急な日本出張 格安航空券
2006年 04月 12日
日本のお客さんからのサンプルの依頼でハンドキャリーで届けます。4月中のオーダーが出るとのことで、やむなく出張です。上海に戻るのは翌日、つまり一泊2日の海外出張ということです。何せ、翌土曜日は蘇州出張が控えていますので、なんとしても金曜日中には上海に戻ることが必要なのです。
更に、月曜、火曜は日本からのお客さんのアテンド、そして水曜から木曜は広州交易会という展示会を見学の為、広州に出張と、4月末までは予定がぎっしりです。
これ以上行動アイテムが増加しても、もう入りません。優先順を考慮しながら、延期かキャンセルをするしかないのです。こうなると、知恵や能力より、体力勝負になります。
無論、家に帰る時間は無く、家族に会うことも出来ません。
ところで、今日、急に決めて航空券を手配しました。貧乏会社としてはともかく安さを優先してチケットを購入しなければなりません。日本の旅行者のサイトを覗くと、結構安いチケットを購入することが出来ます。しかし、それは日本発着のチケットであって、上海発着ではありません。上海の地元の旅行代理店に頼まなければなりません。すると、連休に向ってこれから高くなる時期で、一時3000元以下でも買えた東京上海間往復チケットはなんと4300元が最低でした。もっとも、数日予定をずらし、時間帯もずらせば3500元くらいの物もあるにはあるのですが、出張の場合、大体時間が制限されますので、多少は高めにつきます。しかし、旅行社に電話で依頼してから、チケットをオフィスにデリバーしてもらうまでわずか45分でした。サービスは、たいした物です。
改めて、日本のサイトから、航空券の料金を見てみると40000円前後です。人民元に単純換算すると2200元程度です。(日本発着ですが)日本の方が安いのです。何でも高いように見える日本ですが、中国よりも安い物もあるのですね。
私なりに考えてみると、日本発着でチケットを購入する人の方が、上海発着でチケットを購入する人より、圧倒的に多いわけですから、競争も厳しくなり、値段も下がるということかもしれません。とくに、中国系の航空会社を利用すると、安いようです。
ちなみに・・・、最近は共同運航便というのが結構ありまして、JALと中国東方航空などの共同運航というのが結構あります。で、中国東方航空の機材、乗務員、サービスでJAL便のネーミングも付くわけです。値段はといいますと、JALでこのフライトの航空券を買いますと7200元、中国東方航空で同じフライトのチケットを買うと4300元でした。機体も、乗務員もサービスも時間も全て同じであるのに、値段がこれだけ違うのです。いったい何がこの差を生むのでしょうか?
これではJALに乗りたくとも乗れませんよね。
同僚のF氏の家族はよく上海にF氏に会いに来ます。でも、価格は更に安い方法で来るのです。いわゆる格安ツアーに参加するのです。ホテル宿泊までついて3万円前後で来るようです。
上海に着くとホテルにチェックイン、その後F氏の家に、体だけ移動し、数日を過ごし、また、ホテルに戻ります。もっとも日程的には限定されますが、経済的には格段に安いようです。どういう仕組みになっているのでしょうか???
私も、妻に、上海に来るならパックツアーに参加するよう勧めました。もっとも、諸般の事情で、当分は来ることが出来ないようですが。
何はともあれ、明日から、非常にタイトな一週間です。体力維持を心がけながら乗り切るつもりです。