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中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
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雑感-3 就職事情

勤めていた会社を辞めて半月後くらいに、宮城県公共職業安定署(ハローワーク)を訪れた。失業補償給付を受ける為である。

昨年、長く勤務した会社を辞めたとき、やはり横浜のハローワークに行った。失業給付を受ける条件は、ともかくも就業意欲があり、求職活動をある一定頻度で行っていることだった。失業給付は、会社に勤務しているときに、支払っている雇用保険を原資としている。私は合計幾らの金額を保険金として支払ったのかは分からないし、また調べる気にもならないが、ハローワークの経費などもそこから出ていることも考えれば、支払った金額ほどには戻っては来ないのかもしれない。しかし、失業時の無収入時には確かにありがたいお金であった。

今回、やはり失業補償給付を受けることになった。金額、期間とも前回に比べると格段に差が有る。致し方ない。失業補償給付は勤務年数、勤務時の給料によって決まるのである。前回は毎月20数万円、日数は最大330日であったが、今回は月10万にも満たないし、日数は90日である。

仙台の宮城県公共職業安定署(仙台ではこう呼ばれる。地域によってはハローワークとも呼ばれる。横浜は後者であったように思う。)には多くの求人情報が登録され、コンピュータに入力され、誰でも閲覧が可能になっており、求職者がそれを見てハローワークの求職担当者に取次ぎを依頼する仕組みになっている。ほとんどの仕事は、年収にすると400万円以下の仕事である。時々500万円から600万円くらいのものもあるが、国家資格などを持っている人向けになってしまう。管理職的な仕事はほとんど無く、また、対象年齢も35歳以下が圧倒的に多く、高齢者向けはほとんど無いに等しい。。求人求職の担当者と話をしてみると、宮城県は高齢での求職は、特に高収入では求人はハローワークではほとんど無いとのことであった。彼は、私のような人の場合、東京、横浜の人材バンクなどに登録してスカウトを待つか、民間の人材紹介会社に登録して紹介してもらうほうが良いだろうとのことであった。

私は、民間の機関に登録することにした。ネットで探すと、人材紹介会社はものすごい数で存在することが判明した。私が昨年お世話になったDBM社のように、個人求職者の対応はせず、企業からの以来しか扱わない会社もある。が、ほとんどは個人求職者を登録し、求人企業に紹介する。個人に費用負担は無く、就職が決まれば就職先企業からの成功報酬を受け取る仕組みである。

インターネットに人材紹介会社をグループ化して登録するネットワークが幾つか存在する。「EN」、「毎日キャリアナビ」、「JBN」(人材バンクネット)、「e-キャリア」等等。人材紹介会社はこのようなネットワークに複数加入して個人求職者の登録を待つのである。そして一方では、会社訪問をし、求人情報を探すのである。彼らはこれを「営業活動」と呼ぶ。

私はこれらのネットワークにも登録した。これらネットワークの便利なことは、自分の履歴書、職務経歴書などをいちいち郵送で人材紹介会社に送らなくともよく、ネット上でそのネットワーク共通のフォームに記入すればよいだけであることだ。また、自分のしたい仕事、欲しい給料金額、などを記入し、人材紹介会社からの連絡を待てばよい。また、全ての人材紹介会社に存在する求人情報を検索し、その中から応募したい案件があれば、人材紹介会社に連絡をし、応募することも可能である。一方、人材紹介会社は求人情報があったときに、ネット上で求人登録者を検索し適当な人を探すだけでよい。適当な人が見つかれば、その人に電話かメールでコンタクトし、応募の意思を確認する。
この結果は、まだ出ていないので、いつか別に書くこととする。

ただし、このようなネットワークを利用して、求人情報を検索してみると、ハローワークよりは求人の範囲が相当に拡大していることがわかる。高齢者向け求人、高収入の求人、海外勤務の求人などはハローワークではほとんど見られなかったが、こういったネットワークでは少ないながらも存在はする。

私は、一年間海外勤務を経験した経緯から、中国の人材紹介会社にも数社登録した。現時点では、中国には前述のようなネットワークは存在はするのかもしれないが、見つかっていない。
但し、日系の人材紹介会社が多数存在しており、たとえば上海だけでも20数社が存在する。また、北京、深圳、香港や他の地域にも存在し、一部はネットワーク化されているそうである。
このような海外にある人材紹介会社は、やはり、現地での営業活動が日本国内にいるよりは出来ているため、求人案件の件数は格段に多い。また、紹介してくれる求人情報も多いが、面接は現地で、という場合が多く、私の方が二の足を踏む場合もある。

現在、数件の応募済案件があり、その中のいくつかは、面接をした。現在はその結果待ちという状況である。精神的にはなんとも落ち着かない日々が続いている。
by wata1150 | 2006-11-17 09:45 | 雑感