中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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日本滞在記ー31 食事処 「冠木門」

ちょっと変わったレストランに昼食を食べに行って来ました。
店名は「冠木門」(かぶらぎもん)。場所は仙台市太白区坪沼。
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幹線道路から離れた細い山道を入ったところにあります。外観は一般の民家あるいは農家そのもの。道路沿いに立てかけている「蕎麦ギャラリー」の看板がなければここに何か有るとは気がつきません。
道路に車を置き、(とは言っても、駐車場ではなく道端ですが)民家の正面に回ると、いわゆる「冠木門」がそびえています。
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「冠木門」をくぐり、民家の玄関に立つと、軒下に「冠木門」の表示が。
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玄関に入ると、囲炉裏のある部屋。ここが待合室。中の収容人数が少ないので、ここで席の空くのを待ちます。囲炉裏には炭が赤々と燃えており、囲炉裏のふちに座ると、何十年か前の我が家で、祖父を中心にして囲炉裏を囲んで食事をした日を思い出しました。
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幸い今日は11時半ごろに行ったので、待つことはなく、すぐテーブルにつくことが出来ましたが。

民家を利用したレストランですから、縁側や和室が食堂になってます。縁側には古い足踏み式ミシンを改造した食卓テーブルが。
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今日は天気が良かったせいもあり、縁側には日が差してぽかぽかです。私が子供のとき、よく家の縁側で、冬の日の光を浴びながら、ぽかぽかとした中で昼寝をしていた頃を思い出し、なんともリラックスしてしまうのです。

また、和室には座って食べる方式の長テーブルと椅子に座るタイプのテーブルが一式。
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田舎の民家ですから和室は広く、12畳とか16畳とかの広さがあります。ですから、置かれているテーブルは決して小さくはないのですが、非常にゆったり配置されており、くつろいでしまいます。

メニューは蕎麦すいとん定食だけ。チョイスは、コーヒーと杏仁豆腐のみ。なんともシンプルなメニューです。醤油仕立ての蕎麦すいとん、山野草のてんぷら、同じく山野菜の炊き込みご飯、豆の煮物、そしてつけものと、内容もシンプルです。これで1000円。ボリュームは、女性やシニアのお客様にはちょうどいいくらい。男性にはちょっと物足りないくらいです。

営業は月曜日から金曜までの平日11時から15時まで、つまりランチしかやっていないのです。店員さんは一人だけ。調理担当兼、給仕担当兼、会計担当です。30歳前後の女性一人でやっているのです。一日のお客は何人くらい来るのだろうか、一人1000円では採算が取れるのだろうか、と変に勘ぐってしまいます。

決して大儲けはしないかもしれない。でも、毎日ゆったりとした時間が流れ、女性客やシニアの客と言葉を交わし、朝夕は仕込から片づけまでこなし、なんとも充実した日々を送っているに違いない。この女性店主になんとも羨ましさを感じてしまいました。

なお、週末は別の男性のオーナーの手打ち蕎麦屋が店を開いています。この蕎麦屋さんは普段はサラリーマンで、週末だけ、趣味の手打ち蕎麦を作り、お客さんに提供しているのだそうです。

週末だけの手打ち蕎麦屋さんと平日だけのランチレストランは全く関係ないのだそうで、面白くもあり、奇異でもありました。今度は週末に手打ち蕎麦を食べに行こうと思います。
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by wata1150 | 2006-11-23 02:49 | 日本滞在記