中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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「世の中にかほどうるさきものは無し、文武と言って夜も眠れず」

「世の中に、蚊ほどうるさきものは無し、ブンブと言って夜も眠れず」

これは、江戸時代の狂歌のひとつであろうか。本来の作者は
「世の中にかほどうるさきものは無し、文武と言って夜も眠れず」と歌いたかったのだが。

私の住んでいる恵州市の恵台工業園区は恵州市の市街地から7~8km北方にいったところにある。恵州市によって工業団地として造成された一角である。恵州市にはほかにも工業団地はあるらしいが、まだ行って見た事はない。

20年以上も前に造成されたのだが、まだスペースが十分に埋まっているわけではなく、あちらこちらに空き地が存在している。また、大型トラックや、コンテナーを積んだ車が多く行き交う為、道路の痛みは激しく、あちらこちらに窪みや水溜りができている。工場敷地内には、緑が多く配置され、噴水や池などを設置している企業も多々ある。

こうした環境下、夏場になってくると、どうしても蚊の発生を見ることになる。会社のオフィスであれ、私が住んでいる寮であれ、至る所に蚊の大群を見ることができる。

昼間はまだ良い。手で追い払っても何とかしのげる。が、夜に部屋に戻ってからが一騒動。部屋のすべての蚊を退治することから始まる。

部屋には蚊の対策として2つの設備がある。ひとつは「蚊帳」ベッドに白いレースの蚊帳が張られている。夜、寝るときにかに刺されないようにする配慮である。もうひとつは小型のテニスラケットの形をした、電気蚊取り器。スイッチをオンにしてラケットのネット部分に蚊が接触すると、バチっと音がして、蚊が感電死する仕組み。時には電圧が高いためか、青白い火花を発して燃え上がることもある。

さて、部屋の蚊退治は、まず、ラケットを持って、蚊を発見することから始まる。大概十数匹はいるので、ラケットを振って蚊を飛び出させる。シャワー室や洗面台、事務机の下やベッドの下、カーテンの隙間や裏側などがターゲット。これで4~5分間、蚊と格闘。一通り退治したところで慎重に蚊帳の中に入って、蚊帳の中の蚊の発見と退治。蚊帳はいつも塞がっているので蚊は入らないはずなのだが、どうも毎回数匹は入っている。蚊帳を揺さぶり、蚊を飛び出させたり、白いレースの上に止まっている蚊を発見して退治したりする。

この、蚊帳の中の蚊退治を怠るとえらい目にあう。酒を飲んで帰ったりして、蚊退治をせずに眠ってしまうと、一時間か2時間後に必ず目が覚める。手足か首筋のどこかがかゆくなったり、そうでなくとも、ブーンという蚊が飛んでいる音で目を覚ましてしまうのである。

そうなったら、翌朝の睡眠不足を覚悟しなくてはならない。どうも蚊帳の隙間からも蚊は入ってくるらしく、部屋の蚊を全部退治し、蚊帳の中を退治してから再度眠りにつかなければならないのだが、一度寝てしまっているので、しっかりと目が覚めてしまい、逆に神経が研ぎ澄まされてしまって、どうにも眠れない状態になってしまうのである。よし、寝よう、と決め目をつぶるが、まもなく“ブーン”どこからとも無く聞こえてくる。実際は、蚊はいないのかもしれないし、実際の蚊の羽音かもしれない。結局朝まで、目と耳を研ぎ澄ませた状態でいることになるのである。

まさに「蚊ほどうるさきものは無し、ブンブと言って夜も眠れず」である。
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by wata1150 | 2007-03-27 01:44 | 恵州の事