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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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週末

以前は、我が社も週6日勤務であった。昨年の11月から、週休2日制にした。世界的金融恐慌による不況の影響を受け、注文が減り、工場を休みにすることが多くなり、スタッフの給料負担が重くなったので、人件費削減を目的にして週休を2日にしたのである。

私が以前勤務していた会社は日本の会社であり、私が入社した37年前にはすでに週休2日だったから、むしろ、週に休みの日が一日しかない、現在の会社に入ったときは、土曜日の勤務が体力的には辛かった。いまは、慣れてしまってなんとも無いのだが。

休日対策をしてからすでに4ヶ月以上が過ぎた。体力的には現在の週休2日のほうが楽である。また、週末に寮のベッドから起き上がると、さて今週は何をしようか、何を食べようかなどと考え、あまり仕事のことは考えなくなった。土曜日が出勤日であったときは、日曜日は必死で頭と体を休ませようと考えたのだが、週休2日になると、“明日も休み”との思いからか、何処に行こうか、何をしようか、何を食べようか、などを考え、かえって朝は早めに起きてしまうようである。

土曜日は幹部寮の食事サービスは無い。食べたければ一般社員寮に行けば食べられる。大概、他の幹部社員は金曜の夜からどこかに出かけていることが多く、残っているのは私を含めた日本人スタッフだけである。私はパンやジャムの買い置きがあり、トーストに卵にコーヒーという組み合わせで自分で作って食べることが多い。他の日本人スタッフは、寝ているのか、めったに顔をあわせることは無い。

今日は曇っていて、春を思わせる。この地方は4月から6月に掛けて数週間の雨の季節があり、連日雷と共に大雨が降る。その季節以外は基本的には雨はほとんど降らず、快晴の日が続く。春になり、曇天の日が数日続くと、なんとなく大雨に季節を連想し、春から初夏を思わずにはいられない。

こんな日は、オフィスに行って、普段なかなか手が回らない未読のE-Mailの整理でもしようかという気にさせられる。恵州市内に出かけて雨に降られるよりは、会社の近所にいて普段出来ないことをして時間をすごそうと言う気にさせられるのである。

というわけで、今日はなかなか更新の出来ないブログ原稿でも書こうかと思い、オフィスに出てきて、部屋の中にドリップコーヒーのにおいを充満させながら、パソコンに向かっている。
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by wata1150 | 2009-03-21 11:43

日本のニュース

私が勤務している会社は香港系会社であり、そして広東省恵州市という田舎町にあります。さらに恵州市に居留する日本人は数百人程度です。したがって、町の中に日本の雰囲気のあるところは10件くらいある日本料理店くらいです。無論、日本のメディアを垣間見る方法などありませんでした。

最近、時々一緒に食事をしたりする、日系会社のオーナーH社長から、「日経新聞が配信されるので、毎日見終わったやつを、回してあげるよ。」との、うれしい申し出がありました。H社長とは、お互いに日本の雑誌や文庫本を交換して読んだり、時々相互にお誘いして食事をしたりしている間柄で、「これはありがたい」と申し出を受け取りました。

それから数日後、会社の受付に束になった新聞が送られてきたのです。そして、それからは2~3日おきに、新聞が届くようになりました。もちろん実際の配信日よりは数日は遅れています。直接日本のメディアを目にして、感激でした。

通常、私は日本のニュースはインターネットのサイトで見ています。YAHOOのサイト、朝日新聞や読売新聞、産経新聞など、いずれも無料で最新ニュースを提供しているので、重要なニュースはほとんどオンタイムで知ることが出来ます。しかし、インターネットのニュースサイトは、ある目的を持って見るつもりにならないと、なかなか見難いものがあることも事実です。新聞のように、漠然と紙面を眺め渡すことが出来にくいのです。漠然と眺め渡し、それから興味ある記事をじっくり読む、普段日本にいるときにやっていたこの方法は、実は新聞でしか出来ない、すばらしい方法だと実感させられます。

円-ドルレート、国際ニュース、日本の政治ニュース、日本の経済ニュース、世の中のトピックスなど、インターネットではクリックひとつで飛んで行き、目的の情報を得ることが出来ますが、そのかわり、新聞であれば目にしたであろう情報は飛ばしてしまうことが多いのです。

OCSという会社が日本の新聞の配信サービスをやっているそうですが、一ヶ月千数百元(おおよそ1万5千円程度)掛かるのだそうです。会社の経費であればさほどの出費でもないのですが、個人感覚で考えれば新聞で一ヶ月1万5千円はちょっと高いと思います。しばらくはH社長の好意に甘え、数日ごとに送られてくる日経新聞を、我が社にいる3人の日本人で回し読みをしようと思っています。
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by wata1150 | 2009-03-19 17:24

ある品質問題

私が中国で仕事をしていていつもぶつかるのが、考え方の違いである。

先週、弊社が納入した製品で品質問題があるので至急解析し、対策をして欲しいとの連絡があり、週末に技術の担当と品質管理の担当、そして営業の担当が客先に出向き解析を行った。昨日その結果を聞いて、思わずうなってしまった。

現物サンプルを見ながら技術担当が説明してくれた内容を聞くと、明らかに客先の設計ミスによる問題である。客先はそれには口をつぐんで、客先の設計内容に合うように弊社の製品を変更せよ、と言うものであった。

客先の設計者も内心では自分のミスであることを認識はしているらしい。しかし口には出さない。客先の設計担当者の上司は、頑として弊社の仕様ミスであるとして譲らないと言うことである。

その説明を聞いていた弊社営業経理のRさんがつぶやく。「こういう問題が一番難しい。問題は客先にあるのだが、それを指摘すると、客先のメンツをつぶしてしまい、結果的に商売がなくなってしまう。」と。

以前、私が長年勤務していた会社でも、同じようなことがあったことを思い出す。

私は当時コンピュータ部品ユニットの技術サポートをしていた。ある時、中国系では中国でナンバー2であった、あるコンピュータメーカーの東莞工場に品質会議と言う名目で赴いた。明らかに客先の取り扱いミスと思われる不良が多発している問題について議論をしたとき、客先の技術部長が発言した。「これはすべて、部品メーカーの責任である。全数の新品交換と改善対策を要求する。」

私はそれについて「技術は、現実に対し正直であるべきである。対策は技術的に最も有効と思われることについて、検討されるべきであり、実行は双方で検討し最も軽微なコストで済む内容を採択すべき出る。」というようなことを応えた。しかし、これは客先の品質管理部長と製造部長のメンツを完全につぶしてしまったようであった。

客先の両部長とも、問題は自社の生産時における作業ミスであることは分かっているのであるが、それを部品メーカーに対しては認めたくないということである。当然ながら、以降においては、彼らは作業改善をし、不良削減を図るつもりであったであろう。しかし、すでに発生してしまい使用不能となった部品は部品メーカーで新品と無償交換して欲しいと言うことだったのだと思う。

結果、両部長は別の会議があるということで退席し、品質会議は流れてしまった。そして、その客先とは以降の販売が出来なくなってしまった。

今回の品質問題について、技術経理や営業経理がどのような結論を出すのかは分からない。だが、彼らは中国人や香港人であるから、私が過去にやったような痛い思いをするような結果にはならないようにだけはしてくれるだろうとは思っている。
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by wata1150 | 2009-03-17 10:27 | ちょっと仕事

早くも3月(2)

ベトナムの工業団地の春は、まだ先になるような様子だった。香港や中国はどうなのか。香港にも2度ほど出かけた。いずれも日系の顧客への訪問である。現在の不況は香港経済にも多くの打撃を与えた。とくに、香港系のメーカー(私が勤務する会社も香港系だが)の多くは、苦境にあえいでいる。

中国国内にある工場には、部材を国外から入手し、加工して再輸出する会社と、国内需要向けに生産する会社がある。現在は国内需要はさほど低下していないらしく、したがって国内需要向けに生産出荷している会社はさほどの不況でもなく、一部のメーカーは非常に好景気だなどという話も伝わってくる。一方、海外に輸出する加工貿易型の会社は非常に苦しんでいる。出荷先が、アメリカ、欧州諸国そして日本などが中心であり、そういった国はほとんどが不況であえいでいるのであるから、受注は落ち込み、代金の支払いは滞っている。
一部の会社は、黒字ながら倒産しているといった話も聞いた。

中国における多くの香港系メーカーは加工貿易型の会社である。したがって、ほとんどの会社は例外なく苦しい経営を迫られ、一部の会社は会社の閉鎖、倒産といった状況に追い込まれている。幸い、私が勤務する会社は香港系なのだが、香港や中国のメーカーに納入する部品を生産しており、また、日系などの海外メーカーにも供給している関係で、苦しいことは事実だが工場閉鎖や倒産といった事態にはならずに済みそうである。

日系の加工貿易型の会社の香港事務所を訪れてみた。これらの会社の中国工場はやはり、苦しいらしい。しかし、日系であるが故の立場的有利さを目一杯使って生き残りに必死である。その一つは何かと言うと、“Made-in-Japan”というブランドの力である。日本製、あるいは日系メーカー製ということで、会社の信頼性、製品の品質や信頼性が“Made-In-China”よりも上に見られる。大手メーカー向けの仕事の受注にしても、中国や香港系メーカーと日系メーカーが争えば、価格が同一であれば必ずといって良いほど日系メーカーが注文を獲得する。中国メーカーや香港メーカーはさらに価格を引き下げて対抗するしかないのである。それでも、中国メーカーや香港メーカーが受注するのは難しい。

さらに、大手のユーザー会社は日系やアメリカ系、欧州系である。中国や香港系であることはほとんど無い。其処に企業文化の差、国家的文化の差、教育レベルの差などさまざまな要因が働く。そして日系メーカの有利さが出てくるのである。

そういった背景を持った日系メーカー香港事務所や香港の現地会社でも、仕事は減っており、相当に苦しい思いをしている。日本人駐在員の帰任、現地採用スタッフの減員などはどの会社にでもある。しかし、最大限の情報収集力を駆使し、今後の展開に備えた体制をとりつつあるという印象である。新規客先へのプロモーション、従来客先の回復の状況、市況全体の動向などの分析をし、今年度から来年度に向けての対応策を作成しつつある。いくつかの、日系大手メーカーを顧客に持つ会社では、すでに4月、5月頃から回復基調に乗り出す予測を立て、準備をしているところもあった。さすがに日系大手はすごいと思わせられた。

中国広東省にある日系及び中国系、香港系、台湾系などのメーカーの工場を訪れてみた。いずれの工場も火が消えたような寂しさである。工業団地を車で走ってみると、工場を閉鎖してしまった会社、工場建設を途中で中断してしまった会社などをいたるところで見ることが出来る。昨年の今頃はこの工場で一万人以上の人たちが、ひしめき合って働いていたのだろうか、などと想像するとなんとも切なくなる。

ある台湾系の小さな工場では、昨年は約2000人くらいの従業員がいたが、今は500人程度しかいないとのこと。それでも新規採用は控え、自然減を待っているとのこと。そして、スタッフは10名だけとのこと。スタッフ業務は経費がかさむので、業務を絞り、人数を最低限にしてしのいでいるとのこと。早期の生産フォーキャストや、注文フォーキャストを出していただくようお願いしたら、スタッフ業務が増えるので出来ないとあっさり断られてしまった。

私が勤務する会社は1月から新しい事業年度を迎えた。年間販売計画に沿って営業活動、生産活動を行っている。しかし、計画達成は決してたやすくは無い。日本の多くの会社は4月から新事業年度を迎える。私が勤務する会社も多くの日本や日系の顧客があり、それなりの事業のウエートがある。何とか、客先の会社が早く立ち直って欲しいと願わずにはいられない。そしてそれが唯一私たちの会社の回復の道だからである。
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by wata1150 | 2009-03-16 11:52

早くも3月(1)

2009年が明けたのは、ついこの間と思ったらすでに3月も半ば。今年も1/6が終わってしまった。

昨年から、世界中を吹き荒れている不況の嵐は、収まる気配をなかなか見せてはくれない。我が社は今のところは、注文が減り、それにつれ生産削減を迫られ、工場のリストラ、給料の削減、週休2日制の実施、経費削減などに取り組んできた。そのせいもあって、工場閉鎖や会社倒産と言った状況には陥っていない。幸運だったと言えるであろう。

そればかりか、一部の業種の客先からは回復の兆しとも思えるような問い合わせや注文が届き始めている。この先、こんな状況が増えてくることを祈っている日々である。

市場の雰囲気を知りたくて、ここ数週間、客先に出向くことを増やしている。ベトナムにも行ったし、近在の東莞市や中山市にも出かけた。また、香港にも足を伸ばしてみた。いろいろな人に市況や動向を聞いてみるためだ。

ベトナムのハノイ市。2月の後半に出かけた。さすがに農業国、あちらこちらに田園風景が広がり、水田では田植えが行われていた。私が垣間見たハノイ市近郊の水田では、田植え機などの機械化はほとんど無く、人手で田植えされている様子だった。何十年構えの日本の田植え風景を髣髴とさせるような光景であった。

日本よりやや広く、南北に細長い形をした国土だが、人口は9千万人弱であり、しかも人口構成から見ると、ベトナム戦争で多くの人が死亡した関係か、働き手となる中壮年層が少ないといわれる。しかし、農業耕作面積は狭くは無く、広い水田や畑で、まばらに散らばっている人たちが、のんびり農作業をしているようにも見え、なんとなくほっとさせられるような光景であった。

もっとも、最近は首都のハノイ市や、南部のホーチミン市などの都会の周辺に多くの工業団地を造成し、内外からの工場を誘致している。私が訪れたハノイ市郊外にも多くの工業団地が存在している。私が訪れたのはすべての工業団地ではないのだが、多くの工場が立ち並んでいるのを目にすることが出来た。そして、その多くが日本のメーカーであったことに驚かされた。まるで日本の工業団地を見るかのようである。

しかしながら、不況のせいであろうか、人影は少なく、活気はあまり感じられない。私が訪れたいくつかの会社の工場でも、減産、人員削減などの言葉が多く飛び出し、まさに不況を絵に描いたような活気の無さである。そして、何とか今をしのぎ、明日に向かっての発展拡大を夢見て力をじっと温存しているようでもあった。
ある、世界的に有名な日本メーカの現地駐在員の話によると、ベトナムに進出している日系メーカーの多くは、現在は不況が無くとも赤字で苦しんであるとのことである。働き手の少ないこと、人件費の高騰、工業生産に対する理解不足、通貨の不安定、貿易や運送などの社会インフラの未熟などその理由を挙げればきりが無いほどであるようだ。

そして、この世界的金融恐慌である。多くのベトナム工場が開店休業状態にあるという。

ベトナムの農業は早くも春を向かえ、初夏に突入する風情だが、工業団地に春が来るのは何時なのか。
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by wata1150 | 2009-03-16 11:43

デジカメを壊した。

デジカメを壊した。

昨年購入したリコーのR7というモデルなのだが、会社の同僚たちとの川原でのBBQに誘われ、出かけて、うっかり落としてしまったのである。液晶モニターのガラスが割れ、画面を見ることが出来なくなってしまったのである。良く調べてみると、撮影機能や画像記録機能には問題なさそうである。また、フォーカス機能やレンズの動作、ズーミングなどにも影響はなさそうだった。会社の香港スタッフに頼んで、香港のサービス会社に修理依頼をすることにした。

最近のデジカメは、非常に性能機能がよくなり、使い勝手も向上した。また、メーカー各社の競争も手伝って、購入価格も格段に安くなり、入手しやすくなってきた。

しかし、大きな液晶画面を採用した結果、フィルムカメラには必須であったファインダーを装備するスペースがなくなり、いつの間にか消えてしまっていた。

フィルムカメラであれば、両手でしっかりカメラを持ち、ファインダーを目に押し付け、ひじを固定して撮影するというカメラ操作の基本がある。わたしも何十年か前に、初めて親父にカメラを買ってもらったときに教えてもらった。だから、200mmくらいの望遠レンズを使っても、手ぶれなどはせずに写真をとることが出来た。

デジカメ、しかもコンパクトカメラと呼ばれるカメラが普及して、写真の取り方が代わってしまった。液晶画面がついている。写真は液晶画面を見ながら撮影するため、カメラは体から離れてしまう。その結果、手ブレが起こりやすくなってしまう。そこで、手ぶれ防止機能なるものが装備された。そして、ある程度訓練が必要だったカメラ操作は、老若男女を問わず、誰でも手軽に操作できるものとなった。液晶画面も徐々に大きくなり、2.5インチとか3インチあるいはそれ以上の大きなものがつくようになった。そして、非常に見やすくなり、プリントせずとも、撮影された瞬間の映像を液晶画面で即時に楽しめるようになったのである。

しかし、液晶が大きくなると、衝撃で割れる事故も置きやすくなってくる。本来、カメラは精密光学機器であるから、落下衝撃などは禁物であるのが常識である。しかし、これだけ普及し、いろいろな階層の人が手軽に楽しめるようになってくると、こういった事故も多いのではないかと想像する。

私も普段からデジカメを持ち歩く習慣が定着していたし、落として壊してしまったことについても、大いに反省している。そして、修理に出して手元にカメラが無いと言うのはさびしい。ブログに載せる写真を撮ろうと思ってもカメラが無い。当面は携帯のカメラに頼るしかない。

しかし一方では、デジカメメーカーの開発担当者にお願いをしたい。出来るだけ早く割れない液晶を開発し、搭載していただきたい、と。
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by wata1150 | 2009-03-15 21:21

3寒4温?

3月も半ばに差し掛かり、季節の変わり目を迎えている実感のある、この頃である。

先週、恵州の山間部にある川原にバーベキューをしに会社のメンバーと出かけた。そこで、ショックなことにデジカメを石の上に落としてしまい、LCDのガラスが割れて、カメラが使えなくなってしまった。撮影機能には問題ない様子なのだが、ファインダー代わりとなるLCDが見えないのでは、あまりたいした画像は期待できない。それで、当分はブログへの投稿に写真を使えないとあきらめるしかなかった。

BBQそのものは好天に恵まれ、寒い思いをせず、若者や子供たちは川に入って早くも川遊びをして楽しんでいた。私は、アルコールの勢いも手伝って、BBQを食べた後は、川原に寝そべって、惰眠をむさぼった。いかにも春の風情のようで、心地よい週末であった。

会社の前の広い道路の街路樹の中に、何本かのマンゴーの木がある。このマンゴーの木に花が咲いた。一部の花の先には緑色をしたひまわりの種くらいの大きさのマンゴーの実がついていた。あと数ヶ月で人の握りこぶし大のマンゴーになるのだろう。

会社の中庭にある植木の何本かに花が咲いていた。紫色の花や、真っ赤な花などが咲き誇っている。すでに夏が其処まで来ている風情であった。

翌週から、寒波が襲ってきた。北部や西部の四川省や湖北省では雪が降り、ここ広東省でも11℃から12℃の日が数日続いた。まさに3寒4温である。前週には半袖を着て川遊びだったのが、その翌週には一旦洗濯して片付けてしまっていた長袖の冬物を再び引っ張り出して着る羽目になってしまった。長袖の上にセーターを着て、その上からコートを羽織る有様である。

町を行く人を見ても、キルティングのコートや、厚手のジャンパーを着ている人が多い。何せ、暖房と言うものが原則的に無いのだから、着込んで寒さをしのぐしかないのである。

おまけに、久しく降った事の無かった雨まで降ってきた。数日間だったが、強い雨が降った。それを見て、「ああ、夏が来る」と感じている。例年4月ごろから6月ごろまでは連日の雷を伴った豪雨に見舞われる土地柄である。亜熱帯性気候の特徴でもある。それ以外の季節にはほとんど雨が降らず、ひたすら熱く、乾燥した日々が続くのである。したがって、数日間雨が降ると、ああ、夏近しを思わされる。

今日は、まだ寒さの中にいる。寮の部屋にいても、なんとなく寒い。電気毛布のスイッチを入れ、ベッドを暖めてベッドにもぐりこまなければならない。来週には暑くなって来ると、誰かが話していたが・・・。
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by wata1150 | 2009-03-11 02:31
総じての感覚で、さして根拠は無いのだが、中国では女性のほうが働き者のようである。

会社の生産現場では、毎年、年末になると多くの生産要員である女性労働者が退職し、故郷に帰り、また翌年、旧正月が明けると多くの女性が就職するために会社の門前に群れをなす。無論男性も含まれるのだが、圧倒的に女性が多い。職種にもよるのだろうが。

多くの女性達は安徽省、湖南省、湖北省、四川省といった、農業従事者が多い省から広東省に仕事を求めてやってくる。前述の各省での農業による収入は世帯で年間数千元から1万数千元といったところのようである。そして、彼女たちがやってくる広東省では一人で年間2万元から3万元を稼ぎ出し、正月前にそれを持って故郷に帰るのである。女性たちが広東省に来るのは、男性は故郷で農業に従事する人が多いからなのかもしれない。

しかし、市内に出て町を歩いてみると、どちらかと言えば、男性はぶらぶらと目的も無く歩いている人を見かける。一方、ほとんどの女性は、何らかの仕事をしている。街角で修理屋さんをしているのも中年のおばちゃんだし、果物や野菜を道端に広げて売っているのも女性である。ホテルやレストランなどでも仕事をしている従業員は圧倒的に女性である。

我が社でも、男女比で言ったら、男性は20%か25%程度ではないだろうか?幹部職社員だけをとってみても、人事総務、生産、品質などの部門では女性が経理職(部長職)についている。男性が経理職である職場は金型、技術、営業などわずかである。女性のほうがまじめで働き者と言う気がしてくる。給料のベースも男性とまったく変わりは無い。ようは能力次第である。

ただし、女性には大きな問題がある。結婚そして出産という問題である。前回も投稿したが、結婚、出産で会社を休み、その間は穴をあけられないから、周囲の人が一生懸命カバーしてしのぐのだが、抜ける人が集中してしまうと手がつけられない。それでも、中国人スタッフは一向に平気な様子である。淡々と自分の仕事をこなしている。

一見すると、自分のこと以外には目もくれず、自分の範中だけ仕事をし、定時になるとサーと帰宅の途につく。ここは工業団地で交通の便が悪く、会社の通勤バスに乗り遅れると、大変なことになると言うこともあるのだろうが、寮に住んでいる人以外は定時退社を心がけているようだ。一般のバスに乗ると自分のお金を出さなくてはいけないと言う心理も働くのであろう。また、帰宅すれば、食事の準備や家事などもあるであろうから、むげに会社に残って残業をしてくれとも言いにくい。

それでも、指示されたことだけは、一生懸命取り組み、片付けてくれるのであるから感謝しなければ。
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by wata1150 | 2009-03-05 21:00
私が席を置く業務部の部屋には現在14人が在籍し、その中で女性は8人である。女性の既婚者は昨年の末時点でわずか2名だったのだが、あっという間に既婚者だらけになりそうである。

業務支援を担当するHさん、ボーイフレンドと同棲中であり、現在は妊娠4ヶ月である。出産後、結婚式をし、退職方向だと言う。中国では結婚出産後も仕事をする女性が多いのだが、それは両親が子供の面倒を見るから出来るという背景もある。彼女の場合、どちらも母親がいないと言う事情で、子供の面倒は自分で見るしかないのだそうだ。

昨年結婚し、今年1月から3ヶ月の出産休暇に入っているYさん、あと3週間で職場復帰予定だ。四川省出身で、小柄で童顔なのだが、どのようなお母さんになって復帰するのか?仕事は現在他の人に代わってやってもらっているが、従来どおりの仕事が出来るのか?子供の面倒はご主人のお母さんが故郷から出てきて面倒を見てくれているらしいが。

日系営業主任のTさん、6年付き合ったボーイフレンドと、この旧正月に結婚したばかりである。現在はすでにハネムーンベイビーがお腹にいるそうで、10月ごろには出産休暇に入る。やはり、ご主人のお母さんが面倒を見てくれるという。せっかく昨年暮れに主任に昇格したところで、ここで結婚、出産、退職と進まれては仕事のほうは困ったことになるのだが、出産後も仕事をしてくれると言う。

同じく日系営業のLさん、ボーイフレンドと同棲しているのだが、家を買いたいが、結婚しないと買いにくいと言うことで、年内結婚を決意したらしい。半分本気で、「結婚しても出産しても、やめるなよ」と、釘を刺しておいた。ボーイフレンドの両親が早く孫の顔を見たいとかで、それもまた結婚を決意することになった原因のひとつらしい。

業務補助をしているWさん、この3月末で退職することになった。浙江省に別れて住んでいるボーイフレンドが、結婚して一緒に住みたいので浙江省に移ることになったらしい。まだ、業務部に来て1年も過ぎていない。毎日、皆が帰っても8時9時まで残業をして頑張ってきたのに、もったいない感じがするが、結婚と言う理由を持ち出されると「ダメ」とはいえない。

来年の今頃には、独身の女性社員はいなくなってしまうのでは、と業務経理のR君と苦笑いを噛み締めている。
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by wata1150 | 2009-03-03 22:49