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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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久しぶりに双発プロペラ機に乗った。

入社一週間目にして、日本出張となり、昨日成田についた。

会社は香港系で、香港に本社があり、出張手配などは全て本社にて行う。今回は董事長(社長)と同行なので、チケット手配も全て香港サイドで行った。香港発9:55ANA便成田行きであった。社長は日系航空会社の方が好きなようで、大概JALかANAだとか。年に数度は日本の客先回りをするという。

私は、就職採用決定後即勤務ということになったため、帰国しなかったので、社長が自分より2日早い便で一旦自宅に戻る時間をくれるという、特別な計らいをしてくれた。。そのため、成田から仙台まで昨夜のうちに帰りつき、今日は家で過ごし、明日再度東京に向い社長と合流する予定となった。そこで、私は成田発仙台行きという飛行機に乗って仙台に帰ってきたのである。

ところで、私は成田から仙台行きという飛行機の便があることを知らなかった。
IBEXエアラインズというANAとの接続を中心に運行する航空会社が成田空港と仙台空港を一日一便運行している。この会社は、特にローカル空港を結んで小型飛行機で運行しているらしい。フォッカー50、ボンバルディアなど、50人から56人乗りの双発プロペラ機を中心に運行していると言う。私が乗ったのはフォッカー50という56人乗りの飛行機であった。
フォッカー50 56人乗り。
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ボンバルディアDHC-8。
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当然ジェット機に比べてスピードは遅く、成田から仙台まで所要時間は55分である。運賃は片道16200円。決して安くはない。ただし、成田空港からJR仙台駅までJR成田エクスプレス、東北新幹線で乗り継ぐと約13000円掛かり、時間的には乗り継ぎを入れると約4時間強になる。時間さえ会えば、飛行機で仙台に行くのも、いいかもしれない。

機体は低い為、タラップを4段か5段も登ると機内への入り口になる。機体の底部は地上から1mくらいあるかないか。最近はドでかい飛行機が多く、エンジンの直径が人間より大分高いところに大きな口をあけていたり、機体底部の高さがビル並の高さにあったりする飛行機が多い中、何か人間臭い現実的な感じで好感が持てる。

機内は空席が目立つ。やはり、その存在感が薄いことと、最近は仙台空港発着の国際線が増えてきたこと、一日の便数が少ないことなどが利用客を少なくさせているのだろうか。
小型飛行機なので、機体のバランスを考えてか、席の配置はばらばら、やや、後方の席の方が客の数が多い程度であろうか。利用客の数人が、前方の空いている席に座っても良いかと客室乗務員に尋ねたが、断られたようだった。機体バランス、燃料効率などにも多少影響が出るのであろうか。2~3人程度の人間の重さでどの程度変わるのかは分からないが。

私は前方から3列目の窓側に座った。両側2列ずつの席だったが、私の隣は空席だった。左側の窓から外を見るとそこにはプロペラがぶんぶん回っている。以前国内出張時によく利用したYS-11という国産の双発プロペラ機を思い出した。
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YS-11は戦後日本が開発し実際に使用された唯一の旅客機で、JALやANAなどでも多く使われていた。離着陸時の滑走距離が短い為、特に滑走路の短い離島やローカルの小さな空港では重宝だったと言われる。現在は国内では使用されているものは無くなったと言うが、何機かは、中古で輸出され後進国などの国内輸送用として活躍しているものも有るとか。

さて、YS-11に搭乗して最悪の席はどこか。言われるまでもなく、プロペラのすぐ横の窓際の席である。プロペラの風を切る振動と騒音がたまらなく苦痛で、着陸するまで我慢するのが大変である。飲み物を出してくれる客室乗務員と話をするのも、怒鳴りあうことが必要だった。今回フォッカー50の席は・・・、果たしてプロペラの真横で、窓際であった。最悪か?と一瞬YS-11のことを思い出した。が、動き出してみると、以外に振動も騒音も少なく、客室乗務員との話も、大声を出さなくとも十分で、全く問題がなかった。プロペラの径がYS-11に比べて小さいこともその原因かもしれないと思った。窓に顔を押し付けてみたが、振動も苦にならない。YS-11とは格段の違いであった。

小型プロペラ機独特の小さな揺れもほとんどなく、安定した飛行で、定刻に仙台空港に着陸した。ノスタルジーを感じながら、気分の良い時間をすごした感じで、飛行機を降りた。
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by wata1150 | 2006-12-09 11:53 | 日本滞在記