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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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2008年も押し詰まってきました。

2008年もあと残すところ10日余りになってきました。

今年のブログの記事を見てみると、なんと仕事に関することが多いことか。それだけ仕事に夢中になって取り組んできたと言えるのかもしれません。反面、仕事しか考えることが無かったと言えるのかもしれませんが。

それでも、今年もブログ表示ができないと言う悲しい環境下、何とか書き続けてこられたと言う、多少の満足感はあります。そして、何とか来年も細くでも良いから書き続けてゆきたいと思うのです。

今の仕事の状況では、会社の中で2008年を振り返ることなどほとんど無い状況です。わずかに2009年の年度計画を作る際に2008年実績を分析する際に振り返った程度です。2009年の販売計画、投資計画、人員計画、収支計画など主な計画はほぼ完成しました。そして、先ほどまでそれを眺めつつ、2008年の出来事を思い出し、そして来る2009年に思いを馳せていました。

2008年1月はほぼ順調にスタートしたような気がします。ただ、旧正月の有る2月は販売が落ち込み、それが例年に無く異常な様相で、不安を感じた私は販売スタッフに、市場の状況を調査するよう指示をしました。そして、市場がアメリカから始まって悪化していることを感じ、始まったばかりの2008年の年間販売計画の下方修正をしました。

これが今年の苦労の始まりでした。ドル安円高、人民元高、新雇用労働法、インフレと金融引き締め、外国企業への優遇税撤廃、石油価格高騰、金属材料の高騰など経営への懸念要因は増加する一方でした。それでも、生産性の向上、販売価格の引き上げ、賃金の引き下げ、労働時間の短縮、投資の抑制、経費の削減そのほか多くの対策をしながら今日まで何とか乗り切ってきました。

乗り切ってこられたのは、オーナーや総経理の理解だけでなく、全スタッフの理解と協力があったからだといえます。皆に感謝です。

2009年は先行きの不透明感がいっそう色濃くなってきています。アメリカの金融危機への対策は一向に見えてきませんし、日本の円高に対する動きもいまいち鈍い感じです。トヨタやSONYなどの大手企業までもが大きな業績低下に見舞われ、リストラ、工場閉鎖などの経営対策に追われています。一向に明るい光が見えてきていない現状です。

但し、中国人民銀行が貸出金利の引き下げを行い、また年末には再度の引き下げを行うとの観測も生まれています。来年に向けて銀行が貸出金利を緩和し、また積極的に市場にお金を供給することは、必要なことだと思います。少しでも倒産企業を少なくし、失業者を減らし、市場を活性化する必要が有ると思います。

中国は、日本と違って年末年始休暇はありません。従って、本来は1月1日が休日になるだけです。その代わりに、長い旧正月休みがあります。今年は、中国の旧正月が1月に有ることから、会社は休日の振り替えを行って、1月は1日、2日、3日と3連休にしました。私にとっては、別に何をすることも無いので、寮でTVを見たり、本を読んで3連休を過ごすつもりです。

このような経営環境下、日本が正月だからと言って、帰国して家族とともに休暇を過ごすことは出来ませんが、旧正月には帰国し、数日の休暇を過ごし、また2009年の仕事に取り組みたいと思っています。
by wata1150 | 2008-12-22 14:48 | 挨拶