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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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中国における報道の実態

今日、朝日新聞のインターネットニュースで以下の記事が掲載されていた。
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中国東北部を流れる松花江の汚染問題をめぐり、一部の中国メディアが政府の「情報隠し」を厳しく批判している。中国では異例の報道に、当初黙認していた当局も徐々に報道規制を強化。大規模な環境汚染は、中国の報道規制のあり方にも飛び火しつつある。

~ 中略 ~

 「情報隠し」が03年の新型肺炎SARSの流行につながったとの教訓から、胡錦涛(フー・チンタオ)指導部は市民の健康にかかわる情報は速やかに公表すると繰り返してきた。こうした問題で対象を地方政府に限っての批判はこれまでもあったが、今回は中央政府の対応にも踏み込む。時事週刊誌「中国新聞週刊」は、関係省庁が早期に対策をとらなかったことを指摘した。

 政府は「人々の知る権利は守らなければならない」(張左己・黒竜江省長)などと報道を許容する姿勢を見せていたが、態度を硬化させている。香港紙の27日の報道によると、中国当局は国内メディアに独自報道の禁止を指示。国営新華社通信の原稿のみを使うように求めたという。主要メディアはここ数日、新華社電の転載のみの報道に戻ってきている。
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また、別の記事では
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新華社電によると、汚染を知らせなかったことについて張省長は「災害に対する人々の心理と、対外的な問題に配慮した」と述べた。市民のパニックや、投資の減少などを懸念したとみられる。その後は「中央の支持のもと、善意のうそを撤回し、真相を公表した」とした。
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中国における言論の自由、報道の自由が出来ていないことは、いろいろな情報から知っていた。過去にも、何件も、正しい情報が報道されず、海外メディアや、海外のインターネットサイトにてはじめて知ったという事例もある。

以前にも書いたが、浙江省や福建省で発生したコレラの情報についても、結局在中国日本大使館情報や、日本の新聞社の報道、NHK衛生TVなどの報道を通して知っただけで、中国メディアの報道はなかった。

その国の政治体制、思想体制を維持するために、こういったことは世界各地で行われているし、
日本においても、戦時中はそうだったと聞く。

政治、公共報道において、”善意の嘘”は許されるのだろうか?

中国という、改革開放政策による経済政策で、経済的には年率10%にも迫る高度成長を続ける、しかし、日本とは政治体制の全く異なる国に住む一人の外国人として、常に正しい情報を知る手段を確保し、情報を得ておく必要性を再認識させられる。
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by wata1150 | 2005-11-30 23:00 | 上海

広西省の地震

日本のTVでは既に何度も報道され、大概の人が知っていると思いますが、上海の南西部にある広西省でM5.7の地震が発生しました。私の携帯電話へのニュースメッセージで第一報は地震発生から一時間くらいで判っていました。でも、そのあとのニュース報道がありません。何人死んだのか?何人怪我をしたのか?倒潰住宅は何棟なのか?情報はありません。TVで数回見ただけですが、さほどの大きな扱いではなかったと思います。大きく扱うと国民の間にパニックが発生する可能性があるので、情報規制しているのかな?と邪推したりしてしまいます。
死者が出るほどの地震であれば、当然、被災救難活動だとか、外国からの支援とか、救難ボランティアだとかそういう単語が飛び出してもいいはずなのに、何も無いのです。
NHKのニュースでは中国政府は被害の実態を明確にすべく、現地に調査隊を派遣したとか。地震が発生してから24時間以上経過しているのに、遅いなあ、と言う感じが否めません。いま、広西省は行ったことはありませんが、浙江省や福建省の西側に当たります。広い中国にあっては上海からの距離は至近距離の感じです。ま、上海が揺れたわけではありませんから、直接実感が湧くわけではないのでしょうが。

中国の一般的な田舎の住宅構造は、レンガを積み重ねただけの家が意外に多く、地震には弱いだろうと思います。電車やバスで田舎のほうに向うと、建築中の家でレンガ積み作業をしていたり、朽ち果てて住む人がいなくなった家でレンガ積みがむき出しになって一部が崩れ落ちている光景を目にすることがあります。地震が少ないために2階建て、3階建てくらいの低層住宅では鉄筋構造などは必要無いのかもしれません。

上海は高層ビルが立ち並ぶ大都会です。当然鉄筋は十分に入っているのだろうとは思います。
が、もし、上海にM6程度の地震が発生したら、どのくらいの被害が出るのでしょうか?建築基準なども、日本並みに整備されているとはとても思えません。
東方明珠のテレビ塔や、グランドハイアットのビルが倒潰するとは思いませんが、古い民家やアパートが立ち並ぶ住宅街などは、危ないのではないかなどと、思ったりします。

日本ではまだ発生していない、東海沖地震や、宮城県沖地震を想定して、避難ルートや避難所の確保、緊急食料や水の確保、家庭や職場での避難訓練などを実施し、さらには地震予知、情報の伝達方法の迅速化など科学的な手法を用いた被害を最小に食い止めることを必死に検討をしています。転ばぬ先の杖的な考え方として受け入れることは出来ます。

でもそのためにあまりにもナーバスになるのも如何な物か、などと思ったりもします。

いま、上海で地震が発生し、私が住んでいるマンションが倒潰したら?ま、なるようになるでしょう。生きていたら、水くらいは確保できるよう、小さな準備だけはしておきます。
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by wata1150 | 2005-11-27 15:45 | 日記

S女史に会いました。

私が以前勤務していたM社で勤務されているSさんが上海に来ました。
Sさんのご主人はM社とは関係のない会社に勤務されています。現在は上海に単身赴任とのことです。彼女はM社に勤務する前はご主人とともに北米に住んでおられたようなのですが、ご主人が上海に転勤され、Sさんは子供の教育とかを考え、娘さんとともに日本に住み、M社に勤務されているのです。11月23日は日本では祝日なので、休暇をとり、上海のご主人のところに会いに来たのです。
Sさんは、北米はじめ海外経験が豊富で、英語も達者です。そのため、知らない土地でも、結構一人で出歩き、その土地を堪能できるようです。英語が通用しない中国であっても、外資系ホテルあるいは4星、5星クラスのホテルに行けば、英語が通用し、食事が出来、買い物が出来ることを知っています。あらかじめ、目的地を紙に書いたものを用意すれば、タクシーにのってどこへでもいけることも知っています。
ですから、さほど抵抗もなく、あちらこちらと出かけて、上海を楽しんでいるようでした。

そのSさんから電話が来ました。”お茶しませんか。”
金曜日の夕方に静安寺のヒルトンホテルのロビーでお目にかかりました。M社の現状、北京にある関係会社のこと、会社の同僚だった人たちの動静、上海の印象から上海での社宅のこと、上海での単身赴任生活のことまで、話は尽きません。コーヒーを飲みながら一時間くらいは話したでしょうか。
金曜日の夜は、ご主人の社宅ではなく、家族でヒルトンに泊まり、つかの間の贅沢と久しぶりの逢瀬を楽しむのだそうです。海外単身赴任生活では一年にほんの数日しか家族と顔をあわせる機会はありません。来週は彼女もまた、M社で溌剌と働いているのでしょう。

私も、日本での単身赴任生活をあわせると、10年以上も家族と離れて生活しています。日本にいれば、会いたいときには新幹線に飛び乗れば、3時間後には会えましたが、上海ではそうもいきません。年末年始はなんとしてでも帰国しようと思いながら帰ってきました。
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by wata1150 | 2005-11-26 20:10 | 日記
今日、在中国日本大使館よりE-Mailが届きました。
内容は”鳥インフルエンザ”に対する注意喚起です。

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メール配信サービス
 在中国日本国大使館からのお知らせ
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 中国における高病原性鳥インフルエンザの発生状況
 ~ご注意を:鳥から人への感染報告3例~

 中国各地で鳥インフルエンザが発生していますが、中国政府は、11月16日及び23日、鳥インフルエンザの鳥から人への感染を確認、死者の発生を公表しました(3名感染、2名死亡)。人から人への感染はまだ確認されていませんが、十分な注意が必要です。
 在留邦人の皆様におかれては、正しい情報をこまめに確認し、日常生活上で可能な範囲の予防をしていただくようお願いします。

1.最近の発生状況(中国政府発表)
 中国各地で広範囲にわたって次の通り、鳥インフルエンザ(H5N1型)の発生が確認されています。
・発生地域 
 遼寧省(錦州市、阜新市、黒山県)、湖北省(京山県、孝感市、石首市)、安徽省(准南市)、新疆自治区(澤普県、ウルムチ市、和田市、半泉市、トルファン市)、山西省(孝義市)、内蒙古自治区(ダフール族自治旗)、寧夏自治区(銀川市)、雲南省(礎雄市)

2.人への感染(中国政府発表)
 ・11月16日、人への鳥インフルエンザ(N5N1型)感染病例2例(湖南省湘潭県1例、安徽省安慶市1例、うち安徽省の事例は死亡)
 ・11月23日、人への鳥インフルエンザ(N5N1型)感染病例1例(安徽省休寧県、死亡)

3.日常生活上のご注意
 中国に滞在・旅行される方におかれては、日常生活上次のようなご注意をお願いします。
(1)石けんでの手洗い、うがいなど通常の感染症予防対策を励行すること。
(2)生きた鳥に近寄らない、できるだけ飼育しない、死んでいる野鳥などに触れないこと。
(3)ウィルスは加熱(70度で5分間)により死滅しますが、冷凍では死滅しないので調理時は十分な加熱をし、卵や調理道具は十分洗浄すること。
(4)できるだけ発生地域への旅行は控え、旅行する場合は特に外務省海外安全ホームページ、感染症関連情報等を確認すること。 

4.予防接種について
 鳥インフルエンザウィルスは、例年流行するインフルエンザウィルスとは違います。しかし、初期症状(高熱、全身の痛み)が似ているので、発熱時に混乱が予想されます。鳥インフルエンザ感染予防にはなりませんが、インフルエンザ感染予防及び混乱を避けるため、12月上旬頃までのインフルエンザ予防接種に意義があるとされています(6ヶ月未満の乳児を除く)。接種後、体内に抗体ができるまで数週間かかりますので、接種する場合はお早めに。
 北京市内では、費用は、概ね100元~200元のようです。北京の中日友好病院国際医療部では留学生割引価格(100元)があります。

5.鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)とは  ~省略~

6.抗インフルエンザ薬「タミフル」 ~以降省略~ 

こんな内容です。
上海に着任し、総領事館に在留登録をしたときに、E-Mailでの情報配信を依頼しておいたのですが、最初のメールがこれでした。

現在、中国では、日本人の話の中には鳥インフルエンザは話題に上りますが、中国人の話題にはあまり上っていないようです。(正確ではないかもしれません。) が、大使館からの連絡が有るくらいですから、実際はもっと感染者があり、状況は深刻なのかもしれません。

私は携帯電話に中国のニュースが配信されるようにセットしてあり、ニュースや天気予報は毎日配信されてきます。今日のニュースは黒龍江省の化学工場の爆発事故による松花江の汚染で水道水の供給が停止されていると言う話でした。
が、今のところ、鳥インフルエンザに関するニュースは配信されていません。

以前にも書きましたが、中国は正しい情報がなかなかわかりにくい国です。大使館メールなどは信頼できる情報ソースのひとつです。
私も、次回の帰国時にはインフルエンザの予防接種を受けようと考えています。
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by wata1150 | 2005-11-25 22:43 | 日記

停電

昨夜、あまりにも寒いので、すばやく部屋を暖めようと、部屋のエアコン3台全てを暖房モードでオンにしました。それで、TVを見ていると、突然部屋が真っ暗になり、エアコンは切れ、TVももちろん切れました。

”ん? これは大変、停電だ!”と周りを見渡すと周辺のマンションは電灯がともっているようです。”あれ?家の棟だけかな?”と思いました。日本から持ってきた懐中電灯を取り出し、ニヤニヤと”用意周到、正解正解”としながら懐中電灯をともし、部屋のブレーカを調べました。”あれ?一個も落ちてない?”全く問題なしです。これは変だとおもい、懐中電灯を持ってドアの外に出てみました。廊下の電灯はしっかりとともっています。きっと家の中にメインのブレーカが他にあるかも、と部屋の中を探し回りましたが、ありそうもありません。時計をみると9時15分です。管理人室はクローズしている時間です。

思案に暮れてしまいました。どこに連絡してよいやらわかりません。今晩は暗闇で暮らし、早々に寝て、明日管理人室に連絡しようと思いました。

が、待てよ・・・。このマンションの賃貸を世話してくれた朱さんと言う人を思い出しました。彼は日本語もできます。携帯に彼の携帯番号が有った筈、と探してみると、ありました。早速電話をしました。幸い彼は電話に出てくれ、修理屋さんを手配してくれるというのです。

電話を切って15分くらい待ったでしょうか。作業服をきた修理屋さんが来てくれました。
部屋のブレーカを点検し、やはり問題なし。やおらどこかに電話を始めました。何を言っているのかはわかりませんが何かを誰かに聞いているようです。電話を切ると廊下に出て、廊下の一角にある扉を開けました。なんとそこはヒューズボックスルームでした。ヒューズボックスからヒューズをはずしてみると、見事に溶断していました。

修理屋さんは慣れた手つきで切れたヒューズを外し、新しいヒューズを入れました。そして切れたヒューズを私に見せ、盛んに”4”といいます。そして新しく入れたヒューズは”8”といいます。
どうも、前に入っていたヒューズは使用電力に対して容量が低すぎ、新しいものは倍の容量だから大丈夫、と言っているようです。やおら、またどこかに電話を始めました。内容は良くわかりませんが、どうも最初についていたヒューズはこのマンションの規格から言って、細すぎ、工事不良ではないか・・と言っているようです。

新しいヒューズをいれ、ブレーカを入れると、室内の電灯が点灯し、TVも再開しました。
それを確認した工事屋さんは、”ほらね、治ったよ”といわんばかりの顔をして、引き上げていきました。

1.多分手抜き工事か、いい加減なヒューズの取り付けをした工事屋さん
2.夜中でも、トラブルがあれば駆けつけてくれる修理屋さん
3.夜中でも、修理手配してくれた朱さん

まだ発展途上国と言ってもおかしくない中国においても、いろいろな人が、いろいろな状況で仕事をし、生活を下支えしてくれています。みんなに感謝です。謝謝!
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by wata1150 | 2005-11-22 22:57 | 日記

進出企業の撤退

仕事につながる話題で申し訳ないのですが・・・。
いま、私が勤務しているのは日本にある会社の上海現地法人です。法人として設立してから半年がやっとすぎたばかりのホヤホヤの会社で、まだ、十分な収益も出ていませんので、オフィスも、他の会社が使っているオフィスの一角を又借りして使っています。家主(とはいっても、やはりビル会社より借りているのですが)の会社は商社ですが、スペースが余っているので、関係会社や、仕事で付き合いのある会社が上海に進出する場合に、空いているスペースを又貸ししているのです。家主の商社さんは私どもの会社を含め6社ほどにスペース貸しをしています。
ところが、この家主の会社さん、このほど会社精算をして撤退することになりました。期限は12月末。店子の各社は大変です。それぞれ新しいオフィスを至急探さなければなりません。幸い、ビルラッシュの上海、空き家が無いということはありません。しかし、何せ家賃が高いのです。
それに、空調設備の条件や、明るさ、交通の便などを考えると、なかなか好条件のところは無いようです。今は我々の会社のオフィスは古北路にあり、自宅にも近いのですが、新しいオフィスは少し離れた浦東地区になりそうです。
私どもの会社もそうですが、家主会社より、スペースだけでなく、総務、経理会計、通訳など様々な援助を受けてきました。家主会社の女子社員を使わせてもらうことで、専任のローカル社員を雇わずに済ませてこれたのです。でも、今度は誰もそのような仕事をやってくれる人はいなくなるので、新規に従業員を雇わなければなりません。社会構造の違い、価値観の違い、言語の違いなど、様々なハンディがある中で有能な社員を新規に雇うことは以外に簡単ではありません。幸いに、私どもの会社では家主会社の総務担当だった女子社員を採用することで内定でき、胸をなでおろしてはいますが、他の店子会社ではなかなか苦労しているようです。
別の店子会社では日本人の人材派遣会社から日本人の女子社員を派遣してもらうことになったようです。コストは現地社員を雇用するより3倍くらいはするようですが、業務処理に関しては
よりスムースに出来るかもしれません。
そのような動きのさなか、同じ店子会社の一つが、その会社のオーナーの一声で中国からの撤退が決まりました。およそ3年間上海で頑張ってこられ、やっと収益見通しが出てきた矢先だったそうですが、撤退ということになったそうです。その会社の総経理の方は、これから取引先への連絡と今後のビジネス対応などについてすべてけりをつけなくてはなりません。
家主会社、また撤退する店子会社では従業員の再雇用先を探すという仕事もあります。日系会社、外資系会社に勤務経験のある日とは中国の国内企業に勤務するのには抵抗があるようです。従業員福利、賃金体系、昇給昇格など、国内企業に比べて優れているのがその原因です。

先日取引銀行の上海支店の支店長代理の方に話を聞く機会がありました。上海では依然として日本から上海、中国に進出する企業数が増加しているそうです。しかし、増加率はかなり低下し、撤退する企業も相当数に登るのだそうです。今後ますます、中小企業を中心に撤退する企業が増えるだろうと予想されています。人民元の切り上げ、人件費の上昇、安易な進出を行ったためになかなか仕事が上手く行かない、などが主な原因のようです。

我々の会社も、ご多分に漏れず、仕事は思うに任せないのが現状ですが、撤退の憂き目を見ないよう、確実に仕事をこなしてゆかなければいけません。
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by wata1150 | 2005-11-21 00:23 | 上海

十何年かぶりの再会

私の話ではありません。

同僚のF氏、昨日昼食時にエレベータに乗りました。わが社のオフィスは30階くらいあるビルの5階なので階段で降りるにはちょっと遠い、かといってエレベータはいつも混雑している。いつもは2-3分まって来なければ階段をとぼとぼ歩いて降りるのです。が昨日は直ぐに来ました。エレベータ内は数人が乗っているだけです。一緒に昼食に出たF氏は、一緒に乗っていた背の高い男性を見上げて何か言いたげです。でも、風貌は中国人で、しかも会社の社長さん的雰囲気。
エレベータを降りると、F氏はその背の高い男性に声を掛けました。”Sさんではありませんか?”するとその背の高い男性は”そうですが・・・””あ!Fさん?”なんと中国人と思いましたが、日本人で、どうも二人は知り合いだった様子です。Sさんは用があるらしく、F氏が名刺を渡しその場は別れました。

今日、昼にF氏に電話がかかって来ました。昨日のSさんです。昼食を食べようと言うのです。Fさんの話によると、Fさんは前の会社に在籍しているとき、2代目研修と言うのがあり、社外のオーナー会社の2代目を引き受けて、1年くらい、研修をする制度があり、F氏は指導員、S氏はその研修生だったのです。そして今は日本のある専門商社の中国の現地法人の総経理として上海に来て4年間になると言うのです。昼食と言うことで私ものこのこついていきました。彼は私のオフィスビルから数分のところにある、べつのオフィスビルにオフィスを構えています。

一時間半くらいの長いランチタイムでしたが、F氏とS氏は旧交を温め、今度ゴルフを一緒に・・・と言うことで別れました。

考えてみると、十数年振りとのこと、中国上海市という大都会の真ん中で十数年ぶりに知人に偶然出くわすことなど、奇跡的なことです。

現在上海には総領事館に登録されている日本人だけで5万人弱、出張者や未登録者を含めると10万人くらいいるそうです。人口2000万人くらいはいるであろう世界を代表する大都会、上海において10万人は0.5%にしかなりません。が、十数年ぶりに知人に出くわす可能性がある都会なのです。日本にいれば気づかずに通り過ぎたかもしれない偶然が上海では起こるのだ、と、なんとも不思議な気分でした。
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by wata1150 | 2005-11-17 22:53 | 日記

英語での商談

あまり仕事のことは書きたくは無いのですが、ちょっとだけ。

昨日、今日(ん?もう、昨日か?まあいいか。)とサプライヤー、ユーザー訪問しました。話は全て英語です。
昨日(もう、一昨日ですね。)は中国人で、数年前に上海で仕事上での付き合いがあった人です。が、そのときは英語はへたくそで、話していることの意味がわからず、一緒にいた女性スタッフに通訳(中国語→英語)を頼んで、ディスカッションをしたものでした。そのとき、彼はアメリカ系の会社に勤務しており、良くぞこの英語力で会社が採用した物だと思っていたほどでした。それが今回は通訳なしで英語100%で、しっかりコミュニケーションできるほどに、彼は英語が上達しており、難しい言い回しをして、私を苦しめてくれました。まだ、40歳にならない若い男性で、毎日英語を勉強しているとのことでした。やはり努力していることが、現在報われているらしいと思われます。彼はすでにもっと収入の良い別の会社に転職しており、少し、旧交を温めました。ま、仕事が上手く行くかどうかは判りませんが。

今日、もとい、昨日はT社というインド系の商社に行きました。AWという若い女性で、弊社に電話をかけてきたので、会いに行ったのです。AWさんは独身かどうかは判りませんが若いシンガポール国籍の人で、今までに、香港、日本、ロシア、チェコ、オーストラリアなどに駐在したことがあるそうです。少しシンガポールなまりのある、しかし正しい英語で話します。聞けば中国の普通語、広東語、英語、ロシア語などは使えるそうです。私が過去にシンガポール市場を担当したときに、あるインド系のユーザをたびたび訪問しまして、そのときの相手先だったACという女性担当者とは同僚だそうです。その頃のことが懐かしく、仕事以外の話、シンガポールの話などを長々おしゃべりしてしまいました。AWさんも通常英語を話す機会は少ないらしく、久しぶりの英語で、リラックスしているように見えました。

私の業務環境、生活環境において、最近はほとんど英語を話す機会はなくなっており、下手な中国語と日本語の世界で、少しさびしく思っていたのですが、久しぶりに英語を話し、なんとなく肩の荷が下りたような、楽な気持ちで商談を進められました。逆に、中国語という見えない壁が自分にとってすごい重圧、ストレスになっていたことを思い知らされました。

昨夜、いつもの中国語レッスンがありましたが、その少し前まで英語をずっと話していたせいか、中国語が新鮮で、いつもより進み方が良かったように思えました。

今後もこの二人とは仕事での付き合いが続く予定ですので、次回の訪問を楽しみにしています。
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by wata1150 | 2005-11-17 01:17 | 日記

急に寒くなりました

今日、急に寒くなりました。朝はそれほどでもなかったのですが、日中気温が上がらず、おまけに終日曇天で、外に出ると背広を着ているだけでは物足りない感じです。
午後から、上海市内にあるサプライヤーさんの所に出かけたのですが、歩くのがいやで、思わずタクシーに乗ってしまいました。通常は出来るだけ歩くようにしているのですが。

先週末、敷きふとんを買ってきました。いつも買い物をする家楽福(カルフール)です。敷き布団は日式ふとんと表示されています。多分、中国ではベッドの上にシーツをかぶせその上に寝るので、敷きふとんの習慣がないのかも。敷き布団のほかに、厚手の掛け布団も買ってきました。
敷き布団は300元、掛け布団は200元、布団カバーが160元、合計660元ほどかかりました。日本円で10000円弱、日本で買うことを考えても、やや高めです。早速使ってみました。なるほど十分に暖かく、かなり寒くなるまではこれで持ちそうです。
これでダメなら、次は電気敷き毛布しかありませんが、そこまでは行かないのではないかと思います。

普段着や通勤用の服も必要です。日本から合服と冬服の背広は持って来ましたが、冬用のワイシャツや靴下が無かったので、数枚づつ購入しました。ダウンのジャンパーは持って来ましたが、軽く着るコートはありません。来月になったら買おうと思っています。
電力料金は安くないので、エアコンをできるだけ抑えて、厚着して経費節減しなければいけません。風邪を引くことが一番高価ですので、できるだけ風を引かないように配慮しながら、冬を乗り切るようにしようと思います。
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by wata1150 | 2005-11-15 21:33 | 日記

中国人のマナー意識

日本人が中国に来て違和感を感じる物に、マナー意識があります。私だけが感じている物とはどうも違うようで、日本人なら誰でも、特に中国に住んでいる人は誰でも感じた経験はあるようです。

(例1)オフィスビルのエレベータ
昼食時は特にそうなのですが、一階でエレベータを待っていると、やがてドアが開きます。すると、日本ならば、エレベータから出る人が全員出終わるまで待って、それから乗り込む人が順次乗り込みますが、中国では、降りる人が降りる前に、エレベータの前で待ってた人がどやどやっと乗り込んでしまいます。それで、降りる人が降りることが出来なくて、ドアが閉まりかけるときに中から悲鳴を出し、乗り込んだ人を掻き分けてやっとこさ、出てきます。このような状況はエレベータに限りません。バスや電車の乗降時についても同じことです。
オフィスの中国人スタッフや知り合いの中国人に聞いてみました。すると、全員が口をそろえて”当然降りる人が全て降りるまで待って、それから乗り込まなければいけない”と言います。要はほとんどの中国人はマナーはかくあるべき、を知っているのです。しかし、ほとんどの人は、守っている気配がありません。ある人に言わせると、他の人がしっかり守るならば、自分もしっかりとマナーを守って行動する。が、他の人が守らないのであれば、自分もマナーを守る必要はない、ということでした。

(例2)電車の中やエレベータの中での大声での携帯電話
私は上海市内に出かけるときに、よく地下鉄を利用します。地下鉄の方が、時間的に早く目的地に着ける場合が多いからです。現在のところ、上海の地下鉄の中で、携帯電話を使ってはいけないという規制はないようです。中国人は、特にお互いの主張を述べ合うときは大声で怒鳴り散らすことが多いようです。相手に対して言い負かそうとする心理が働くからだと思います。ま、それは文化的背景から致し方ないことだとは思いますが。それで、電車の中、エレベータの中で大声で携帯電話で会話をしています。周りの人にとっては、会話の中身は全てわかってしまうのですが、話している本人は一向に気にする様子もなく、会話を継続しています。そうでなくともせっかちな人が多い中国人は、大声での会話を聞かされて、いらいらしないのでしょうか。

(例3)歩行者の道路横断
交通ルールの話を書いたときに、車についてのマナーは書きましたが、歩行者も結構マナーは悪いようです。歩行者横断禁止などの道路標識は見たことは有りませんが、信号に関係なく、また横断歩道であろうがなかろうが、車の流れを見ながらす~いす~いと歩行者が道路を横切るのを良く見かけます。時には自動車専用道路であっても歩行者が横切るときさえあります。無論生命の保証はないのでしょうが、車を運転する側も自動車専用道路で人を轢きたくはないでしょうから、人にも注意しなければならないのです。

(例4)電車で席を譲る
中国人のマナーの悪さは、いくらでも列挙することができますが、良い例もないわけではありません。先日、地下鉄で陸家嘴から中山公園まで乗ったときのこと、河南中路から乳飲み子を抱えた若いお母さんが乗ってきました。案の定、車内は結構込み合っていたのですが、そのお母さんは何とか席に座ろうとあたりを見渡しました。無論、空席などありません。椅子には比較的若い女性や、中年のおじさんやおばさんが椅子を占拠していました。電車が動き出したときにそれまで椅子に座って眠りこけていた中年のおじさんが、揺れで目を覚まし、斜め前にいた母子を見つけて、サッと立ち上がりました。席を譲ろうというのです。ところが、驚いたことにちょうどその席の前にいた40歳か50歳くらいの、比較的元気そうなおばさんが、母子が席に着く前に、サッとその席に座ってしまったのです。そして雑誌を広げて読み出しました。それを見ていた、席を譲ろうとしたおじさんの隣の若い女性が、立ち上がって席を譲り、母子は席に着くことができたのです。この席を譲ったおじさんは、その後私と同じ中山公園で降りました。母子も中山公園でした。最後に席を譲った女性と、席を奪い取ったおばさんは途中の駅で降りたようでした。河南中路から中山公園まで10分くらいだったでしょうか。中国の現実を垣間見たような気がしました。

例を挙げればキリがありませんが、国家経済が急速に発展している中国では、この程度のことは仕方が無いのかも知れないと、思ったりもします。学校でも公共マナーは教えているようですので、徐々には改善してゆくのでしょう。
日本でも、煙草のポイ捨て、列の割り込みなど、海外の方から見たら”日本はなんとマナーの悪い国か”と思われているのかもしれません。意識して、マナーを守るよう、気をつけたいと思います。
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by wata1150 | 2005-11-14 20:08 | 日記