです。

給料条件も大幅に変更しました。従来は会社の食堂の給食は一日8元程度、給料から天引きで引いていました。しかし、これからは給食は全額無料になりました。つまり、会社としては一人当たり、給料を月に240元ほど、上げたことになります。現在は700人もいないため、月20万元以下の負担ですが、人員が増えるに従って負担は増えていきます。

また、全土曜日を全社員残業日とし、しかも残業は基本給の2倍支払うため、社員の手取り給料は大幅に増えます。さらに、上海や高訴訟などではすでに実施されているようですが、恵州市でも基本給が15%~20%
上がる見通しです。基本給が上がれば当然残業手当の絶対額も増えます。つまり、人件費は20%以上増えるということです。この費用はおおよそ50万元から60万元と予想しています。

ところが、それでも従業員が増えないとすると、生産が上がらず、従って販売が上がりません。注文はあっても出荷できず、結局売り上げが下がってしまうのです。そうすると、固定比率が上がって、収支は悪化し、出荷できないことで客先の信頼を失うという二重苦になってしまいます。これでは会社はひとたまりもありません。何とかして生産を上げなければならないのです。生産担当の総経理は連日人集め、生産合理化、自動化推進などで走り回っています。

営業担当の私は、より生産しやすいモデルの受注、自動化が完成しているモデルの受注、価格の高いモデルの受注など、明確に目標が定まった項目について集中してスタッフに檄を飛ばさざるを得ません。販売価格の引き上げなどの対策も考えられますが、価格引き上げには客離れという副作用があり、客離れを起こさずに値上げを実施してゆくのは営業としては難しいものがあります。

香港系会社であり、中国に工場を持つ私達の会社は、ある意味価格勝負で客先を取り、発展してきた会社です。技術力、品質力で日系などの主力メーカーには及ばないのです。ここ数年は、特に私が加入してから日系大手客先の獲得を進め、やっと実ってきたところなのです。そんなタイミングでは値上げは非常に苦しいのです。

そのような状況が続けば、間違いなく倒産の憂き目を見なければならないと思います。最悪の事態を避けるため、資金確保、経費削減、販売増など、出来うる限りの対応策を全力で進めなければならず、苦しい時期が当分は続きそうだと思っています。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-11 22:49

アパート

現在私が住んでいるところは、会社の寮です。会社の寮といっても、幹部職の人たちだけが住んでいる寮で、一般スタッフや工場のワーカーさんが住んでいるところとは違い、ちょっとしたワンルームマンションといったところです。ただし、場所は会社の構内にあり、着替えが済めば1~2分で自分のオフィスが有り、とても便利です。

朝食は寮の食堂で幹部の人たちと一緒にとります。ラーメンや中国風おかゆなど中国風料理の定番の朝食メニューです。でも、私はパンが好きなので、冷蔵庫にパンを買い置きして、時々はトーストを食べたりしています。

部屋は個室で、エアコン、洗面所にトイレ、シャワーが敷設されており、蚊帳つきでセミダブルのベッドがあります。もちろん全室インターネット接続可能で、機能的にはまったく問題ありません。

問題は夕食です。会社の一般従業員の食堂で無料で食べることも出来ますが、見栄えも悪く、味もいまいち、なんとなく食べる気がおきないのです。コストパフォーマンスを追及しつつ、より美味しく、より満足できる食事をと、起業福祉の面からも食堂内容改善グループも出来て、改善が進んでいますが、いまいちです。

それで、毎日外食になり、どうしても味気ないものになってしまいます。

昨年入社したS君などは中国人の彼女がいるので、一緒に住んでいて、彼女が毎日食事を作ってくれるとかで、特に不自由はしていない様子ですが、私から見れば天国のように見えます。誰かが、市内の繁華街近くにアパートを借りたら、多少経費は掛かるけど、食事には不自由しないし、会社の車で朝夕の送り迎えはあるのだから、そっちのほうが生活は快適であるようなことを言っていました。私もそれは事実だと思います。

私も、一年間上海で、マンションの一人暮らしを経験しているので、孤独さもありますが、生活にもテンポが出てくるような気がしています。そこで、私もアパートを借りて一人暮らしをしてみるのも悪くは無いかな、と思い始めています。イニシャル的には生活用品の購入、電気やガス、水道の契約など、また家賃の支払いなど煩雑なことが発生するという難点もあります。しかし、夕食は自宅の近所で好きなものが食べられること、時間が有ればショッピングなど歩いてゆけることなどを考えれば、マンション暮らしも悪くはありません。

恵州に来て3年以上になり、市内の諸事情も判りかけていることから、何とか一人暮らしをしてみようかな?などと考えています。
[PR]
by wata1150 | 2010-03-07 23:39