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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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野球のボール

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日本にいれば何の変哲も無い、硬式の野球のボールです。これは今、私にデスクに鎮座し、時には私の手でもてあそばれ、時には床にたたきつけられながら、存在しています。

現在、日本チームのメンバーとして、2009年4月に我が社に入社したS君が、入社採用面接のときか、または入社してからの会話の中で、学生時代に彼が野球をやっていたことを知りました。

彼は、私が将来のリーダーを育ててゆくには新卒者が良いこと、日本の企業文化的には採用は新卒者を毎年4月に採用する傾向があることなどを董事長に説明し、試験的に採用してみることにした第一期生です。事実上は日本連絡事務所を開設したときにメンバーとして日本採用をしたC君も新卒者でしたから二人目となるのかもしれませんが。

そして、S君の趣味を知り、少しでも助けてあげることが出来れば、とおもい、野球がでてきたわけです。しかし、中国に野球をやる人などはほとんどいません。ましてや恵州市という広東省の片田舎では、野球に接する機会などあるはずも無いのです。野球場などは無いにしても、せめて会社の前庭でキャッチボールでもしようかと思い、恵州の運動具店を探し回り、聞きまわりましたが、まったく無かったのです。

ある日、市内の運動具店にバドミントンの道具を見に行ったときのことでした。わずかばかりのショーウインドウの中にこのボールを見つけたのです。一個だけ、ただ無造作に置いてあったのです。店員さんに聞くと、何のスポーツなのか、どうやって使うのかも判らないとの話でした。しかも、それは売り物ではなく、ただ展示しているだけで、販売用のものは無い、ということでした。

しょげている私を見ていた店長らしい人が、ショーウインドウからボールを取り出して、私にくれるといってくれたのです。このボールは売り物でもなく、彼らにとっては何の価値も無いものだったのでしょうが、私にとってはありがたいものでした。あとはグローブがあればキャッチボールが出来るわけですから。

グローブは日本に行った時に購入することにして、ありがたくボールを戴いてきました。しかし、良くボールを見てみると「九運棒塁球記念品(珍蔵型)」「2001中国広東」と印刷してあります。2001年に広東省で行われた野球大会の記念ボールだったというわけです。

キャッチボールをしたり、バットで打ったりすればこの印刷は消えてしまい、ボールも傷だらけになってしまうかもしれません。そこで、私はこのボールを普段に持ち歩いてもて遊ぶことにしたのです。野球選手がベンチの中でボールをもてあそんでいるように。ボール感覚や手の運動感覚が悪くならないようになるかもしれません。そんな付帯効果を期待しながら。

グローブとキャッチボール用のボールはいずれ日本に行った時に購入することにしたいと思います。運動不足解消や、S君とのコミュニケーション向上を目指して。
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by wata1150 | 2009-12-30 16:53
今年2009年もあと僅か2日と少しを残すばかりになりました。

日本にいれば、多分正月を前にして、家の掃除をしたり、妻が作る正月料理の手伝いをしたり、あるいはまた年賀状の整理をしたり、はたまた私の実家に年末の挨拶に出かけたりと、結構忙しくしているのかもしれません。

しかし、現実には私は中国広東省に居り、香港系の会社に勤務中です。妻は多分彼女の仕事である“学習塾”のことで精一杯に動き回っているかもしれません。年末年始は受験を前にした生徒の世話でなにやら忙しいはずです。家で一年間の埃を掃除したり、料理を作ったりする時間は無いはずです。

私が知っている中国在住の何人かの日本人がすでに正月休暇を利用して帰国しました。また、今日、明日そしてまた大晦日に帰国をする人もいます。日本で家族とともに正月を過ごしたいと思っているのでしょう。久しぶりに日本に帰る人の中には、家族と温泉やスキー場、あるいはまたどこかのリゾートで正月を迎える計画をしている人がいるでしょう。帰国はしなくとも、マレーシア、インドネシア、オーストラリアなどの海外で家族とともに過ごす人もいると思います。

私も来年こそは日本で家族とともに・・・と思いながら、ここ数年はそれを果たすことが出来ません。来年こそは・・・と思いながら、今年もまた、中国で短い年始休暇を一人ですごします。とはいえ、今年は仲間がいるかもしれません。今年の4月、日本で大学を卒業し、うちの会社に入社したS君。彼は帰国せず、恵州で一緒に住んでいる中国人のガールフレンドと過ごすそうです。来年には結婚するとかで、お金を節約し、家を買うことにしていろいろ準備をしているようです。

今年は彼と、彼のガールフレンドと、一緒に年越しをし、年越しそばでも食べて少しは正月らしい雰囲気でも作り出そうと思っています。そう思い、過日JUSCOに行った時に、日本の生蕎麦を売っているのを発見し、大晦日にはそれを購入して、年越し蕎麦を作ってみようかと思います。

会社内に、正月の雰囲気はまるで無く、淡々と日常の業務をこなしているスタッフがいるばかりです。僅かに壁やテーブルにあるカレンダーが新しい2010年版に置き換わっているだけです。明日には上海、香港そして深圳からの来客があり、大晦日には来春日本の大学を卒業する予定の男性が採用面接で会社に来ます。

新年は4日から業務です。私は1月10日から19日まで日本に出張帰国することにしました。ある会社で社長交代があり、その披露パーティに出席すること、そして何社かの重要客先を表敬訪問し、数人の来春の新卒予定者の採用面接をするためです。何日間かは家に帰り、家族との対話を少しでも復活させたいと思っています。
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by wata1150 | 2009-12-29 16:32

花山ハイキング

総経理に誘われ、総経理の家族とともに恵州の東側にある恵東の通称花山と呼ばれるリゾートに行って来た。正式な名前は「永記生〇园」(〇は上に太、下に心)。

入場料は大人一人40元(約550円)である。入場料を払い中に入ると、「永記生〇园」(〇は上に太、下に心)という文字が飛び込んでくる。
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よくよく聞いてみると、観光農園ということらしい。多くの植物に接し、自然の空気に触れ、心身をリラックスさせる施設ということである。

内部の案内地図があった。
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結構広い。内部にはレストランやホテル、売店まである。草花、樹木、池の端などを散策するのは楽しそうだ。多少は丘などもあり、一周すると結構くたびれるかもしれないなどと思いながら、歩き始めた。

二人乗りや3人乗りのレンタル自転車もあるのだが、歩いて一周することにした。まもなくレストラン前にたどり着いた。ここで昼食をとる。生野菜をちぎっただけの野菜サラダ。これが結構美味しい。イタリアンのドレッシングもあるのだが、フレッシュな野菜はそれ自体美味しい。ここの農場で取れた新鮮なものだという。同じくここの農場で取れたかぼちゃやポテト、パプリカ、などが並ぶ。味はイタリアンか。トマトソースで煮込んだ豚肉も美味しい。普段中華料理ばかり食べているので、やけに新鮮に思える。

イチゴ畑があった。
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イチゴ摘み一人20元と書いてある。中に入っていって、一個食べてみた。無農薬栽培なので、そのまま食べることが出来る。
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甘酸っぱい香りが広がる。スーパーでパックに入れて売られているイチゴではこうはいかない。

ビニールハウスがあった。
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その中に入ってみる。多くの鉢植えが並んでいた。
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サボテン、金のなる木、葉の肉が厚い植物が多く並んでいた。
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そして、ビニールハウスの一角で従業員のおばさんが、いろいろな苗を植える作業をしていた。
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外に出ると、池がある。レストランの側にも池があったが、この施設にはいくつかの池が配置されており、眼を楽しませてくれる。池の上まで木がせり出し、真っ赤な花をつけていた。
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名前は知らないが、鮮やかな花である。

池を過ぎたところに、コスモスが植えてある一角があり、一面に花をつけていた。
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白、ピンクなど様々な色のコスモスが思わず足を止める。

遊歩道が続く一角にはこんな休憩スペースがあった。
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このベンチに座って本でも読んだり、転寝をしたら良いだろうな、などと思いながら歩き続ける。

昼前に入園したのだが、気が付いたら夕方も4時になっていた。多少疲れを覚え、そしておおよそ園内を一周していた。中国語が出来たらもう少し、総経理の家族の人とも会話が楽しめるのだろうが、わずかに総経理と、英語で少し会話を交わしただけだった。しかし、心身をリフレッシュするには十分だったような気がする。
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by wata1150 | 2009-12-27 17:23

今日はクリスマスです。

早いもので、今日はもうクリスマスです。

数は少ないのですが、何通かのクリスマスカードも届きました。
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先週は、DVDでアメリカ映画の名作「めぐりあい」を見ました。クリスマス時に見る定番のラブロマンスです。1930年代の映画ですから、時代感覚はまったくあわないのですが、こんな映画もたまには良いものです。

昨夜は会社の幹部とクリスマスディナーを楽しみました。とはいっても、ここは広東省恵州市。亜熱帯性気候地帯ですから、雪が降るわけも無く、市内の海鮮料理のレストランでちょっとだけ豪華なシーフードを頂板だけですが。そしてそのあとは、例によってKTVに繰り出し、カラオケやゲームに興じ、深夜まで大騒ぎをしました。

会社は12月31日大晦日まで仕事ですし、新年の休みも3日までです。それでも、私の小さなオフィスにも、新年のカレンダーが届けられ、テーブルの上、会議机の上、そして壁にかけられました。少しは新年を迎える雰囲気が出てきました。
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明日から、会社のオーナーは休暇に入るそうです。中国香港を脱出し、北海道で新年を迎えるそうです。少しだけ、私もいつかは年末年始休暇をとって、家族とともに、正月のスペシャル番組でも見ながらゆったりとした時間をすごしたいと思いました。

書類や灰皿、電話や電卓、コンピュータや付属機器などで乱雑になっている私のデスクも、大晦日までには整理をし、きれいにして新年を迎えたいと思います。
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by wata1150 | 2009-12-25 16:28
8月の終わりから出産休暇に入っていたL小姐、9月の終わりから出産休暇に入っていたT小姐が相次いで職場復帰してきました。二人とも無事出産をはたし、元気でした。今の中国では女性は一生にひとりしか子供を生まない状況ですから、大切に育てて欲しいと心から願います。

しかし、Lさんは、子供の面倒を見ていたいとの理由で、職場復帰後一週間で退職していきました。家では自分のお母さんが故郷の湖南省から出てきて子供の面倒を見ているのですが、なかなかお母さんの手には余るとのことでした。

しかし、実際には従来に比べミルク代が掛かること、お母さんの生活コストも掛かることなどで、出費がかさんでいるため、給料の少しでも高い会社に移りたいとのことだったようです。今は、景気が良くなく、会社も給料を上げてやることも出来ません。また、中国では扶養加給などという福祉の考え方もまだまだ少なく、そういった意味では、会社を変わって自分の給料を上げてゆくしか、選択肢は無いのかもしれません。

Tさんも、今週初めから戻っています。Tさんは、今のところ退職するような気配はありません。まして、主任という立場でそれなりに責任もありますから、簡単にやめるわけにもいかないと思います。それでも、毎日お昼休みには自宅に帰り、子供の世話をして、休み時間の終わるころに職場に戻ってきます。結構体力的にはきついと思います。

それでも、彼女もご主人のお母さんが故郷から出てきて面倒を見てくれているようで、今のところは何とか仕事が出来ています。何とか早く出産前の状態まで戻ってくれればと願っています。

このような事例を見ても、中国はまだ福祉後進国であることを実感させられてしまいます。思わず、日本で私が勤務していた会社と、比較してしまうのです。そして、一方、仕事は人によって決まる、企業は人なり、といった言葉を思わざるを得ないのです。
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by wata1150 | 2009-12-24 14:48

零下5℃のチーズケーキ

零下5℃といっても、「凍り付いている」という意味ではありません。「零下5℃」というベーカリーショップの名前です。恵州には「零下5℃」のチェーン店が何件かあります。JUSCOの一階とか、万佳の裏手の路地、とか。

この「零下5℃」の店にはこのようなチーズケーキが置いてあります。
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値段は一個18元。食パンが8枚切りの袋に入ったもので、4元とか5元程度であることから見れば、高いのですが、チーズケーキということであれば、決して高いわけではありません。

市内に出かけると決まって「零下5℃」を探し、このチーズケーキを探して2パックほど買い求めてきます。あまり日持ちはしないだろうとは思いますが、冷蔵庫に入れておけば数日くらいは大丈夫です。そして、小腹が空いたときなどに、ナイフで切り取って少しずつ食べています。

肝心の味はというと、日本で食べるチーズケーキよりはチーズくさくは無いのですが、決してパンではなく、やはりチーズケーキという感じです。

問題は、チーズ臭さや、食感に多少ばらつきがある点です。”先日買ってきたものは食感がふわふわだったのに、今日のは少し硬めだった”とか”先日のはチーズ臭さが多少強かったのに、今日のはあまりチーズの味がしなかった”とか。

それでも、「まあ、許せる範囲」ということで、機会があれば買ってきて、間食しています。
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by wata1150 | 2009-12-23 13:04
「もういくつ寝るとお正月」なんて歌がありました。苦しかった2009年もあと一週間で終わり、2010年を迎えます。

2008年秋に、アメリカのリーマンショックと呼ばれる金融問題を起爆剤にして発生した世界的金融不安による不況の余波を引きずった一年でした。それでも、何とか倒産せずに生き延びてここまで来ました。

日本では「中国は回復が早い」と言われたこともあったようですが、それは中国政府主導による国内市場の活性化が大きな役割を果たしたようです。しかし、従来、中国の収支を支えてきた輸出関連企業は、欧米や日本からの注文が大きく落ち込み、あえぎにあえいでいます。倒産に追い込まれた企業も少なくありません。

しかし一説によれば、2010年から、中国のバブルが始まるともささやかれているそうです。それは事実かもしれません。生活物価は大幅な上昇基調です。会社の近所の、時々昼食のために利用する小さな食堂でも、メニューが新しくなりました。そして、なんとなく全体的に20%から30%ほど値上がりしているようです。以前は一人当たり、10元から15元で食べることが出来たのですが、今では20元は必要です。

一時値下がり傾向だった住宅価格が再び上昇に転じているそうです。恵州は田舎の地方都市ですから上海や北京、広州や深圳とは比べられないのですが、それでも、コンクリートむき出しの何も無い新築マンションで1平方メートル当たり5000元から6000元するそうです。そこで床を張り、壁紙を張り、上下水道や電気などの工事をすると、1平方メートル当たり、5500元から7000間ほどにはなってしまうそうです。私が恵州に来た当時、1平方メートル当たり、2000元とか2500元とか言っていたような記憶があるので、住宅価格は2倍以上になってしまっているのです。

ガソリン価格も値上がりし、タクシー料金も上がりました。以前会社から恵州市内間で行くのに、おおよそ14元から15元だったのですが、今では22元程度になりました。

そんな状況にもかかわらず、不況の影響からサラリーマンの給料は良くて据え置き、一般的には引き下げられています。低下率は企業によって相当なばらつきはありますが。給料が下がることも大変ですが、私のように、日本やその他の国から「出稼ぎ」に来ている人たちはもっと大変です。企業が苦しくなれば、解雇されてしまうからです。

そんな中、中国は盛んにインフラ建設を進めています。今月、広東省広州市から湖北省武漢市までの高速鉄道が開業します。最高速度は350km/hとも380km/hとも言われ、世界最高速だそうです。昔、田中角栄元首相が唱え、推進した「日本列島改造論」を思い出させます。最も規模的にはそれよりも何倍かの大きさでしょうが。そうやって、中国も世界の先進国に近づいて行くのかもしれません。

2010年。私が勤務する会社にとっても正念場です。企業構造や企業体質の転換、新規事業の導入など、やらなければいけない課題が山積しています。それらを何とかやり遂げ、安定した経営体質に何とか持って行きたいと、新たな闘志をかき立てて、頑張ろうと思っています。
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by wata1150 | 2009-12-22 15:03

会社でも、クリスマス

あと一週間足らずでクリスマスです。

会社でも、クリスマスツリーが飾られました。
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一部の女性社員の有志の方々が頑張って飾ってくれました。もみの木を何処から持ってきたのか、飾りつけはどうやって手に入れたのか、などと野暮なことは言いません。ただ、飾っているところに行って、「お疲れさん
、きれいだね」とだけ言葉をかけました。

中国はキリスト教国ではありませんが、コマーシャルベースに乗せられたのか、最近は何処に行っても飾り付けを見ることが出来ます。早いところでは11月初め位から飾られています。そして面白いのは、クリスマスが終わっても飾り付けを片付けないことです。春節間近までは飾っておくところがあります。

会社は香港系ですので、香港人スタッフは早い人は今週の初めから、遅い人でもクリスマスイブには休みを取り、家庭で家族と一緒にクリスマスを過ごすようです。最も工場のほうは、ワーカーさんが少なくなり、連日2交代の24時間稼動が続いており、12月31日まで生産は続きます。1月は1日が金曜日なので、3日まで3連休になりますが。

最近は寒くなって、朝の気温は10度を切ることもしばしばです。しかし、天気がよければ日中は割合に暖かく、いわば小春日和になります。私は新年の3連休の間に、スタッフの面々と近所の山にでもハイキングにでも行こうかと考えています。

日本は正月、雑煮や煮しめを食べることが出来るのでしょうが、今年もそれはかないません。せめて恵州JUSCOにでも行って、餅でも買ってきて、食べようかと思っています。
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by wata1150 | 2009-12-21 14:39

クリスマス

クリスマスが近づいてきました。中国広東省の片田舎、ここ恵州でもクリスマスの足音が聞こえてきています。市内にいくつかある大型商業施設では、大きなクリスマスツリーを飾り付け、雰囲気を盛り上げています。
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これは大きなツリーです。スーパーマーケットの地下階から4階までの吹き抜けに置かれたものです。フロアーの3階分ほどの高さはゆうにあります。
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香港ではクリスマスはナショナルホリデーですから、香港人スタッフのほとんどは20日過ぎから一週間の休暇になります。彼らにしてみれば、めったに無い長期休暇ですので、心待ちにしているようです。

しかし会社そのものは中国にあり、クリスマス休暇も、そのあとに来る新年の休暇もありません。唯一、1月1日のみが休みです。最もタイミングよく今年は2日が土曜日、3日が日曜日なので、1日から3日まで3連休になるので、結構休暇を楽しめそうですが。私はクリスマス休暇は無く、また新年休暇も無く、会社に出勤することになりそうです。

しかし私を含めたサラリーマンにとって、クリスマスは“クルシミマス”であることも事実です。クリスマスプレゼント、正月の準備など出費がかさむ時期だからです。ましてや昨年末に始まった金融危機の余波はしっかり残っていて、会社の経営状態は決して良くはありません。

「中国は、いち早く回復した」などとマスコミでは報道されていますが、現実は必ずしもそうではありません。中国国内で消費される製品を生産販売している企業はおおむねよさそうですが、中国経済の牽引車であった輸出関連企業は苦しい状況が続いています。中国政府がせっせとアメリカドルを買い支え、人民元との為替レートが安定しており、何とか持ちこたえているのが実態です。アメリカや欧州各国の要望に応え、人民元レートが切りあがれば、多くの企業が倒産の憂き目に会うことは眼に見えています。

来年、2010年は上海万博が開催される年です。ここ恵州からはまだ上海万博の足音は聞こえませんが、上海では住宅価格の高騰など、いろいろな面での経済的影響が出始めています。そのような環境下、来年の我が社の業績はどのように展開するのか、いままさに2010年度の事業計画の策定を進めており、日々忙しい毎日を過ごしています。

休日には、他の恵州のいろいろなところにも足を伸ばし、少し違った角度で2009年を振り返り、また2010年に思いを馳せてみようかなどと考えています。
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by wata1150 | 2009-12-10 22:29

頭の痛い年末

12月も半ばに差し掛かった。そして、今年、2009年もあと20日間を残すのみである。まさに時間の流れは速いものである。

出産休暇に入っていたL小姐が12月に入って戻ってきた。と、思ったら一週間で退職していった。子供を育てるという名目で。確かにそれは大切である。仕事をするのも、いわば子供を育てるための費用を捻出するためである。そういった意味では「仕方が無い」と思わざるを得ない。

給料が安いと言っていた。子供に上げるミルク代が月1000元ほど、毎日昼休みに家に戻り、世話をして会社に戻る、交通費が800元から1000元ほど。彼女の給料が2500元ほどでは、ほとんど手元には残らない。故郷の母親が当面は恵州に留まって子供の面倒を見てくれるらしいが、それとて、いろいろな経費が増える。お金が不足するのはやむをえない。

きっと、日本語のできることを、売り込み文句にしてもっと給料の高い仕事をしたいのであろう。または、すでにそのような仕事を、休暇中に見つけていたのかもしれない。

8月に入社し、新規事業で客先とのコミュニケーションや、生産に当たってのサポート、仕事のとりまとめなどを担当してくれていたW小姐も、この年末で退職するという情報が飛んできた。W小姐も多少日本語が出来る。そのため、私自身も頼りにしていたのだったが。

現在は通勤が一時間以上も掛かるため、辛いのだという。そこで何とか自宅から近いところに仕事を変わりたいと、探していたらしい。運良く(?)市の公安局の事務員の仕事に就けることになったという。公務員であり、待遇も格段に良いらしい。これは説得の方法が無い。

12月20日過ぎから同じく出産休暇で休んでいたT小姐が戻ってくる予定である。T小姐には何とか仕事に留まって欲しいと思う。が、一方では最悪を予想して対策を検討しなければいけない。代替の中国人スタッフの募集であるとか、来年4月から日本の大卒を新規採用しようとか。

会社全体としてもいまは大変である。工場の作業者の人数が激減している。年明けて、1月、そして旧正月のある2月にはどれだけ減少するのか。注文を受ける予定の製品の生産をまかなうことが出来るのか。

9月から、従来の製品群に加え、新規事業を立ち上げることが出来た。上手く軌道に乗りつつあり、2010年後半には、会社の総売上の3分の一程度を占めることになる。しかし、これらの事業にも最低限度の人手は必要であり、作業者がいなければ、生産は出来ない。来年に向かって、難問山積であるのに加え、人事的難問が加わり、頭の痛い年末である。
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by wata1150 | 2009-12-09 09:18