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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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続 私の愛用品 車・・・エスティマとカローラ  ”故障修理”

11月21日投稿分で、カローラが故障し、入院させていることを書きました。今日、帰ってきましたので、その報告を。

◎現象: タイヤ異常とABS異常の警告灯点灯、動作するはずのない状況下でABS動作。

◎近くのサービスセンターでの診断:スピードセンサー(後輪の回転数検出から速度を割り出す。)の異常→センサー交換。 修理費用の見積もりは部品代込み約3万5千円。

◎私は納得せず、カローラ本社のセールスに電話して、詳細調査依頼。
カローラ宮城での詳細調査の結果、現象は再現頻度は低いものの再現した。スピードセンサー波形異常なし。 信号処理のコンピュータ動作異常なし。

◎センサー周辺、センサーの清掃実施後、問題発生頻度は大幅に減少。

→結果として、センサー(マグネットセンサー)周辺及びセンサーの経時劣化及びさび、汚れによるスピードセンサーの信号異常発生。
→対策: センサー周辺の掃除、センサーを壊さない程度での錆取り。
修理後、現状問題は発生していない。

私の要望により今回はセンサーの信号や信号処理用のコンピュータ動作までサービスセンターの技術者を動員して検査をした結果、部品交換をせず、掃除だけで問題解決した。
カローラに言わせると、このような解析修理で、部品交換をしないで直った場合、技術者、サービスマンの作業費ももらえないため、サービスセンターとしてはあまり歓迎はしないようだ。従って、何らかの部品交換費用としてユーザに請求する傾向にある。

また、前回も書いたように、車が機構製品から、電気製品にその性格が変わりつつあるが、メーカとしては、体質的にまだ電気メーカ的サービスの性格にはなっていない為、電気的故障はどうしてもユーザに負担を押し付ける傾向にある。

今回、修理してもらうに当たって、営業マンにはかなり強く要求し、彼も精一杯こたえてくれた結果、我が家には費用負担を発生させずに済んだ。また、彼もこの問題をどのような形でかは、わからないが上層部に報告すると言う。お互い、良い経験をしたなあ、と思った。

車の故障では、我々ユーザはどうしてもサービス会社の言いなりになってしまう傾向にある。車の技術的内容も部品の価格にしてもあまりにも知らなすぎるから。訳の分からないような故障は、サービス会社の報告を鵜呑みにはせず、よく内容を調べてもらう心構えは必要だと思う。
by wata1150 | 2006-11-25 01:23 | 雑感