中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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もう後数時間で2008年が終わります。私にとっては短くもあり、長くもあった2008年でした。私個人としては、中国広東省恵州市での生活の2年目という意味では、あっという間に過ぎ去り、ますます老いてきているということでは、非常に短い1年でした。一方、仕事では中小企業の副総経理と言う立場で、責任もあり、権限もある立場で、会社経営的には非常に難しい舵取りをやってきた一年で、そういう意味では長い長い一年でした。

そのような環境でしたが、私の生活の端々を綴るブログは何とか続けてくることが出来ました。2月末から中国でのブログ閲覧が出来なくなり、ほかの人のブログを覗いたり、コメントの交換をしたりすることはほとんどなくなってしまいましたが、自分が祖国日本を離れ中国と言う異文化の環境下である一定期間生きていたという証を残すつもりで、書き続けています。

2005年7月から書き始めて、もう3年半になりました。投稿数も500件ほどになりました。ブログを覗いてくれた人も、延べ3万数千人を数えます。まさに、ちりも積もれば・・・の思いがします。私の影響でブログを始めた人もいます。ブログを通じて知り合い、友達になった人もいます。なかなか、“たかがブログ”とは言えないと思わざるを得ません。

今まで、正月に日本にいなかったことは、結果的には無かったのですが、今年は例年のおきてを破り、恵州で正月を過ごします。休暇をとって日本に帰国することも大分考えましたが、会社の経費節減、日本と中国を往復することによる体力消耗、一月半ばからの日本出張、そして会社の方は元旦だけの休みなのに、責任者の私が休暇をとると言う精神的な引け目などがあり、今年は中国で正月を過ごすことにしたのです。

中国人にとっては、正月ではありません。普通に月をまたぐことにしかならないのです。しかし、私は日本人であり、やはり正月は特別な時期です。そこで、今晩だけは行きつけの日本料理屋で、年越し料理を食べることにしました。電話で聞いてみると、やはり、中国で過ごす日本人も多いとかで、年越し料理を作り、また元旦から三が日はおせち料理を作ると言うことでした。明日には、そのおせちを食べ、せめてもの正月にしたいと思います。

また、日本では年末年始のTVの特別番組も多く放送されます。恵州では日本の放送を見ることはほとんど無く、香港や上海に出かけたときにホテルで見る程度です。恵州では日本のTV番組を見ることは出来ないと思っていたのですが、調べてみると恵州市内の二箇所のホテルで、受信可能でした。元旦は会社も休みということもあり、どうせ外食しか出来ないので、思い切ってホテルに泊まり、TVを見ることにしました。市内の天悦大酒店という3星のホテル、価格は一泊330元ということなので、予約しました。今晩はホテルでTVを見ながらすごしたいと思っています。

中国にいると、年賀状はかけません。パソコンをホテルに持ち込み、メールでの年賀状にしたいと考えています。来年は丑年。インターネットでデザインを探して、メールを作ろうかな、などと思っています。

また、家族や親類などには電話で済まそうと言うことで、電話番号を確認し、忘れずに電話を使用と思います。国際電話は高いけど、正月くらいは良いのではないか、とおもいます。

このブログを読んでいただいている、ブログ友達の皆さん、今年も読んでいただき、ありがとうございました。来年も細々ながらも書き続けて行きたいと思っています。来年もどうぞよろしくお願いします。
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by wata1150 | 2008-12-31 12:51 | 挨拶

年の瀬気分

今年、2008年もあと残すところ少しです。いまは、まだ会社で仕事をしています。

日系会社、日本の客先からのメールや電話の連絡は途絶えました。皆、年末休暇に入ったからです。私の知っているいくつかの会社の日本人スタッフも、先週末ごろから帰国が始まりました。我が社の日本人スタッフの一人、Tさんも27日に帰国しました。そういった人の動きには、多少日本の年の瀬気分が見え隠れしています。

でも、ここは中国広東省恵州市、倒産し潰れた会社以外はすべてが普段どおりに仕事をしています。そして、町の中には旧正月に向けてのグッズの販売が始まっているようです。旧正月グッズは、また改めて紹介したいと思います。町の中はまさに年の瀬がこれから始まろうとしている様子です。

噂では、例年同様町の中の治安が相当に悪くなっている様子です。夜間はもちろん、白昼であっても、人通りの少ない場所や、人がたくさん集まる雑踏には近づかないなどの注意が必要です。スリや引ったくり、物乞いなども増えています。今のところ、私は被害に会っていませんが、弊社でも、数人の人が白昼堂々の強盗の被害にあったようです。

ある、日本料理屋さんからメールが飛び込んできました。年末年始には特別料理として、おせち料理のサービス、とか日本の年末年始のTV番組の放映とか、日本人で、帰国しない人を当て込んだサービスがあるようです。“大晦日の夜にはTVで紅白でも見ながら、おせちを食べ、ゆっくりしようかな”などと思ったりしてしまいます。

中国ならではの、旧正月を前にした帰省ラッシュも、大分前から始まっています。昨年は大雪の影響で帰省できなかった人は、今年こそはと早めの帰省を計画し、11月末ごろから長距離の列車やバスは満員の様子です。今年は、それに加え企業倒産、工場閉鎖が相次ぎ、年内の再就職をあきらめ、帰省する人も多く、ラッシュがさらにすさまじくなっているようです。恵州から3時間ほどのところにある、広州駅などは連日数万人もの人が列車に乗るために押しかけているそうです。

一方、オフィスでは、以前と何の代わりも無く中国系、香港系の客先からのメールは、ひっきりなしに飛び込んできます。価格折衝、納期調整、新機種の引き合いなどまったく変わりはありません。私のオフィスがある業務部の部屋はすべての社員が出勤し、セールススタッフは客先の電話やメールの対応に追われ、業務の女性は飛び込んでくる注文書の処理や、納期確認に追われています。それでも、旧正月の長期休みの関係で、納期の前倒し、休み後へのシフトなどの仕事が増えて、スタッフもてんてこ舞いの様相です。

中国の会社は1月に始まって12月で〆る場合が多いようです。そして、旧正月前に忘年会をし、一年間を振り返り、また次の一年に向けて漕ぎ出すのです。我が社も例に漏れず、12月で年度決算です。今年は初めこそ良かったのですが、夏場から秋にかけ、アメリカの金融危機のあおりを受け大幅に計画を下回り、苦悩が続きました。我が社からアメリカに直接出荷することは無いのですが、アメリカの客先向けに製品を生産する企業に対し部品を供給しているので、どうしても間接的にあおりを食らってしまうのです。

昨年から少しずつ体質改善の一巻として、アメリカだけではなく、日本や東南アジア、中国国内向けに客先を分散するようにし始めました。特に、来る2009年には日本向け出荷、日系企業向け出荷が伸びる方向で計画しています。少しでも安定した企業活動が出来、着実に伸びてゆく会社にしたいと考えています。

明日は、いよいよ御用納めと言うべきか、今年の仕事の最終日です。今月の販売も、生産も思うようには延びませんでした。1月の見込みも、なかなか難しい見通しです。旧正月の関係で稼働日が10日ほどしかありません。そして、2月も厳しい状況が続きます。その後は市場は少しずつ回復基調に向かうという噂もあります。厳しい状況はしばらく続きそうですが、何とか耐え忍び、春まで持ちこたえたいと思っています。
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by wata1150 | 2008-12-30 15:20
今年、2008年もあと残すところ3日を切りました。本当に苦しかった2008年がまもなく終わろうとしています。

私は、この年末年始を会社の寮で過ごします。というのも、年末31日まで会社は稼動しますし、1月は4日から稼動します。1日は祝日で休みですが、1月2日と3日は代休設定で休日にしたのです。香港は1月2日からスタートです。

中国の正月は旧暦(陰暦とか農暦ともいいます)で行われ、今年の旧正月(春節ともいいます)は1月25日であるため、1月中旬から長い春節の休みに入るのです。私が勤務している会社の場合、1月15日から2月1日まで19日間の休みになります。

今年は、世界的な不況のせいもあって、広東省の各企業は春節休みを例年より長く設定しているケースが多いようです。早いところは1月早々から始まっているところもあります。また、例年ビジネスが落ち込む2月も結構遅くまで休みを設定する会社も有るとかで、企業経営者にとっては頭がいたいところでしょう。

私は1月13日から日本に出張に出かけます。そして、2週間ほどを日本の客先回りで費やし、その後一週間ほど、自宅に戻って1月末には中国に復帰するつもりです。日系会社の駐在員などは正月には中国で仕事をし、旧正月には日本で仕事をするなどという人も多いそうですが、この難しい時局では仕方が無いかもしれません。

中国の会社でも、旧正月前には忘年会、旧正月後には新年会を行うことが多いようです。会社によっては、会社ぐるみでの忘年会を行うところもあります。メーカーなどは、部品サプライヤーに忘年会の賛助金や景品等を要請することも当たり前に行われているようです。しかし、今年は経費削減の意味か、会社ぐるみの忘年会は少なく、また部品メーカーも賛助金を出すことを控えている様子です。メンツより会社の経営、生き残りを優先させざるを得ないと言うことでしょう。

年末年始には、各企業が客先企業などにカレンダーを配るのが習慣です。これは、日本と同じです。私のオフィスにも真新しいカレンダーがかけられました。テーブルの上にも、日系企業から頂いた卓上カレンダーが置かれました。オフィスのわたしの部屋の入り口にかけられた中国企業から頂いたカレンダーには、金色の地に真っ赤な、太く大きな文字で「福」と書かれています。来年、2009年は今年よりはもっとよい年でありますよう、福が訪れますよう、そんな気持ちでこのカレンダーを掛けました。
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今年を振り返って、後悔しても始まりませんが、今年経験したいろいろな出来事を振り返り、来年に向けて気持ちを新たにし、2009年を始めたいと、そんな気持ちです。
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by wata1150 | 2008-12-29 10:01

日本人の新卒採用内定

ここ数ヶ月の私のブログで再三に渡って書いているように、私が勤務している会社の経営環境は、決して良いとはいえない。さらに加速して、悪化の一路を転げ落ちている感さえする。そのような環境では有るが、8月にオーナーと共に日本に出張帰国したときに、一人の日本人青年、S君に会い、我が社への採用を内定した。

当時は、我が社の経営はそれほど悪くも無かった。長期的に採用し、中国国内におけるビジネス環境を理解してもらい、我が社の体質や企業文化を理解しつつ、将来への飛躍の大きな力になってもらおうと言う目的である。いわば未来への投資である。そういう目的であるから、あせらずじっくりと育てようと考えている。

S君は今、名古屋のある大学で中国語を学んでいる。来年の3月には卒業見込みである。彼はまた、一年間ほどの中国への留学経験があり、従って中国語が達者である。中国への語学留学中に彼女を見つけた。中国人の女性で、現在恵州のとある会社に勤めていると言う。将来一緒に生活したいと言う希望を持っている。従って、彼は何とか恵州市内に仕事を見つけたいとして、人材紹介会社に登録したのである。そして、人材紹介会社が私に紹介してきたのである。

しかし、今年の10月ごろから、ビジネス環境が大幅に悪化した。広東省のほとんどの会社は今非常に苦しい状況下に有る。我が社も例外ではない。経営悪化した会社の多くは、アメリカや欧州向けの製品を生産出荷していた会社なのだが、我が社はそういった会社に部品を販売していた。だから、アメリカや欧州の景気が悪くなると、我が社の受注も少なくなってくるのである。

当然、新人の採用は費用負担になるので避けたいところである。現在、我が社には私を含めて3人の日本人スタッフが居り、その人件費負担は少なくない。さらに日本人のスタッフを追加採用するのは、我が社のような中小企業にとって、たやすいことではない。何度も幹部で話し合いをした。内定取り消し、採用延期などの非常手段も何度か話題になった。しかし、彼の採用による経営へのインパクトは吸収可能と判断し、現時点では採用する方向である。

ほぼ一ヶ月前、日本のある会社の一人からメールが入った。彼は、昨年長年勤務した会社を定年し、その後契約社員としてその会社に勤務している。彼のメールによれば、今年は市況が非常に悪く、したがって雇用契約の延長はしないと会社から通告されたと言うのである。はっきりとは書いてないが、どうも我が社で拾ってほしいと言うようなニュアンスである。オーナーとも相談したが、お断りをすることにした。

さらにほぼ同時期に、同じ広東省の香港系企業に勤務するIさんから電話が入った。彼は2年前、我が社に誘おうと言うことで、一度我が社に来て、見てもらい、老板にもあってもらったことが有る。その後も、何度か彼が勤務する会社に出かけ、我が社の総経理も彼とは面識が有る。その彼によれば、やはり市況が厳しく、その会社の老板は、人員整理をして苦境を乗り切りたいと考えているようで、Iさんも、日本人であり、給料レベルが高いことから、人員整理の対象になっていると言う。2年前であれば是非採用になったと思うのだが、現状では採用は難しい。残念だが、否定的な受け答えをした。

老板はいう。「縁」だと。2年前、会社が今のようによくない状況であれば、私を採用することは無かった。Iさんも、メールを頂いたTさんも皆経験豊かで、能力も高い。そのような人でも、採用できるか否かは、会社のそのときのニーズ、経営状態、受け入れられる環境の有無などによる。私やほかの2名の日本人、そして採用内定したS君など、皆「縁」以外の何者でもない。

「縁」この言葉は、私が三十数年前、以前勤務した会社に入社したとき、その会社の社長が入社式のときに話した言葉であった。「皆さんがこの会社に入社されたのは、この会社と皆さんとに“縁”があったからだと思います」と。その前後の話は覚えていないが、今になってそのときのことが、鮮やかに頭の中に蘇る。
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by wata1150 | 2008-12-26 11:40

クリスマスイブ

クリスマスイブです。

例年であれば、町のあちらこちらにクリスマスツリーやデコレーションが飾られ、クリスマスらしい雰囲気が漂っているのですが、今年は不況のせいか、あまりクリスマスデコレーションは見られません。いつもと変わらない市民生活を送っているのが、いかにも物寂しく、不況感を物語っているようにも見えます。

いつもパンを買う零下5度の店先にはクリスマスケーキの看板がありましたが、店の中には現物はありませんでした。チーズケーキや、チョコレートケーキ、ショートケーキは並んでいましたが、デコレーションケーキはありませんでした。普段は何かと言うと、派手な色で飾ったデコレーションケーキがパーティを盛り上げたものでしたが、今年は余り見かけません。派手な飾り物のようなデコレーションケーキより、実際に口にしたら美味しいチョコレートケーキやチーズケーキのほうに人気が変わってきたのでしょうか?

昨年は結構派手に飾り付けられていた、康帝ホテル。今年はロビーにツリーはありましたが、昨年は建物の外に山型の点滅イルミネーションはありません。

市内の大型スーパーに行けば、例年ならばクリスマスソングがなり、派手さに輪をかけるのですが、今年はクリスマスソングすら物寂しい音楽に聞こえます。

今年の旧正月は、1月25日です。帰省するにはまだタイミングとしては早いのですが、不況で多くの会社が長い旧正月休みを設定したこと、昨年は旧正月時に中国が大雪に見舞われ、交通や通信が遮断され、多くの人が旧正月の帰省をあきらめたことから、今年は早めに帰省しようとする人が多いこと、また、多くの会社が倒産し失業した多くの人が、年内の再就職をあきらめ、帰省を早めていることなどが影響し、列車の駅、特に広東省においては広州駅などでは帰省客で、連日数万人が長距離列車に乗り込んでいるとの事。

日系の大手メーカーの工場などでは、例年は設定していなかった日本の年末年始休暇と同じ12月27日ごろから1月4日ころまでにも休みを設定しているところも有るようです。無論、旧正月にも休むわけですから、稼働日は大幅に低下します。日本人スタッフにとっては、休みが増えると言うことで歓迎されているようですが、工場のワーカーさんや、中国人スタッフは時間給なので、休日が増えると給料が削減し、困っているような話を聞きました。

我が社でも、昨年帰省できなかった人などが、早めに退社し、帰省しているようで、工場の中は人も少なく、活気もありません。早くも、旧正月明けの工場再開時に、どのくらいのワーカーさんを確保できるかが、話題になっています。

来年は、回復基調に乗れるのか、それとも先行きの見えない暗黒の世界が続くのか。会社の経営者だけではなく、一般のサラリーマンにとってもこの不況は他人事ではなく、普段の生活さえ脅かしている、不安の元凶なのです。

クリスマスくらいは・・・と、総経理が明日の食事に招待してくれました。せめてチーズケーキでも買い、クリスマスの雰囲気だけでも味わいたいと思っています。
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by wata1150 | 2008-12-24 15:54

恵州裏通り(3)

それに、よく目に付くのがCD/DVDショップ。
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裏通りには必ず一軒ぐらいはあるようだ。音楽CD/DVD、VIDEO-MOVIEなど、山積みされている。ほとんどの店では、コピーのDVDなども置いてあり、日本のTVドラマやアニメなどもある。逆に本物はほとんど見かけない。値段が高いため、本物を置いても売れないからである。著作権云々という野暮なことをいっても仕方が無い。現実なのである。
それに比べ、本屋さんは・・・実に少ない。無い訳ではないが、読書愛好家が少ないのか、CDやDVDが普及しすぎたのか、目立たないようにビルの2階などに有る程度である。お客さんも、ちょっと見る限りでは、ほとんど無いに等しい。
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「包子」と呼ばれるもので、いわゆる肉まんみたいなものである。2個で1元という。庶民の朝食の代表みたいなものであろう。朝飯の代表といえば、さすが広東省だけあり、お粥を売る店もある。香港系のレストランでも食べることが出来るが、街中の小さなお店でも食べられる。
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中国でも普及率の伸びが著しい携帯電話のショップ。入り口の両脇に大きなスピーカーを配し、昼間から大きな音で音楽を鳴らして客を呼び込んでいる。店の前のちょっとしたスペースで、ちょっとしたイベントなどをやっていることも少なくない。
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また、そんな携帯電話の店に隠れるように携帯電話を並べているお店。中古携帯電話や、再生携帯電話の店である。実は盗品の携帯電話もこんなところで売られているらしい。
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中国では、携帯電話の盗難の話をよく聞く。携帯電話は盗品買取や再販のルートがあり、盗んだものは簡単にお金になるので、携帯電話専門の泥棒さんもいるという。私も一年半前に日本のグローバル携帯をやられてしまった、痛い思い出がある。

恵州の長距離バスの駅。その駅の前の通りにいろいろなものを広げて売っている一角があった。どうも売っている人たちの顔つきが違う。何かイスラム圏の人のような雰囲気が有る。一人の女性の目は、東洋人の目ではなく、何か青く透き通った目で、なんとなく異様な感じ。売っているものは、胡桃を飴で固めたようなものと果物のようだ。この緑色の果物、香梨という梨の一種だそうで、スーパーで購入し食べてみたが、みずみずしくなかなか甘い。彼らの話に耳を傾けてみたが、お客さんと話をするときは普通の中国語を話しているのに、彼ら同士の話はぜんぜん分からない。あとで、聞いてみると、新疆ウイグル族の人たちだと言う。新疆から、広東省まで出てきて、このような生活をしているのだと言う。
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恵州は、その人口は決して多くは無いのだが、外部から流入してくる人口が多く、元々の恵州人よりもはるかに多い。そういったことが、この恵州文化とも言うべき(実際は、中国のいたるところに有るのだろうが)雰囲気を作り出しているのかもしれない。

また、恵州裏通り散歩を続けてみたい。
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by wata1150 | 2008-12-23 17:01 | 恵州の事
2008年もあと残すところ10日余りになってきました。

今年のブログの記事を見てみると、なんと仕事に関することが多いことか。それだけ仕事に夢中になって取り組んできたと言えるのかもしれません。反面、仕事しか考えることが無かったと言えるのかもしれませんが。

それでも、今年もブログ表示ができないと言う悲しい環境下、何とか書き続けてこられたと言う、多少の満足感はあります。そして、何とか来年も細くでも良いから書き続けてゆきたいと思うのです。

今の仕事の状況では、会社の中で2008年を振り返ることなどほとんど無い状況です。わずかに2009年の年度計画を作る際に2008年実績を分析する際に振り返った程度です。2009年の販売計画、投資計画、人員計画、収支計画など主な計画はほぼ完成しました。そして、先ほどまでそれを眺めつつ、2008年の出来事を思い出し、そして来る2009年に思いを馳せていました。

2008年1月はほぼ順調にスタートしたような気がします。ただ、旧正月の有る2月は販売が落ち込み、それが例年に無く異常な様相で、不安を感じた私は販売スタッフに、市場の状況を調査するよう指示をしました。そして、市場がアメリカから始まって悪化していることを感じ、始まったばかりの2008年の年間販売計画の下方修正をしました。

これが今年の苦労の始まりでした。ドル安円高、人民元高、新雇用労働法、インフレと金融引き締め、外国企業への優遇税撤廃、石油価格高騰、金属材料の高騰など経営への懸念要因は増加する一方でした。それでも、生産性の向上、販売価格の引き上げ、賃金の引き下げ、労働時間の短縮、投資の抑制、経費の削減そのほか多くの対策をしながら今日まで何とか乗り切ってきました。

乗り切ってこられたのは、オーナーや総経理の理解だけでなく、全スタッフの理解と協力があったからだといえます。皆に感謝です。

2009年は先行きの不透明感がいっそう色濃くなってきています。アメリカの金融危機への対策は一向に見えてきませんし、日本の円高に対する動きもいまいち鈍い感じです。トヨタやSONYなどの大手企業までもが大きな業績低下に見舞われ、リストラ、工場閉鎖などの経営対策に追われています。一向に明るい光が見えてきていない現状です。

但し、中国人民銀行が貸出金利の引き下げを行い、また年末には再度の引き下げを行うとの観測も生まれています。来年に向けて銀行が貸出金利を緩和し、また積極的に市場にお金を供給することは、必要なことだと思います。少しでも倒産企業を少なくし、失業者を減らし、市場を活性化する必要が有ると思います。

中国は、日本と違って年末年始休暇はありません。従って、本来は1月1日が休日になるだけです。その代わりに、長い旧正月休みがあります。今年は、中国の旧正月が1月に有ることから、会社は休日の振り替えを行って、1月は1日、2日、3日と3連休にしました。私にとっては、別に何をすることも無いので、寮でTVを見たり、本を読んで3連休を過ごすつもりです。

このような経営環境下、日本が正月だからと言って、帰国して家族とともに休暇を過ごすことは出来ませんが、旧正月には帰国し、数日の休暇を過ごし、また2009年の仕事に取り組みたいと思っています。
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by wata1150 | 2008-12-22 14:48 | 挨拶

恵州JUSCO

恵州の市内に待望のJUSCOがオープンしました。

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待望の・・・とは言っても、それは恵州市内に居留する、わずか数百人の日本人にとって・・・なのでしょうが。

恵州には久しく日本の香りのする場所が本当に少なかったのです。日本食を提供するレストランは有るにはありましたが、私から言わせてもらえば、韓国料理と併設されたものでしたし、味は、盛り付けは、サービスは・・・と考えると、日本料理というよりは「日本料理風中華料理」とも呼ぶべき内容で、それでも仕方なく、食べに行っていたものでした。JUSCOは紛れも無く日系のショッピングセンターである。日本の香りの期待があった。

恵州JUSCOは私が住んでいる恵台工業団地からは少し離れており、車で25分程度かかるところに有る。タクシーだと30元程度必要だ。それでも、日本の香りをかぎたくて週末に出かけてみた。

正面は、見るからに堂々としたたたずまい。今のAEON/JUSCOの勢いを感じさせる。中に入ると正面から見て左半分の1Fと2FがいわゆるJUSCOスーパー、見後側半分がショッピングモールとレストラン街になっている。とりあえず、スーパーを覗いてみることにした。期待は日本からの輸入品。

まずは果物。あった、あった。輸入品のりんご。でも、高~い。富士が一個38元(約550円)、世界一一個68元(おおよそ1000円)。これではさすがのリッチな私でも、二の足を踏んでしまう。あきらめて、隣に並んでいた中国産の富士を見ると、なんと一キロ数元、日本のりんごの10分の1以下。安~い。誰が、この高いりんごを買うのか?会社の香港人同僚もJUSCOに行ったといっていたが、香港の価格の倍以上だという。

日本の調味料、しょうゆ、塩、ソース、ジャムなど、たくさん並んでいる。日本の包装のままのクッキーやらおせんべいやチョコレートやらもたくさん並んでいる。でも、高くて買えない。普段から中国系のスーパーで買い物をしていると、やはり日本からの輸入品は、飛び切り高い。

石鹸から、歯磨きクリーム、化粧品なども日本製のものがたくさん有る。が、いずれも日本で購入するものの数倍から10倍の値段がついている。私の愛好品であるコーヒー。ドリップ式のコーヒー豆。400g一缶100元(おおよそ1400円)。日本で買ったら500円か600円で買えるものを。私が手にとってため息をついていたところに隣から手が伸びた。アメリカ人と思しき外国人。私が「高いね~」と言って肩をすくめたら、彼は「仕方が無い。これが無いと仕事が出来ないからね。」と言って一缶を買い求めていった。私は、隣にあった中国製のネスカフェのインスタントコーヒー10回分(14元)をバスケットに入れた。

肉や魚はほかの中国のスーパーとさほど変わらない。しっかり、鰐の切り身のブロックが皮付きで売っていた。この皮で財布になるかな?など、馬鹿なことを考えながら眺めた。肉の霜降りは?と見てみたが、さすがにない。日本の和牛はさすがに無いなあと思いながら見ていると、肉売り場の一番隅に、ショーケースがあり、霜降り牛のステーキ肉が置いてあった。一切れ180元。なんと、3000円弱。とても100gもありそうも無い肉である。誰も霜降り牛には目を止めず、脂身の無い牛肉をあさっていた。まったく。

2Fは雑貨や衣類の販売コーナー。ここにも結構日本からの輸入品と思しき物がある。が、大半は一般のスーパーと同じものが置いてあり、しかも多少割高である。

1Fのショッピングモールに行き、男性用の化粧品を少し購入した。ところが、なんとクレジットカードが使えない。参った。財布に有った現金で支払いをし、食事もとらずに会社に戻った。危ない、危うく恥をかくところだった。恵州のスーパーでは、ほとんどクレジットカードは使えない。現金のみである。私は、JUSCOくらいは何とかなるかと思っていたが、やはりだめだった。今度はやはり会社に近い大栄や市内の百佳や万佳にしよう、それでも、次回はレストラン街に出向いてみよう、もしかしたら日本式日本料理が有るかもしれないと思いつつ岐路に着いた。
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by wata1150 | 2008-12-15 20:49 | 恵州の事

恵州裏通り(2)

前回に引き続き、恵州の裏通りの散歩を続ける。実は、最近、旧正月が近づき、街中の治安が悪くなって来ており、特に夜に人通りの少ない裏道を歩くのは多少危険である。殺されることは無いだろうが、強盗やスリなどは多いようで、用心しなければならず、散歩も明るい日中に限られる。

裏通りの一角に真新しいお酒屋さんがあった。
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中では中年の小太りのおばさんが店番をしていたが、カメラを向けると、すっーと消えてしまった。米酒、玉米酒、黄酒、高梁酒など、中国独特のお酒である。アルコール度数は35度から50度とすごく高い。独特の瓶にいれ、量り売りをしている。一斤(おおよそ500グラム)で、2.5元(約35円)から5元(70円)程度であり、日本のお酒の感覚からすると安い。おそらく密造酒なのであろうが、警察が来ても何もしない。あるいはちゃんと許可を得ているのかもしれないが、許可証らしきものは見かけなかった。

最近急に増えているのがパン屋さん。私の好きなパン屋さんは「零下5度」という名前のチェーン店である。2年前には2~3件しかなかったのが、今では10件以上に増えているとか。恵州に住む人たちの食生活も徐々に変わってきているということか。
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中国のお土産の代表格になっているというだけではない。中国人のほとんどの人が水代わりに飲んでおり、非常にポピュラーな飲み物になっている中国茶の店。
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でも、空港の免税売店よりはずっと安い。しかも種類が多い。安渓の鉄観音など買っている人は目にしない。もっと安くて、なじんでいるお茶を購入しているようだ。お店に入ると、いろいろなお茶を試飲させてくれる。なぜか、こんなお茶屋さんで飲むと、香りがよくておいしい。そして、それを購入して会社で入れてみると、さほどでもないようだ。たかがお茶といえど、なかなか奥が深い。
そして、このお店は私のお気に入りのお茶屋さん。
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プーアル茶を中心に販売しており、台湾茶や安渓の鉄観音茶やウーロン茶なども置いている。無論お茶の道具なども販売している。しかし、なんと言ってもお気に入りなのは、この店の女主のお茶の知識の豊富なことと気さくなこと。何度か、日本の客先などへのお土産として買い求めているうちに、顔見知りになり、それにつれて、いろいろなお茶の話をしてくれるようになった。いろいろなプーアル茶を入れてくれて、飲ませてくれながら、お茶の話をしてくれる。プーアル茶というのは、雲南省プーアル市の特産の高発酵茶で、減肥効果があるので有名だが、最近は投機目的で買い占めたりして、価格も結構高い。10年物などの古いものなどはキロ数千元もするものもあるとか。
町中いたるところに大小のお茶屋さんがある。一方、裏通りにはこんなお茶道具の専門店も有る。
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この店は問屋さんだそうで、町中のお茶屋さんに、お茶の道具を販売しているほか、一般の小売もやっている。値段を聞いてみると、なるほど町のお茶屋さんよりは多少は安い感じがした。

恵州でよく見かけるのが、このバイクタクシー。
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2輪と3輪のバイクタクシーが恵州ではよく走っている。バイクタクシーにはメーターが無いので、運転手と直接値段交渉をしなければいけない。これが苦痛で、私はあまり使わない。「どこどこまで行きたいけど、いくら?」わたしは、運転手に言われるままでOKすることが多い。値下げ交渉が面倒くさいし、それほど高い値段でもないからである。
2輪のバイクタクシーは運転の安定上、どうしても運転手と密着することになるので、私はあまり好きではない。また、私の勤務する会社の周辺で見かける、傘付きのバイクタクシーなどもあるが、原則雨が降ればずぶぬれである。従って、本当にどうしようもないときには仕方が無く利用するが、それ以外には使わない。
それに対して、最近時々利用するのが、3輪のバイクタクシー。お客はバイクの後ろに設置された、四角の箱の中にあるいすに座る。狭いが、一応客席の感はある。そして、屋根があるので雨露はしのげる。運転手との会話は値段と行く先だけで後は何も話しをしなくともいい。
しかし、最近のように気温が下がってくると、客席の両側の出入り口から入ってくる風が以上に寒く感じられる。これは老体には結構こたえる。値段は、実はそれほど安くない。通常の乗用車のタクシーの70%程度か?

まだまだ、恵州裏通りの散歩はつづく。
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by wata1150 | 2008-12-14 16:49 | 恵州の事

恵州裏通り(1)

恵州市は中国広東省にある典型的な地方都市である。北京などのような中国の歴史を感じさせるようなものも少ないし、上海のような国際都市でもない。町の中に出かけてみても、何気ない、のんびりとした人々の日常的な生活を目にすることが出来る。私は中国人ではなく、外国人としてこの風景を見るのであるので、このような風景が、中国の文化、生活習慣、生活における考え方などを見るには、絶好の機会となる。中国人にとっては当たり前のことが、私には奇異にも見えるのである。

表通りや、大通りには大きなホテルやスーパーを目にすることが出来るが、一歩裏通りに踏み込むと其処には、表通りとはまったく異なった世界がある。時間を見つけて、安全そうな裏通りをカメラを片手に歩いてみた。

表通りに面したマンションの裏側にある、ちょっとした公園。老若男女が思い思いにくつろぐスペースである。バトミントンをする子供たち、ベンチに座り、何もせずただじっとしているお年寄り。
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小さな雑貨店の前に縁台を持ち出し、中国の将棋にふける人もいる。そしてその周りには大勢の野次馬が群がり、ああでもない、こうでもないと大声でまくし立てている。私はこの中国将棋のやり方やルールが分からないので、覗き込むことは無いが、分かったらきっと面白いだろうと思う。
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小さなスーパーマーケット。裏通りだからといって馬鹿にしてはいけない。結構いろいろなものを置いているし、表通りの大きな一流スーパーよりも安いことが多い。昔の日本で言えば、「アレ、しょうゆが無くなった。ちょっと、隣で借りてくる」というような気軽さでしょうゆや調味料、乾燥果物とかおやつの類などを売っている。
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こんな屋根つきの修理屋さんも見かける。ビルとビルの隙間を利用し、其処にトタン屋根を作り、足踏み式のミシンを持ち込む。ついでにショウウインドウも配置し、外観は一端のお店である。が、無論お店の許可も無ければ、何時開店し、何時閉店するのか、休日は何時かなどはぜんぜんお構いなしのようだ。
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最近の中国で非常に多いコンビニショップ。ここ恵州ではローソンとかセブンイレブン、ファミリーマートなどの日系や外資系コンビニはほとんど見かけないが、その代わり、中国資本のコンビニが幅を利かせる。裏通りの100mほどに3件も4件も並んでいることも少なくない。
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近くには、近郊の畑で取れた自家製の野菜や果物などをリヤカーやトラックに積み、売りに来ている人たち。人によって売る野菜の種類は多少異なっている。しかし、新鮮なのであろう、近所の表通りに面したマンションに住む主婦や、恵州に遠い故郷から離れて出稼ぎに来ている人たちなどが買いに来ているようである。
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こんな光景は別に恵州でなくとも、中国どこにでもあるのであろうが、普段会社のオフィスにおり、一流どころのレストランで食事をし、夜は接待で歓楽街を徘徊する生活をしている身では、こんななんでもない普通の生活がやけに新鮮に見え、またうらやましくもなる。とりためたスナップを見ながら気の向くままに紹介して行こうと思う。
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by wata1150 | 2008-12-11 01:20 | 恵州の事