和諧号は健在です。
2011年 08月 18日
上海虹橋から蘇州まで中国版新幹線「和諧号」に乗りました。中国版新幹線は初めてではありませんが、この前の温州での事故以降では初めてです。
虹橋駅の構内では、列車運行停止の表示が出ていました。写真を拡大してみてください。
私が乗った「和諧号」は社内は700系新幹線とほぼ同じものでした。
思い切って奮発して、一等車のチケットを買いましたが、虹橋ー蘇州間は31元でした。以前は40元か50元はしていたように記憶しているので、多少価格も下がっているようでした。
蘇州駅にはほぼ30分で到着です。以前、新幹線が走る前は45分程度、新幹線開通後は約20分、そして事故後は30分。列車速度を調節していることを感じます。
新幹線蘇州駅。新築され、きれいになりました。
考えてみると、以前は恵州から蘇州に行くのに、上海虹橋空港か、上海浦東空港に降りて、地下鉄で上海駅まで行き、列車に乗り、蘇州にたどり着きます。今は虹橋駅に新幹線が止まるので、地下鉄に乗る必要はなく、楽になりました。
あとは、チケット購入の問題だけです。最近は自動販売機ができてだいぶ楽になったようですが、中国人の身分証の読み取りが必要なのです。外国人には使えないのです。しかし、この自動販売機は一人で何枚ものチケットを購入できないため、複数を購入する場合には複数の身分証が必要です。そのため、列車チケットのダフ屋は姿を消したようです。