中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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電動パトカー

無錫は太湖のほとりにある、歴史のある都市である。

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日本で「無錫旅情」という演歌が流行り、その「無錫」という地名は一躍有名になった。最近では工業団地が造成され、拡大し、日本や諸外国の企業が大量に進出し、一大工業都市になっている。日本の大手電器メーカのM社やS社なども大きな工場を設立し稼動している。

無錫の駅は、近代的デザインの駅である。最近中国の駅は、とてもおしゃれで、モダンで洗練されたものが多く、いずれの駅もそのデザインを競っているかのようである。
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ここで、不思議なものを見つけた。電動パトカーとでも言えそうな物である。最近は中国とて、環境保護に対して無頓着ではいられない。わざわざ、電動車を使うことで、ガソリンや石油燃料を使用しない、排気ガスを出さない車を使用することで、環境保護に熱心であることをイメージさせる目的があるとも思えないのだが。
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二人から四人のお巡りさんが乗り組んで、警戒に当たっている。さほどスピードは出ないと思うが、繁華街や駅前広場などで、ゆっくりと警備に当たっている。
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駅前の街路樹には“つばを吐いたり、煙草の吸殻を捨てると罰金ですよ!”という看板が立っていた。
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なるほど、無錫の駅前広場には、中国では当たり前になっていると思っていたタバコの吸殻の投げ捨ても、ここでは一切無く綺麗な広場であった。中国の何処の駅でも見られる人の波は無錫とて同様であったが。このパトカーは、中国の全ての駅や繁華街に配置され、活動して欲しいと思わずには居られなかった。もっとも、上海駅のように人が多すぎて、歩くのもままならないような駅では、このような電動自動車でも、走れないかもしれないが・・・。

1月31日、香港に行ってきた帰り、深圳の羅湖の前で見た電動パトカーです。どうも、電動パトカーは全国的かもしれませんね。
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by wata1150 | 2007-01-30 22:30 | 中国国内旅行・出張

中国の寝台列車

寝台列車に乗るチャンスがありました。上海から無錫まで列車に乗っての移動を手配したら、寝台列車のチケットしか空いてなくて、わずか一時間30分でしたが、寝台車に乗ったのです。

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中国の列車の旅は、過去にも何度も上海→蘇州、上海→南京、深圳→広州、北京→天津など乗りましたが、長距離寝台列車は初めてでした。中国では座席の種類は1等席の「軟座」、2等席の「硬座」、一等寝台「軟臥」、二等寝台「硬臥」の4種類があるのですが、今回は二等寝台「硬臥」に乗りました。
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列車に乗り込むと、社内は日本の寝台車と雰囲気的にはさほど変わりはありません。通路は狭いが、窓際に折りたためる椅子が設置されており、車窓から外を眺めながらゆったりと時間をすごせます。
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ベッドの配置も日本の寝台車の3段式とよく似ています。下段は上下の高さがもっとも高く、椅子に座るように乗っても頭がつかえることはありません。また、思っていたよりも清潔感があり、綺麗になっていて、食べ物などの匂いも無く、”よく出来てる”と思いました。
中段は下段よりは上下幅がやや狭いのですが、日本の3段式ベッドの寝台車とさほど違いはありません。
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が、上段は上下の高さがとても狭く、乗り込むと言うよりは、もぐりこむと言った感じで乗り込まなければならないのです。私の席は残念ながら上段だったので、ベッドにもぐりこむことはせず、窓際の椅子に座って無錫まで過ごすことにしました。
ただし問題が一つありました。この寝台車にはそれぞれのベッドにカーテンが無いのです。そのため、寝ている人が丸見えです。上段に寝ていればともかくとして、下段にでも寝て居ようものなら、私のような寝相の悪い人はその寝相が丸見えで、朝、きまりの悪い思いをしなければならないかもしれません。寝息も、いびきもまるわかりなのです。
社内のデッキには喫煙コーナーがあり、壁には灰皿が備え付けられてありました。さすが中国、私のような愛煙家でも、寝台車の旅が出来るようになっているようです。
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この列車には、一等寝台「軟臥」が接続されていなかったようなので、その内部を見ることは出来ませんでした。今度は是非一等寝台「軟臥」の中を覗いてみたいとおもいます。せめてカーテンかドアーがあってくれたらと思います。

最近は、北京発チベットのラサ行きの豪華寝台列車なども運行されているそうです。北京からラサまで約48時間かかるそうですが。
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また、昨日からは、日本の新幹線車両を使った高速列車が、上海―南京間、上海―杭州間を走り始めました。もっとも、日本の車両を使ったとか、技術を導入した、とか言うことは一切伏せられており、中国製造とだけ報道されているらしいのですが。いかにも、中国らしく世論に配慮して、「日本からの技術導入」などとは表現できないのでしょうね。
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まもなく、上海―北京間、深圳―広州間などにも高速鉄道が導入されるそうです。この上海を走る列車と同じかどうかはわかりませんが。広い中国を飛行機であちこち旅するのも悪くはありませんが、できれば、たまには列車で、車窓を眺めながら、ゆったりと旅するのも悪くは無いと思いました。

Chouheiさんから、広州ー深圳間の高速鉄道についてのコメントがありましたので、急遽写真を載せます。これは2002年1月に撮影したものですが、今も広州ー深圳間を一時間で結ぶ重要な鉄道として活躍しています。結構しゃれた外観でいかにも高速で走りそうですよね。
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by wata1150 | 2007-01-29 14:16 | 中国国内旅行・出張
以前にも書きましたが、2月10日から2月25日まで、私の在籍する会社は春節の休みに入ります。昨年の春節の時は上海に居り、中国の春節を満喫していました。爆竹と花火の嵐にさらされ、今思うとすばらしい中国の一面を見た思いです。本来ならば、今年は恵州に居座って、恵州の春節をじっくり楽しみたいと思うのですが、いかんせん、恵州の知った人は皆帰省し、誰もいなくなると言うのです。一人で春節に居ると言うのも、慣れない土地であるだけに不安です。また、2週間以上と言う長期休暇ということもあります。それで、今年は一時帰国することにしました。

帰国することを決めたのは、1月中旬でしたが、フライトがなかなか取れませんでした。会社の社長に帰国する旨を電話で伝えました。帰国日程は2月10日香港→東京成田、成田→仙台とし、2月25日仙台→東京→成田と仮決めをしました。これで、香港の女子社員に伝えて、フライト予約をお願いしました。数日後、彼女から返事が来ました。「2月10日はOKだが、帰りが取れない。2月28日以降にならないと空きが無い。」と言うものでした。せめて27日なり、26日にならないかということで、ウエイティングを掛ける事にしました。先週末、再度彼女から連絡有りました。「27日ならOK、ただ26日をウエイティングにしたい。」とのこと。27日は確保できたので、日本滞在中の行動予定として、スタッフのC君と相談して、客先訪問を少しやることにしました。M社、S社、P社、B社などを候補にしてアポイント開始です。M社を除く他社からは、すべてOKの連絡を受けました。それで、日程を作成し、春節の日程はほぼ確定しました。

今日、香港から再度連絡が有り、26日の朝便なら取れるとのこと。それに変更をお願いし、往復とも最終確定です。
2月25日朝仙台→東京(一泊)、2月26日朝成田→香港。これで、26日中に恵州の会社までたどり着けます。この時期、海外に遊びに行く中国人や香港人が増えてきて、中国各地や香港に戻る便はどの便も満席になるそうです。チラッと香港空港でのイミグレーションの混雑が頭をよぎりましたが、仕方がありません。香港に入国せず、フェリーで深圳に直接入り、深圳で中国に直接入ろうか、とか、考えますが、いま考えても仕方が無いので、その場で考えることにしました。

来週は、忘年会が目白押し、そして、日本の客先訪問の為の資料作成やらお土産の手配で忙殺されそうです。それでも、10日ほどは日本での休暇が過ごせそうですので、久しぶりに温泉にでも行ってみようかと考えています。
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by wata1150 | 2007-01-28 09:43 | 日記

グローバル携帯電話

私が、AUのグローバル携帯電話を持って2年になる。私がAUを持った関係で、家族は全員AUにした。家族割が使えるためである。また、私が携帯を持ってほぼ12年が過ぎ、長期割引も大きい。で、ナンバーポータビリティがスタートしても、他の会社に乗り換えるのには逡巡している。そういうわけで、グローバル携帯もAUにした。

グローバル携帯にしようと思ったのは、中国に仕事を求めようとしたときに、家族との緊急連絡用にと、それまで持っていた機種から機種変更をしたのである。それが今の携帯電話である。中国にいても、台湾にいても、はたまたタイや香港シンガポールなどの国にいても日本から、またその他の国からも、私の日本の携帯番号に電話すると、それらの国々まで追いかけてきてくれる。その、機能が気に入って、切替えた。音楽配信や、映像配信などはどうでも良かった。回線が繋がり、緊急連絡が必要なときに連絡が取れればよいのである。

更に、いわゆるショートメッセージや、インターネットのHP閲覧まで可能とのこと。これは助かる。ショートメッセージが入れば、万が一、電話できなくとも連絡はつけられる。これはありがたい。事実、何度か日本からのショートメッセージも受け取った。

が、これにはとんでもない落とし穴があった。まずは、料金である。誰か友人が私が海外にいるのを知らないで電話をくれたとする。すると、日本の常識では、発信者の料金負担になるのだが、日本と、海外との費用は利用者負担、すなわち私の負担となる。必要な人からの、必要な電話であれば、問題ない。が、用も無い売り込みの電話だったり、間違い電話でも、国際ローミング費用は私の負担になる。無論、一度でもそんな電話があれば、着信拒否設定するのだが、相手も何回戦も持っており、別な番号からかけてきたりする。困ってしまう。Cメールと呼ばれるインスタントメールはまだ良い。それ程高価ではないから、また、知らない人がくれることはほとんど無いから。

しかし、E-Mailとなると、これが大変。スパムメールがどんどん入ってくると、もう大変。スパムではなくとも、通信販売のメールだったりしても、一日何通も来たりする。この国際ローミング費用は馬鹿にならない。多い月はこういったメールの費用だけで数万円以上もかかったりする。AUさん、何とかしてくれー!と真面目に思ったりする。

私は中国ではGSMも使っている。国内通話は安いし、会社負担なので、自分の電話ほどには気を使わなくて済む。(社長、すみません。)いっそのこと、日本の携帯をやめようかとも考えるが、緊急通信用ということを考えると、GSMの電話だけでは、心細い。事実、過日の弟の急逝の時などは役に立ったし、私が日本に一時帰国したり、出張したときなどは便利でもある。

さらに、AUのグローバル携帯は海外からはC-メールの受信は出来るが発信ができない。E-Mailの受発信は出来るが、ローミング代が高い。おまけに、E-MailやHP閲覧は、現在の場所を韓国に設定しなおす必要が有り、不便な上に、より高くつく。日本→韓国→中国とローミングするからだ。

SOFTBANKのかなりの機種はグローバル機能を持つという。香港の携帯電話業者に言わせると、最近はGSM機種でも、日本やアメリカなどの国でも仕えるような機種が出てきていると言う。そして、ローミング費用はSOFTBANKが、本当かどうかは知らないが、やや安めという。多めの基本料金を払っても、番号が同じなのだから、家族割りをやめてでも、SOFTBANKに乗り換えるべきか、はたまた、日本の携帯を持つことをやめてしまうべきか。悩ましいところである。
今度の、春節の休みの一時帰国の時にでも、詳細に調べてみようと、考えている。
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by wata1150 | 2007-01-26 22:26 | 雑感

メール不調

ここ数日、私の個人のE-Mailがダウンロードできない状況が続いている。ホームページへのアクセスは、遅いことには変わりは無いが、出来てはいるのだが。

昨年、五月ごろにも同様な状況があり、苦労した。今回も全く同様な状況である。

私は、現在YAHOO、SPINET、など複数のメールアドレスを持っていて、その幾つかはいわゆるインターネットプロバイダーと呼ばれるところに、加入し、月額いくらかのお金を払ってメールやインターネット配信などを行っている。また、残りのものは、無料登録で、メール機能があるものである。

YAHOOやINFOSEEKなどはいわゆるWEBメールと呼ばれるもので、メールサーバーはプロバイダー側にあり、DLしたメールもサーバー内に保存されるもので、実際にはインターネットに接続していない状況ではメールを見ることができず、一度見たメールでも、再度見るためにはインターネットに接続しておく必要が有る。SPINETなどは、会社のメールなどと同様、メールをダウンロードしたあとは自分のパソコンの中に保存するようになっており、ダウンロードしたあとは、インターネット接続を切ったあとでも、見ることが出来る。

現在、ダウンロードできないで困っているのは後者の方である。会社のメールは香港アドレスの為か、ダウンロードは問題ない。が、日本のアドレスのものがダウンロードできないのである。

幸い、SPINETはWEBメール機能があるので、現在は読むことは何とかできているが、リンクなどにアクセスできず、いちいちURLをIEのブラウザに入れて、リンクを見なければならず、面倒臭い。幸い、重大、緊急という問題の連絡メールは来ていないので助かっているが、早いこと、復帰して欲しいものである。

皆様のメール環境に異常は発生していませんか?
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by wata1150 | 2007-01-25 14:57 | 日記

ついでの中国語の不思議

前回で幾つかの事例を紹介したが、投稿後に更に思い出したことがあったので“ついでの事例”として、紹介したい。

ついでの事例―その1.
台湾での話。日本が戦争をする前、60年か70年、あるいはそれ以上前、台湾は日本の占領統治下にあったとき、台湾における教育は日本語によって行われていた。その時に教育を受けた世代は、今ではかなりの方が既にこの世を去っている。が、十年ほど前、私が台湾に出張したときにたまたま、台湾の南部高雄市である老夫婦と出合った。この老夫婦は、いわゆる高砂族とか言われた、台湾原住民である。日本語教育の世代なので、夫婦の会話は日本語で行っていると言う。この夫婦の間には9人の子供がいたらしいが、その時に生き残っていたのは3人だけで、あとは早逝してしまったとか。

さて、この子供の世代は、教育が福建省から渡ってきた中国人であったため、福建語あるいは台湾語とも呼ばれる言語によって行われ、日本語は禁止された。その結果この世代の人たちは、親の言葉を聞いて覚えたわずかな日本語を使う機会は自分の両親との会話しかなく、受けた教育によって台湾語を日常用語として使っている。

この世代の子供達、つまり老夫婦の孫世代は・・・というと、教育は中国の影響により、以降現在までずっと普通語である。親が話す台湾語は、多少は理解できるが、日常会話、公式用語、感情表現などはすべて普通語によって行われている。その結果悲劇が起こった。祖父、祖母の世代と、孫の世代とは十分なコミュニケーションができないのである。特に台湾でも台北市に仕事の関係で人口が集中し、祖父母の世帯とは離れて暮らすケースが多い。そのため、ますますコミュニケーションができない。したがって、ますます疎遠になってしまったのである。

ついでの事例―2
私が、現在の会社に入る前、上海に一年間ほど住んだことがある。上海のローカル言語は上海語である。無論のこと、私は理解できない。さて、上海に生まれ、上海に育ち上海語と普通語を自在に使うA君という男性がいた。彼は江蘇省の北部の生まれのある女性と知り合い、結婚した。無論二人の会話は上海語ではなく、普通語である。

子供が出来た。子供達は、両親の普通語を聞いて覚え、普通の学校で普通語を何の抵抗も無く学習し、唯一の「Mother’s Language」として受入れ、上海語は使えもしない。この世代の子供達は、親達が別の地方の人同士で結婚した為に、上海語というローカルの言葉を覚えるチャンスを失ったのでる。無論、成人する過程で、多少の上海語は習得するであろうが、次の世代の「Mother’s Language」にはなりえないのである。何世代かあとには、上海から上海語が消えてしまうということが起こるかも知れない。そんな感想をこの夫婦は私に残してくれた。
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by wata1150 | 2007-01-24 01:24 | 雑感

中国語の不思議

恵州は広東省のある小さな地方都市である。が、ここには中国各地からいろいろな言語を話す人が集まってくる。すると、とんでもないハプニングが起こる。少なくとも、私は目を白黒させなくてはならない状況が。その幾つかを紹介しようと思う。

事例1.
C君は、黒龍江省出身で、日本語を流暢に話す。無論、中国の普通語は問題ない。北方の出身で家の言葉もほぼ普通語に近いのだそうだ。彼の同棲しているガールフレンドとは黒龍江省の日本語学校で知り合ったとか。彼女は吉林省出身で朝鮮族である為、朝鮮語も話す。彼と彼女が電話で話をしているのを聞くと、周囲の人は何がなんだか解らないと言う。なぜなら、普通語と日本語と朝鮮語が完全にごっちゃになっているのだ。時々現れる日本語だけが私にはわかる。が、他の中国人には全然理解できないそうだ。ところが、彼らは家で二人だけで話す時も、同じようにごちゃ混ぜの言語で話していると言う。いわば、C君語とでも言えようか。

事例2.
C君と香港のあるお客さんを訪問した時のこと。お客さんの社長の出張の戻りが遅れて、会えないという事になった。それを伝えてきたのは、若い香港人の女性。私が日本人と知ってか、流暢な英語で伝えてきた。ところがC君は何のことかわからない。かれは私に通訳して欲しいという。で、私は彼女に、「彼は日本人ではないので中国語で言ってあげてください」と話した。すると彼女、助かったとでも思ったのか、元気な広東語でなにやら話し出した。それを聞いていた、私とC君、何がなにやらちんぷんかんぷん。C君は普通語、朝鮮語、日本語、私は英語と日本語、広東語はわからない。すると彼女再び英語で、「広東語と英語は出来るが普通語はわからない」と。え~!中国人同士の彼女とC君は話ができない???彼女の話は英語で話し、私はそれを日本語で通訳しC君に伝え、彼は私に日本語で話し、私がそれを英語で彼女に伝えると言う、おかしな現象が発生したのである。そこは、紛れも無く香港だった。

事例3.
彼は、香港生まれの香港人で英語はほとんど問題ない。無論広東語は出来る。普通語は・・・学校では習ったのだそうだが、聞く事はできても話ができないのだそうだ。会社の中である女子社員と話すときに、彼は広東語で話し、彼女は普通語で話をしている。よく聞くととてもおかしい。二人で話をしているのに同じ言語ではなく、お互い違う言語である。それなのに、ちゃんとコミュニケーションできている。聞いて見ると、彼女は、普通語は出来るが、広東語は聞くだけで話はできないのだそうだ。広東省に来てから何年か経っているので、自然に広東語を聞いて意味は判別できるようになったらしい。

事例4.
会社の門の前で、数人の女子工員が話しをしていた。どうも普通語でも、広東語でもない。多分湖南省か、四川省か、ともかく話は皆目見当もつかない。どうも、グループは同じ地方の出身らしい。隣に別のグループの数人がやはり違う言語で話している。このグループもやはり同じ地方の出身らしい。この二つのグループの中に、お互いを知っている人がいたらしく、その二人がまたまた別の言葉で話し始めた。以上の3種の言葉は普通語でも広東語でもないことだけはわかるが、それ以上は解らない。私は面食らってしまった。「ここは何処?私は誰?」「Where is here? Who am I?」
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by wata1150 | 2007-01-23 00:50 | 雑感

湖南料理

日本人は、中国料理のことを総称して中華料理と呼ぶことが多い。

昔はラーメンを中華蕎麦などと呼んでいた。さすがに今は、ラーメンブームもあり、中華蕎麦と呼ぶ事は少なくなってきた。また、特定のラーメンのことを、わざと中華蕎麦と呼び、ブランド化しているものもある。

中華料理といえば、日本では高級料理という雰囲気もある。私が育った仙台市の繁華街にも、幾つかの大きな中華料理店があり、高級料理として、家にお客様が来たときとか、結婚式など特別な場合にだけ使っていた。

が、中国に関わりだしてみると、中華料理というものは様々な種類があり、一風独特で、とても中華料理と一言では片付けられない。広東省では“飲茶料理”に代表される広東料理があり、四川省にはマーボー豆腐や、麻辣火鍋に代表される辛さを売り物にした四川料理、同じく辛さが売り物の湖南料理、台湾料理に近いとされる福建料理、甘い味付けのものが多い上海料理、餃子に代表される東北料理等、数え上げればきりがないほどである。

そして、日本における中華料理は、日本人向けに味付けが工夫されてしまい、本来の中国各地の料理からは程遠くなっているものも多い。中国に住み、中国の料理を好むものの一人としては残念なことである。

以前ブログでも紹介したが、私が今住んでいる工業園区の近所に多くのローカルの食堂がある。やはり、広東省だけ有って、広東料理や客家料理が多い。ところが最近2軒の湖南料理の店が相次いでオープンした。湖南料理の店には“湘”という文字が使われることが多いので、湖南料理と言う事はすぐにわかる。2軒の湖南料理の食堂は、まだ新しいだけに清潔感もあり、早速出かけてみた。
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お相手は例によってZ君である。最初に行ったときにオーダーしたのは、卵とトマトのスープ。私の最近のお気に入りのスープである。
キャベツの炒め物。唐辛子が十分に効いていて、辛く、食事が進む。牛肉の唐辛子炒め。小さく切った唐辛子と牛肉の量が同じくらいで、牛肉を選んで食べていると唐辛子だけが残るが、唐辛子の量が多いため、なかなか食べつくせない。そして、魚の頭部の唐辛子煮。結構大きな魚の頭部を縦に裂き、平らにして、その上に唐辛子を魚が見えなくなるくらいに載せて煮る。このスープをご飯にかけて食べると、これが意外に美味しい。デジカメが故障し、写真が撮れなかったのが残念であった。

私の秘書兼通訳のTさんを、早速誘ってみた。湖南省出身の彼女、辛いものが大きらいで、絶対に食べないと言って断られた。Z君と私は辛いものが好きなので、行くたびに違う料理を頼んで、楽しんでいる。日本担当営業のC君、彼は辛い料理はきらいではないのだが、翌日間違いなく腹痛を起こすため、普段はあまり食べないそうだ。広東省だけあって、広東省生まれの人が多いせいか、私の周りには辛いものが好きな人は多くない。が、工場の中で働く地方出身の人の中には、四川省や湖南省からきている人が少なくないらしく、昼食時や、夕食時には結構混雑していて、その地方の言葉でわいわいがやがやと賑やかである。普通語や、私が聞き分けられる広東語とは明らかに違う言葉なので、四川省、湖南省周辺の言葉であろうと推察しているが、無論意味は皆目解らない。

私は、それが正しいかどうかは解らないが、辛い食べ物をしっかり食べると、気分がやや高揚してくるような気がしてならない。黙々と食べるよりは、ワイワイがやがや、話しながら食べ、会社に戻るときは、踊りだしたくなる雰囲気で帰って来る。なんとも不思議である。

最近はすっかりお気に入りになって、今週は3回も行ってしまった。来週もまた何度か行くことになるのであろう。今度はカメラを持ってしっかり収めてきて、あとで遅ればせながら載せたいと思う。

1月22日追記
昨日の日曜日、Z君と湘満樓に出かけた。もう一つの湘聚樓の方が会社にやや近いので、行きやすいのだが、昨日はパーティをやっており、込んでいたため、湘満樓に行って見ることにしたのである。
選んだメニューは包菜、牛肉炒め、そして鉄板焼汁茄子という茄子料理。
これは包菜。いわばキャベツの炒めものなのだが、唐辛子が利いて辛い。
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牛肉の細切り炒め。とても辛い。最初に箸でガバっ掴んで口に入れたら、わー!火がついたー!と言う感じ。さすがの私もこんな辛いものは食べたことが無いと思った。水を飲めば、もっと辛い。一瞬にして頭や顔から汗が噴出す。う~ん、参った。Z君に言わせるとこれは写真の中の白いものが辛いのだと言う。「白唐辛子」とでも言おうか、これがたくさん入っていて、知らない私は1~2個、そのまま食べたらしい。
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最後は茄子料理。茄子をころもをつけて唐揚げしたものを鉄板のうえで味付けたれで煮たものらしい。茄子の表面はカリカリ、中は白くてとろけそう。高級白身魚と間違いそうな上品な味。う~ん!私のお気に入りの一つになりそう。
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これに白いご飯がついて、二人で60元なり。

満足の夕食だった。
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by wata1150 | 2007-01-20 23:50 | 恵州の事
今日、同僚のC君が今年の春節の休みを教えてくれた。今年は2月10日から2月25日までの16日間の休みと言う。

私はちょっと戸惑ってしまった。長すぎるのである。今まで中国でも台湾でも、日本や欧米でも、正月休みはいろいろ聞いたり、体験したりしてきた。それなりに休暇があるし、地域によって異なったそれなりの楽しみ方、習慣的な過ごし方がある。が、2週間以上の長期休みとなると、学生時代の夏休みまで遡らないといけなくなる。

我社のスタッフはこの長い休みをどのように過ごすのか。何人かに聞いてみた。
私の通訳兼秘書のTさん、出身地の湖南省に帰って、両親や友人達と過ごすと言う。ま、これは当たり前のパターンか。日本市場担当のC君、出身地の黒龍江省に帰るのかと思ったら、香港、マカオまたはその他の外国に遊びに行きたいとか。一所に住んでいるガールフレンドのCさんは、パスポートはあるが、香港マカオへの通行証がないため、一緒には行けないのだそうで、実際には未定な様子。同じく営業の、新入社員のZ君。河南省の両親の元に帰るのだそうだ。経理課のある女子社員、黒龍江省の実家に列車で帰省。片道30時間も列車に乗らなくてはいけないとか。ご苦労様です。

やはり、実家の両親と離れて暮らしている人が多い為か、実家に帰省してゆっくり過ごしたいと言う人が圧倒的に多いようである。但し、国土が広いため、そして、少しでもお金をかけずに、と言うことで、飛行機は使わず、長距離バスや列車でも移動となるようだ。今日TVのニュースを見ていたら、早くも長距離列車の寝台車や指定席は予約で一杯なのだそうで、帰省ラッシュはもう始まっているとか。中国13億人の何パーセントの人がこの旧正月休みに移動するのか。すさまじい話である。

一方、我社の幹部連中はと言うと、まず社長は・・・家族や一族を連れて日本旅行だそうである。群馬か栃木の温泉に数日滞在してのんびりするのだそうだ。日本は正月ではないから、さほど混んではいないであろうと言うのがその理由であった。他の幹部社員は殆ど、香港人か台湾人。ほとんどが、香港で、普段離れている家族孝行をするという。

また、この時期は恵州に限らず、何処の町でも治安が悪くなるのだそうである。遠い故郷から仕事をするために出てきて、春節を前にして、仕事すら見つからず、帰省せざるを得ない人達、仕事にはありついても十分な貯金が出来なかった人達が、帰省する為にやむを得ず他人の懐中を狙わざるを得ないのだそうで、引ったくり、スリ、置き引き、強盗などが多発するのだそうである。確かに街には警察の姿が多いような気がする。警戒しているからであろうか。また、そう聞かされると、私も街中を歩くにも自然に緊張し、のんびりも歩いては居られない様な状態になる。

私は、昨年の旧正月は上海で過ごした。上海は大都会だけあって、旧正月でも営業している食堂は結構あり、食べることには不自由しなかった。また、旧正月の喧騒を実感したいと思っていた。そして龍華寺に行ったし、旧の大晦日の爆竹と花火の嵐も体験した。しかし、知る人の少ない上海では、やはり一人で過ごすのは結構寂しい思いをし、春節明けの出勤を心待ちしていたように思う。ここ恵州ではどうであろうか。上海と同じように爆竹は炸裂するのか、花火は上がるのか、市内全体が火薬の煙に包まれるのか。初詣には何処のお寺に行くのか。

今年は、まだ恵州のことを十分に解ってはいないし、会社の寮に住んでいるだけに、一人で春節の休みを過ごすのは辛い気がする。私は多分仙台に帰ることになるだろうと思う。
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by wata1150 | 2007-01-18 02:50 | 恵州の事

長い夜

私が勤務する会社の営業メンバーの勤務時間は夕方5時半で終わる。6時頃までには殆どのメンバーが退室し、営業部の部屋は無人になる。私は営業部の部屋の一隅にある個室に机を置いているが、部屋には時計が無いので、気がつくと6時を回っていて、営業メンバーは誰もいなかったりする。仕方が無いので、机上を片付けて歩いて2分の寮まで引き上げざるを得ない。が、部屋に戻ったところで、これと言ってやることは無い。

食事に行こうと思えば、一人で近所の中国料理店に出かけるほかはない。最近はZ君(私は彼を“小張”と呼んでいる)を誘うことにしている。中華料理は一人で食べるのはなんとも味気ないからだ。スープと野菜と肉類くらいを頼んでも、一人ではもてあます。金額的には20元(約300円)程度であるから、決して高くは無いのだが、小張と一緒に食べても、20元程度で済む。

だが、二人で食事をし、会社に戻ると、さあ大変。することが無くなる。スーパーへの買出しも毎日はできない。散歩するにも暗くなれば、治安が悪くなる。小張君とて同じこと。彼は同じ会社の男子寮に住んでおり、部屋は最大10人まで住めるようになっており、彼のスペースは2段ベッドの下の段だけ。本を読むか、洗濯をするか、MP3で音楽を聴きながらごろ寝するしかない。誰も相手がいないときには、近所のインターネットカフェに出かけることもあるそうだが、さりとて毎日出かけるわけにも行かない。幹部社員寮には大きな液晶テレビが供えてある。が、日本のTVは入らない。恵州では日本のTVは入らないのだそうで、幾つかの日本料理店では月数百元を払って、深圳のTV配給会社から信号を配給してもらっているのだそうである。我々の寮に日本の衛星放送を引いてくれとは、さすがに言えない。

私はまだ良い。会社の好意で、インターネットを寮の部屋にも引いてもらった。することが無くなればパソコンでネットサーフィンしたり、ブログやメールを覗いたりすることは出来る。が、例によって、日本のHPへのアクセスはかなり遅く、また接続できない場合も多々ある。イライラしながら、やらざるを得ない。

会社の周辺に何か無いかと、いろいろな人に聞いてみた。何か小規模なディスコがあり、会社の若い従業員達は時々出かけることもあるという。が、60歳を目前にした“オッサン”がのこのこ行くところではなさそうだ。日本人向けのナイトクラブも恵州市内には何件か有るようだが、お酒を極力控えている私としては、出かけたくは無い。たまに、日本食レストランには出かけるが、夕食ともなれば、ビールなど飲まなくとも、一人100元程度はする。そうそういけるものではない。サウナ、マッサージ、足マッサージの店なども近所に有った。一度マッサージに出かけてみた。若い女性のマッサージ師がやってくれるのだが、マッサージの技能はへたくそで、もっぱら別のサービスを誘ってくる。それで、マッサージ店に行くのもやめてしまった。

そうなってみると、会社が終わってから寝るまで、とても長い時間を何とか潰さなければいけなくなり、これが結構苦痛になってきている。今日、小張と夕食後、会社の中庭で、「さあ、これから4時間何をしようか」と散々悩み、結局それぞれ自室に戻って、パソコンをするなり本を読むなりすることにしてしまった。明るければテニスでも何でもまだ方法があるのだが・・・と、ぶつぶつつぶやきながら。

明日の夜は、何をしようか。頭の痛い“長い夜”である。
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by wata1150 | 2007-01-16 22:35 | 恵州の事