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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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日帰り温泉行 再び須川へ、そして温湯温泉

梅雨に入り、連日小雨模様の仙台です。気温は、日中は20度を越すのですが、朝夕は17度から18度程度。とても寒い毎日です。恵州を出たとき、恵州の気温は、日中は37度前後、夜に入っても30度をわずかに切る程度でした。仙台との落差は20度弱もあるのです。寒く感じるはずです。

例年仙台の気温はこんなものなのですが、暑い恵州にいたせいで、長袖を持って来るのを忘れてしまいました。それで、2~3日は半袖で我慢をしていたのですが、どうにもたまらず、古い長袖のシャツを探し出して着込みました。大阪や、横浜はそれほど寒いとは感じなかっただけに、この寒さは老体にはこたえます。

寒い仙台にいて、我慢をするだけではいけないと、例によって温泉へ。今回は妻のリクエストもあって栗駒山頂の須川温泉に行きました。ここは昨年11月半ばにも、紅葉見物がてら出かけたのですが、あいにくの霧と小雨で、何も見えませんでした。但し、温泉の湯は良かったので、お風呂だけでも・・・と思って出かけたのです。

梅雨の真っ只中なので、小雨は多少ぱらついていましたが、前回のように視界がまったくないということはありません。快適なドライブで、我が家から2時間半で須川高原温泉ホテルに到着。前回は入れなかった露天風呂に入ってきました。
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30人や40人はゆうに入れそうな大きな露天風呂でした。但し、気温は仙台より更に寒く、15度前後でしたので、露天風呂は湯気にけむり、湯気は硫黄臭が強く、いかにも温泉風情でした。
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今回は平日と言うこともあり、また梅雨の期間中ということで、訪れるお客さんの数も少なく、のんびりと、ゆったりと気持ちよく温泉につかることが出来ました。乳白色の強酸性の湯と言うことで、PHは2.2、なんと塩酸などと同等レベルです。時計や金属製の腕輪などははずして入らなければ、ボロボロに腐食しまうほどです。
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須川高原温泉ホテルに隣接する、栗駒山荘で昼食。岩魚丼という珍しいものを食べました。(写真を撮り忘れました。残念。)ご飯は酢飯、岩魚は刺身にして、出汁に漬け置きして味がついたものを、岩魚の卵と共にご飯に乗せていただきます。岩魚の卵は初めて食べたのですが、鮭の卵(いくら)よりも皮が硬く、プチプチと言う歯ごたえがありますが、あまり味は無い感じでした。

食後、栗駒高原を宮城県側に降り、途中「温湯温泉」という余りメジャーではない、秘湯と呼ばれる温泉に立ち寄り湯に入りました。佐藤旅館という温泉宿ですが、立ってから100年は経っているかと思えるような、いかにも古びた、佇まいです。
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秘湯というだけあって、露天風呂には「日本秘湯を守る会」メンバーの証のおおきなちょうちんがぶら下がっていました。
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露天風呂は、渓流のそばにありその向こうは山がせまり、なかなかの景観です。私のほかに誰もいなかったので、この景観を独り占めにして、無色透明な温泉につかりました。多少ぬるめですが、気持ちの良い温泉でした。
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数日後には、横浜にもどり、仕事に復帰。そして、週末には中国に戻ります。温泉行脚もまたこれでしばらくはお預けです。
by wata1150 | 2007-07-05 22:38 | 日本滞在記