人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中国で単身生活をすることになったTADAの日々の感じた事を気ままに書いてます。


by wata1150
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

朝日デジタルの記事に思う

デジタル朝日の記事に有った。


(特派員メモ)粉ミルクが映す切実さ @北京

2013年11月19日09時33分

 【斎藤徳彦】「『ほほえみ』というのを買ってきて」。3年前、東京から出張する時、北京で子供を産んだばかりの中国人の友人から頼まれた。日本の明治の粉ミルクの名前だった。

 相手が切実に欲しがる土産を渡せる機会なんて、そうはない。どこか誇らしい気持ちで、手荷物に詰め込んだ。

 今年になってからも、香港からの持ち込み制限や、価格カルテルなど、外国製粉ミルクのニュースが次々と新聞の1面を飾った。関心の高さは、中国の親たちが抱える悩みの深さを物語る。「宝」の一人っ子を人に預けて働きに出る共稼ぎ社会で、自国の食品が信頼できないからだ。

 その明治が、中国での販売を取りやめる。豪州で生産するため、輸送代が重くのしかかっていた。中国紙は、外資同士の競争で明治が後れを取ったと分析した。

 原発事故を理由に、中国は日本の食品の輸入を今も厳しく制限している。明治は「日本からの輸出が可能になれば販売の再開を検討する」と話すが、いつになるのだろう。粉ミルクに関する手厚い報道ぶりに思う。これほど切実に求められる商品、そうはないのに、と。





私も極めて同感である。会社の同僚に頼まれ、どの位のミルクを香港や日本から、中国に持ち帰った事か。明治、ネッスル等々。今は一度日本から2缶しか、中国に持って入れない。

深センの羅湖のイミグレーションでは、多くの運び屋が香港から、ミルクを買い付け、中国国内に流している。国産のミルクよりはずっと高価なはずだが、お客は絶えないようだ。

今は同僚のS君の奥さんが妊娠中。来年はS君の運び屋をやることになるのか?
by wata1150 | 2013-11-19 16:31